日別アーカイブ: 2010年10月30日

Fallout: New Vegas日記08 My Kind of Town 1


Goddspringsを出てPrimmの町を目指す積もりだったのに
最初から躓いてしまった。弾薬が補充出来たと思えば問題無いのかも知れないが
なんだかちょっとむかつく。
「この辺りは危険ですよ。貴方はもうちょっと慎重に行動する必要が有りますね。」

うわぁ!ってVictorかよ!驚かすな!
思わず撃っちまう所だっただろうが。
「貴方に危険が迫っていると感じたので来て見たのですが・・・」
なんだよそれ・・・危険を感じるとかどんなロボットだよ。
「私は1マイル先からでも危険の匂いを嗅ぎ取る事が出来るのです。
幸い貴方は無事でしたが人は助けを必要とするものです。
貴方がそれを忘れなければいつか貴方の行いは貴方自身に戻ってくるでしょう。」
何言ってるのかさっぱりだよ、Victor。
一体何なんだ?まさか追いかけてきたのか?
それとも一緒に旅に出たいとか?
「いえ、別に。」
あぁそうですか。ちょっとだけ期待したが馬鹿みたいだ。
んじゃ忠告ありがとな、さよーなら。
「はい、貴方の行く先に幸福が有る事を願っております。」

そう言うとVictorは現れた時と同様、すーっと走り去っていった。
はぁ、旅の道連れが出来るのかと一瞬でも期待したのが恨めしい。
・・・Primmに向かうか。
Sunnyの言うとおり幾らも進まない内にハイウェイに出た。
南東に進めばPrimm、北へ進めばNew Vegasだ。
道なりに進んでいくと壊れたキャンピングカーを見つけた。

Pip-Boyに反応が出る。Powder Gangが襲ってきた。
まだこの辺にうろちょとしていたのか!


4人いたGangを片付けて弾薬をいただく。
こいつらの服がもうちょっとマシな作りなら良いんだが
売り物にしようにもかさばるし重いしで持って行くのも面倒だ。

キャンピングカーの影を覗くと襲われたらしいCaravanの者らしい亡骸が有った。
これがRingoの言っていた襲撃された場所なのかもしれないな。
それはそれ、これはこれと言う事で漁れる物は全ていただいておく。
何が役に立つか判らんし、死人に金は要らないだろう。
んー、ちょっと懐も暖かくなって来たしこのままVegasに向かっても
罰は当らない様な気がするよなぁ。

は!なんだ今のは?
なんだかこのまま北へ行けば恐ろしい物に出くわしてしまう気がしてきた。
多分気のせいだろうけどやっぱりPrimmに向かおう。


夜なのではっきりしないが遠目に町らしい物が見えてきた。
双眼鏡で覗いてみるとNCRの物らしい旗も見える。
バリケードに近付くといかつい装備の兵士が声を掛けてきた。
「おいおい、一体全体何処へ行こうってんだ?
町は囚人共に占拠されちまってるんだ。立ち入り禁止なのを知らないのか!?」

へ、囚人?あのこの町へ来れば何か仕事・・・じゃない情報が手に入るかと思って来たんですけど。
一体何が起きてるんで?
「刑務所から脱走した一部の囚人が町を占拠してるんだ。
町の者達は殺されるか身を隠している。
悪い事は言わん。GoddSpringから来たのなら引き返せ。」
いや、ここまで来て引き返せと言われても。
それに囚人が暴れてるって言うんなら元はあんたらの責任じゃないんですかい?
なんでとっとと囚人共を捕まえようとしないんで?
「我々はそうしたいのだが、町の住民はそれを拒否している。
それに囚人の数が多くて手が出せない。今は応援を待っている状態だ。」
なんだかなぁ、ええと誰か話の出来る人とかいませんか?
「・・・どうしてもと言うのならHayes大尉と話すと良いだろう。
このまま進んだ先にテントが有る。
撃たれたくなかったらおかしな真似はするなよ?」
見張りのNCRの兵士に礼を言ってその場を後にした。
なかなかいい装備をしてたなぁ・・・その内頂いてやろう。

廃屋でベッドを見つけたので一休みしておいた。
目が覚めると目の前にPrimmの町が見渡せる場所だった。
Sunnyのいっていた通り、コースターのコースが見える。

せっかく来たのに町に入れないと言うのも癪に障る。
なんとかって言う大尉さんに会っておこう。
瓦礫の山を進むとNCRのテントが見えた。
見張りの兵士に大尉の居場所を聞くとテントの中だと言う。
さっそくテントに入り込んでみるとはいかにも偉そうな帽子を被った男がいた。

