カテゴリー別アーカイブ: Mount & Blade

Mount&Blade 日記目次


:Mount & Blade プレイ日記

2周目 ベージャー王国編

Mount & Blade日記33 山賊の娘
Mount & Blade日記34 技術者と医者
Mount & Blade日記35 油と毛皮と香辛料
Mount & Blade日記36 優男と鬼教官
Mount & Blade日記37 家出娘と馬泥棒
Mount & Blade日記38 女公とベージャー王
Mount & Blade日記39 ハルマールの密偵
Mount & Blade日記40 クダンの反乱
Mount & Blade日記41 連戦
Mount & Blade日記42 ウヌズダクの戦い
Mount & Blade日記43 アユイケの山賊
Mount & Blade日記44 クラウの陰謀
Mount & Blade日記45 ヴルドラト卿の報酬
Mount & Blade日記46 ハヌーンのヴァルケス
Mount & Blade日記47 メキンの決闘
Mount & Blade日記48 ヤレログ王とハルラウス王
Mount & Blade日記49 クラウの盗賊
Mount & Blade日記50 ドゥラムグ城の戦い
Mount & Blade日記51 ナルデラ卿
Mount & Blade日記52 ジェイルベ城の戦い
Mount & Blade日記53 ベルガル卿の依頼
Mount & Blade日記54 ウーハンの盗賊
Mount & Blade日記55 ユルマ城攻略
Mount & Blade日記56 王様とアスガン城
Mount & Blade日記57 元帥候補
Mount & Blade日記58 アルブルク城の戦い
Mount & Blade日記59 アルブルク城防衛戦
Mount & Blade日記60 ルヴァールの戦い
Mount & Blade日記61 ラグナール王との戦い
Mount & Blade日記62 クヌッダール城攻城戦
Mount & Blade日記63 ウェルチェグの戦い
Mount & Blade日記64 ウディニアドの山賊
Mount & Blade日記65 スワディアの商隊
Mount & Blade日記66 ディリムの戦い
Mount & Blade日記67 ヴィンクード城
Mount & Blade日記68 イスミララ城の攻防

Mount & Blade: Warband 体験版1
Mount & Blade: Warband 体験版2
Mount & Blade: Warband FAQ
Mount & Blade: Warband 実績

1周目 スワディア王国編

Mount & Blade 体験版
Mount & Blade購入
Mount & Blade日記01 商人
Mount & Blade日記02 カーギット槍騎兵
Mount & Blade日記03 スワディア王国仕官
Mount & Blade日記04 元帥からの召集
Mount & Blade日記05 虜囚
Mount & Blade日記06 マラユルグ城攻城戦
Mount & Blade日記07 マラユルグ城防衛戦
Mount & Blade日記08 マラユルグ城再攻撃
Mount & Blade日記09 イクマール攻略
Mount & Blade日記10 ハルラウス王の依頼
Mount & Blade日記11 密使との会合
Mount & Blade日記12 ディリムの盗賊
Mount & Blade日記13 ロドック軍の襲来
Mount & Blade日記14 サンジャール可汗との戦い
Mount & Blade日記15 奴隷
Mount & Blade日記16 ノルド王国
Mount & Blade日記17 スワディアの脱走兵
Mount & Blade日記18 スワディアの元帥
Mount & Blade日記19 クラグルスの陰謀
Mount & Blade日記20 アルメッラ城攻城戦
Mount & Blade日記21 アルメッラ城防衛戦
Mount & Blade日記22 ジェルカラの戦い
Mount & Blade日記23 牛と隊商
Mount & Blade日記24 イブデレス城の戦い
Mount & Blade日記25 元帥の誕生
Mount & Blade日記26 炎のヤレン
Mount & Blade日記27 ロドックのグラヴェス王
Mount & Blade日記28 マラユルグへの帰還
Mount & Blade日記29 ジェルカラの花嫁
Mount & Blade日記30 Mount & Blade雑感

番外
Mount & Blade日記 31 各地の特産品
Mount & Blade日記 32 コンパニオン一覧

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マウント アンド ブレード ウォーバンド

・各種情報、Tips、攻略等
Mount & Blade @wiki
Mount & Blade:Warband @wiki
GAME LIFE Mount & Blade 【マウント&ブレード】 批評

・Credit
Programming
Armagan Yavuz
Concept Artist
Gambat Badamkhand
Original Music
Jeff Hopkins
Voice Talent
Tassilo Egloffstein