「私はNCRの第5大隊、第1中隊のHayes大尉だ。
君は一体何の用だね?」

態度はでかいが口調は丁寧だ。町の人間だとでも思われてるんだろうか?
あの実はカクカクシカジカで町へ行きたいんですが、
なんか囚人共に占拠されてるとかで。
あの、一体NCRの皆さんはここで何をしてるんで?
「我々は刑務所から脱獄した囚人達を捕獲する為にこの町へやって来た。」
はぁ、その割には何かしてるようには見えないんですが・・・何か問題でも?
「作戦に問題は無い。問題は物資だ。
我々が最初に入手した情報よりも囚人共の数が多い。しかもしっかり武装までしている。
現在は増援を待っている状態だが、くそ・・・事態は進展していない。」
進展は無しと。
「NCRCF、New California Repuclic Correctional Faction。
つまり我々の厚生施設に収容されていた囚人共は反乱を起こし、
ダイナマイトを手に入れた。警備兵を殺し集団となって
自分達の事をPowder Gangと名乗っている。
幸いこの町を占拠している連中Gangとは関係無い独立した少数の脱獄犯のようだ。」

あー、Powder Gang共のなりそこないですか・・・
口には出さなかったが騒動の元は自分達で撒いた種じゃないかと。
結局許可は貰えなさそうなのでそのままテントを出た。
さて、Gangとも関係無いただの囚人ならなんとか出来るか?
NCRの増援とやらを待っていたら何時になるか判らんし
勝手に町に入らせて貰おう。

見張りの目を盗んでPrimmの町に忍び込んだ。
Pip-Boyには人の反応は無い。
何処かに隠れてるか、皆殺しにされたのか・・・
先へ進もうとした所でPip-Boyに反応が出た。敵のようだ。

襲い掛かってきたのは見慣れた囚人だった。
武器も持ってはいるが9mmピストル程度のようだ。
よし、これならなんとかなりそうだ。
町の危機を救って感謝されたら家の一軒位貰えないかしら?

隠れられそうな家を見つけたので取りあえず忍び込んでみる。
ここも人の気配は無い。
人の気配は無いが血の匂いがする。部屋の奥を覗くと死体が有った。

ベッドの足元には保安官の服が転がっている。
この小屋はこの町の保安官の家だったようだ。
真っ先に襲撃されたのかもしれない。
泥棒働きはなんとなく気がとがめたのでそのまま小屋を出ると囚人と鉢合わせした。
いきなり撃ってくる。うん、やっぱこういうヤツの方が気兼ねしないでいいや!


襲って来た囚人を片付けた。Pip-Boyの反応はこれで全部消えたようだ。
壁伝いに進んだ建物の入り口が目に入った。
この中に町を占拠している囚人共がいるのだろうか。
よし、先ずは中を覗いてみてー

「何をしに来たか知らんが子供がこんな所に何の用だね?
この町の有様を見ていないのか?」

建物に潜り込むと目の前に老人がいた。
・・・危ねぇ、思わず撃つ所だった。
囚人共では無く町の人間が立て篭もってる建物に飛び込んでしまったようだ。









・Primm
ネバダ、クラーク郡の町、Primm Vally。
3箇所のカジノで成り立ち、町の住民は全員その従業員だそうです。
元々はStateLineと呼ばれていた場所が州の境界(State Line)と混同されるという事で
1996年に現在の名前に変更されたと言う経緯を持ちます。
あれ?Falloutの世界は60年代に分岐してる筈じゃぁ?
町の名前はカジノのオーナー、Ernest Jay Primmにちなんで付けられたとの事。
現在の人口は1,000人余り。GoodSpringsからPrimmの町迄の距離は約30km。
Primm, Nevada

Fallout: New Vegas日記07 Talk to Victor

GoodSpringsを襲撃しょうとしたPowder Gangsを撃退した。
騒動も片付いたしそろそろ町を出ようと思う。家も無いし。

サロンに顔を出す。ラジオの修理を頼まれたのをすっかり忘れていた。
ええと、こいつか?試しにスイッチを押してみる。・・・普通にラジオ聞こえるし。
誰だか知らないがいつの間にか直してしまったようだ。

何か追加の報酬位貰えるかと期待したのだが無駄足になったようだ。
Trudyに声を掛けるのも面倒なのでそのままサロンを出る。
そう言えば全然このサロンでくつろいでないな。その内酒でも飲みに来よう。
次にChetの雑貨屋に顔を出す。Gang共から剥ぎ取った装備を売り払っておこう。