・使用MOD
Battle Size Changer
Nativeでは最高で100人のバトルサイズを任意に増やせます。自分は300にしています。
Graphical Enhancement Textures v2.5
フィールドや町並み、草や石のテクスチャ全般を高画質化するModです。
Face Textures
NPC達の顔テクスチャ改変。
Ryuzaki’s animation mini-mod v0.7
武器を構えるモーションを変更します。
上記のMODは全てMount & Blade @wikiのMOD紹介一覧からのリンクで入手出来ます。

・購入方法
パッケージ(輸入版)はI Feel GroovyAmazon等で購入出来ます。
シリアルキーは公式のTaleWorlds Entertainmentで購入出来る他に
GamersGateSteamDirect2DriveImpulse等で製品版をダウンロード購入出来ます。
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Mount&Blade日記69 スノ攻略


イスミララ城でカーギット軍を破り、スワディア攻略を再開する事にした。
分断されているスワディア領のどちらから攻め込むか・・・?

「いずれにせよ先ずは遠征の為に兵を集める方が宜しいかと。」

ま、そうだな。何時の間にか部隊は弓兵ばっかりになってるし、
壁役は他所で賄う方が良いだろう。
部下なら多少胸も痛むが、貴族の兵なら問題無い。

元帥の権限で呼びつける事が出来るんだし
使わなきゃ損だ。損と言うか単独では城攻めは無理ぽいし。
ディリムに戻ると丁度ヴァリシン卿が来ていたので召集を命じる。

「遠征を行うのですな?行き先をお聞きしても?」

スワディアの領土を削る。出来れば一気にノルド領側を切り取ってしまいたい。
疲弊しているスワディアでは防ぐ事も取り戻す事も不可能だろう。

「判りました。必ずや兵を集めて見せましょう。」

貴族とも相性が有って召集した所で人が集まるとは限らないが
自分の足でナンパして廻るよりは待つだけで済むから手間は無い。
4日程時間を潰した所で300名程の兵が集まった。
自軍と合わせれば400名を越える。

ふむ、これなら一気に都市迄落とせそうな感じだな。
ヴァリシン卿には適当に説明したけどなんだか上手い事行きそうだ。
ディリムを発ち、スノへ向う。ケルレダン城が見えて来た所で
ベージャー軍とスワディアの戦闘に出くわした。

チャーンス!全軍掛かれ!
ベージャー軍400名、スワディア軍300名の戦いになった。
戦場は起伏の少ない平地。これは思う存分暴れられそうだ。
レザリット、細かい事は任せた!


押し寄せるスワディア軍に対して狙撃兵の矢が雨のように降り注ぐ。
なんと言うか圧巻だ。出番無いかも知れん。
騎兵を引き連れて撹乱と言うか適当に走り回ってみたが
戦闘は一方的に終わってしまった。数の差は有るとは言えなんともあっけない。

助けたハリシュ卿もナンパして遠征軍は500名を越す大所帯になった。
城なら何処でも落とせそうなので手近なケルレダン城を包囲してみる。


「スノを孤立させるのですな。気位の高いスワディアの貴族も震え上がる事でしょう。」

いや、そんな難しい事考えて無いんだけどね。
スノ落とす前についでに落としておこうかな?って程度で。
説明しても意味が無いので黙っておく。

包囲が完了、攻城塔が城壁に辿りついた。
守備兵の数を考えれば攻め込んでも何とかなりそうだが
無駄に被害を広げる必要も無いだろう。
歩兵に守りを固めさせて弓兵にありったけの矢をお見舞いさせる。

矢が尽きた所で突撃をさせてみたらあっという間に守備兵は壊滅した。
あれー?城攻めってこんな簡単だったっけ?
数の暴力と言う物だろうか。余りにサクっと城を落とせて逆に恐い。

しかし、これでスノは完全に孤立した形になった。
今の人数ならその気になれば何時でも攻め落とせる。
何時でも落とせるじゃなくてこのまま攻め込んでも行けるんじゃないか?


「スノに攻め入るのですか?」

そうしようかなと思う。なんだか今なら一気にスワディアを落とせそうな気もするし。

「遂にスノを蛮族から取り戻す事が叶うのですな。」

勝手に盛り上がるのは自由だがそう言うのは勝ってからにしとけ。おい、レザリット。

「はい、ココに。」

と言う事でスノを落としてしまおうと思う。何か意見は有るか?一応聞いておく。

「今の勢いならば攻め落とせる物と思います。
ただし、不用意な突撃は禁物かと。」

そだな、ボルチャの報告じゃ結構な数が詰めてるみたいだし。
でも、この数で包囲したら逃げ出そうって奴が出てくると思わんか?