「やぁ、ありゃとんでも無い戦いだったな!取りあえずの問題は片付いたが
奴らが仕返しに来ないと良いんだが。」
そう言うのは戦ってから言えよ。しけた弾薬寄越しただけの癖に。
Gangの装備を売り払ってCapに変えた。
9mmピストル用の”特別な”弾薬を買うにはやっぱり心許ない。
むぅ、銃より弾薬が高いってのはどういう事だ・・・
あーそう言えばGangの事で頭が一杯で聞き損ねてたけど
自分を撃った連中の事を何か知らないか?
Trudyの店で騒いでたらしいんだが。
「あぁ、あれは典型的なVegasの町男の身なりだったな。
連れてた男達と銃は多分、Great Khansのの物じゃないかね。」
Great Khans?
「違法な薬、麻薬の類を扱ってる。卑怯で卑劣なくそったれどもだ。
あんたがその辺で見つけたり買ったりする”薬”は大概Great Khansが作ってる。
あいつらは何でもやるが、あんたが奴らの欲しがる物を持ってたとも思えんな。」
んー・・・そのGreat Khansってのがスーツ男の仲間なのか?
名前を聞いても全然ピンと来ない。一応名前は覚えておくか。
んで、そのちょこちょこ出てくるNew Vegasだけどあんたは行った事が有るような口ぶりだな。
「2回行った事が有る。浴びる程酒を飲んでそれ以上に金を毟られたな。
あんたがVegasに行くならGomorrahへ必ず行ってみた方がいい。
あそこは最高のカジノだよ。」
Gomorahとか、どんなカジノだよ・・・焼き殺されそうな勢いだな。
「それとVegasに行くならNCRの警備隊とMr.Houseのロボットとはいざこざを起こすなよ?」
うん、一応覚えておく。その内行くだろうし。
何時になるかさっぱりだけどな。
んで、そのMr.Houseって誰よ?
ぽんぽん聞いた事の無い名前出されても困るんだよ。
「Mr.HouseはLucky 38ってカジノのオーナーなんだが、誰も見た事が無いんだ。
俺の知る限り彼を見た者はいない。」
また思わせぶりな話だな。
「あんたを掘り出したロボットのVictorはMr.Houseに関係が有ると思うんだ。
Vegasにいるロボットと同じだし。」
そうなのか?そう言えばすっかり忘れてた。
Chetに礼を言って雑貨屋を出た。そうだよ、Victorを探してたんだ。

Pete爺さんが言うには町の南の外れに住んでるって・・・こいつか!?
町から少し離れた学校跡の隣に小屋が有ってその前に大きなロボットが立っていた。
「やぁ、こんにちわ。元気そうですね。」

あ?あぁ。ええとVictorが墓から掘り出してくれたって聞いて探してたんだ。
助けてくれて有難うな。
「礼には及びません。私は常に困っている人を助ける準備が有ります。」
はぁ、そりゃどうも。なんか調子狂うな。
それで、自分を助けた時の状況って言うかその辺を教えてくれないか?
「あの夜、骨畑から騒動が聞こえて来た時に私は散歩をしていました。
丁度貴方が埋められる所だったのです。
私が駆け寄ると男達は逃げていきました。
私は男を達を追いかけず、貴方を掘り出しDoc Mitchellの元へ運びました。」

骨畑?あぁ墓場の事か?ふーむ、完全に埋められてた訳じゃないんだな。
運が良いのか悪いのか判らんけど。
それでその逃げてった男達の事をVictorは何か知らないか?
「私は彼らが何者なのか判りません。町の他の人達なら何かしっているかも。」
うーん、結局誰も判らないって事か。
Chetの言ってたGreat Khansってのを調べてみないと駄目か。
しかし、なんでVictorみたいなロボットがこの町にいるんだ?
と言うか、始めてみる。一体何時からここに住んでる?
「私はRobco FactoryのSecuritron、 Securty Model 2060-Bです。
10・・・15年程ここにいます。それ以前は・・・ふむ、思い出せませんね。おかしいな。
とにかくこの町は静かで良い町です。落ち着ける素晴らしい場所です。
もし貴方が私の兄弟に会うような事が有ったらVictorがよろしくと言っていたと
伝えていただけませんか?」
pete爺さんが行ってた通り何処か壊れてるように見える。
10年何事も問題を起こさなかったのなら大丈夫そうだが・・・
聞き出せる様な事は無い事しか判らなかった。
町で聞ける事は全部聞いて回ったようなような気がする。
ぼちぼち何処へ行くか考えよう。
あ、Sunnyにも話を聞いておくか?よし、この辺りの事をもうちょっと仕入れて行こう。
「で、何が知りたいの?」

Sunnyは自宅にいた。出かけると言うと相談に乗ってくれる事になった。
そうですね、Primmって町がある事を聞いたんですけど
何か知ってる事を教えて貰えませんかね?
「町を出て南に向かえばハイウェイに出るわ。
そのまま南東に向かえばPrimmの町よ。
町の真ん中にローラーコースターが有るから間違えようが無い筈よ。
NCRの前線基地が有るわ。パトロールしてるから普通に辿り着けると思うけど
ハイウェイを外れたら何が起こるか判らないから銃の手入れはしておくのね。」
道なりに南に行けばPrimmって所には行けると。メモメモ。
NCRがいるんですか。そう言えばそこら中にいるとか聞きましたね。
「New California Republic。移民と兵士の集団ね。
強引な連中だけどハイウェイの掃除はしてくれるから間接的に助かってるわ。
危険な野生動物とか、Gang連中を排除してくれるから
この町は助かってる筈よ。他の連中も迂闊に手を出せない。」
他の連中って言うとPowder GangとかCaeser Legion?
「Gangは貴方も見たでしょうけどLegionの事は私も良く判らないのよね。
噂じゃ奴隷商人で人殺しらしいけど。」

あんまし脅かさないでくださいよ。会うのが怖くなってくるじゃないですか。
それで後、この辺で気を付ける様な事は有りますかね?
「この辺はCoyoteとGeckoがいるわ。どっちも手に負えない物じゃないけど。
Geckoはもっと大きなヤツがいるらしいけど私は見たことは無いわね。
それと北の採掘場は近寄らない方がいいわ。あそこは狩をするような場所じゃないし。」
はい、一応そのPrimmって所に向かって見る積もりなんで
北は後回しですかね。後はなんかCapを稼ぐ方法とか有れば・・・
「私はGeckoを狩ってるわ。肉は美味しいし、皮は買い手がすぐ見つかるし。」
肉と皮は売り物にしろと。了解、判りました。
Sunnyに礼を言って町を出る事にした。
取りあえずなんにも当てらしい当てが無いのでPrimmという所を目指してみよう。

町を後にして暫く進むと岩場に人影を見つけた。
Gangかと思ったが違うようだ。
「あぁ!お願いだ助けてくれ!娘がGeckoに襲われてるんだ。
私は助けようとしたんだが近寄る事も出来ない!」

おいおいおい、泣いてる所じゃないだろ!
その娘ってのは何処にいるんだよ!?
「娘はそこの壊れたラジオ塔を超えて坂を上った所に・・・
Geckoに囲まれてちまってるんだ!」

男の指差すほうを見ると確かにラジオ塔が倒れてる。
坂道もその先に見える。判った、ちょっと待ってろ!
坂を駆け上がるとGeckoが襲い掛かってきた。邪魔だ!
って何匹いるんだよ!?




弾を節約しようと銃を使うのを控えていたがそうも言ってられない。
ダイナマイトで走り寄ってくるGeckoを吹き飛ばした。
坂道を駆け上がるとGeckoに襲われたらしい骨の山が目に入った。
娘さんは何処だ!?

周囲を見渡してもそれらしい物は見えない。遅かったか?
岩山によじ登ろうとするとさっきの男が走ってきた。
なんだよ、自力で来れるじゃないか。おい、娘さんがいないぞ?どうなってる?

「Geckoを片付けてくれて有難う。騙してすまなかったな。
そこの荷物の隠し場所に用が有って来たんだ。
あんたを片付けたらゆっくり回収する事にするよ。」

男の手には銃が握られている。
あぁ、なるほど。騙されたって事か。
娘さんなんてのは最初からいなかったらしい。そりゃ良かった!

チッ・・・こいつ碌な物持ってないな。
あ、そう言えば荷物がどうとか言ってたな。有りがたく頂いておこう。

さて、Primmへ向かわねば。









・壊れたラジオ
Trudyから依頼されるラジオの修理。
日記中では思い切り勘違いしてますが、修理するラジオは
Trudyのいるカウンターの後ろに有ります。どうしてJuke Boxと間違えたんだろう?


・壊れたラジオ塔

この場面の後ろに見える倒れた鉄塔辺りから右に曲がり、坂道を上ると行き止まりになります。
そこでGeckoを倒すとイベントが進行します。
※日本語版の場合、
「騙して悪かったが取引出来るから勘弁してくれ。」と言うような事を言いますが、
元の英文ではお前を始末すると言っているだけです。
タダの悪人、イベント雑魚なので気にせず倒せば良いと思います。