「は、先ずは意気地の無い貴族を血祭りに上げてから
じっくりと包囲するのがよろしいかと。」

お互いに意地の悪い笑みを浮かべあう。
包囲に恐れをなした貴族は逃走の汚名を被る上に
逃げる事も叶わず殲滅される運命だ。守備を固めても結果は変わらないだろうが、
守るべき物を見捨てたと有っては名声は地に落ちるだろう。

ケルレダン城を落とした勢いでそのままスノへ向うと
案の定、逃げ出そうとする貴族の部隊が目に付いた。
野郎共、逃がすな!

200名程のスワディア軍に全軍で襲い掛かる。
下手に城に逃げられても面倒だから殲滅してまおう。

倍以上の兵数の差の前に奇跡は起こる筈も無く、
スワディア軍は壊滅した。これでぐっとスノを包囲し易くなった筈。
何時か落としてやろうと思っていたが案外早くに機会が訪れた格好だ。

スノの守備兵は300名弱、攻め手は500名。
街を落とすには少し不安が有るが、もうどいつもこいつも城攻めに慣れているせいか
攻撃の手が鈍る事も無い。


2日間掛けて有りっ丈の矢の雨をお見舞いする。
こちらも壁役の歩兵が大分削られるが替えは幾らでもいる。
自分の手駒じゃなければ全く心が痛まない。

城壁からの反撃が無くなった所で歩兵を全員突撃させた。
多少小競り合いが起こるかと思ったが暫しの押し合いの後、
歩兵は街中へ攻め入る事に成功した。

反撃を警戒して残していた弓兵も全員突撃させる。
余りする事は無さそうだが自分も付いて行ってみる事に。
が、幾らも進まない内に勝ち鬨が上がった。

少なくない被害は出た物の、スノは陥落した。
これでスワディアの領土はほぼ1/3になった形だ。
もうまともな反撃も出来ないだろう。さて、スノに守備兵を配置せねば。

最初から貰える腹積もりで守備兵の準備を行う。
ウェルチェグとディリムから100名ずつ、手持ちの兵を半分裂けば
当座は凌げるだろう。そうこうしている内にヤレグロク王からの書簡が届いた。

「王に忠誠を誓う限り、スノの全ての収入と所有を認める。」

よっしゃ!これで3都市だ。完全に左団扇体制に入った。
税収だけで兵を養ってお釣りが来る。

「おめでとうございます。」

あー、そうそう。スノはお前にやる。
なんか色々小難しい事言ってただろ?お前。

「そ、それは一体どういう事で。」

いや、何別に裏は無い。こっちはスノに特別な思い入れも無いしな。
お前ならなんか上手い事スノを切り回せるんじゃないか?
出来ないとかやりたくないなら話は別だが。

「・・・判りました。必ずや過日の栄光をスノに。」

一人感動しているフォレンティスを置いて城主の間に足を向けた。
貴族が逃げ出した部屋は殆ど何も残っていない状態だが
フィレンティスがなんとかするだろう。
スワディアの領土も残り僅か。終わりがボチボチ見えて来たような気もする。

ハルラウス王と再び対面する日もそう遠く無いかもしれない。

Mount&Blade日記68 イスミララ城の攻防

スワディアとの戦端を開き、ディリム、ヴィンクードを落とした事で
ベージャーは大陸中央に剣を突き立てた形になった。
スワディア領はほぼ、ディリムを中心に北と西に分断された形になる。

ベージャーはスワディア以外に2ヶ国と戦争中だがスワディアを挟んだ形になっている。
カーギット、ロドックが漁夫の利を得ようとすればスワディアとの戦いが始まった今、
積極的に攻めてくるとは思えない。その2国にしてからがそれぞれに戦う相手がいる。

「それは希望的観測と言う物では無いでしょうか?
幾ら貴方の武勇が大陸に鳴り響こうとも国を挙げての攻勢には
対処出来ないのでは無いかと。どちらの国も迂闊には動けぬとは言え、
何か手を打っておくべきです。」
1都市、1城を落とした現在、スワディアの猛反撃が予想されたが
他所との戦いに忙殺されているのか大軍が攻めてくる気配は無い。
城を落としてから2週間と経っていないとは言え、
この反応の薄さはちょっと気味が悪い。ノルドのウェルチェグを落とした時は
王様みずから奪い返しに来た様な・・・?

ま、来ないなら来ないで守りを固めてしまうだけだが
ロドックはともかくカーギットの動きは牽制しておいた方が良いかも知れない。
うーん、とは言えコチラからカーギットの領内に撃って出るのも
回りくどいと言うか迂遠な事だ。
さてさて・・・
結局良い案も浮かばないので新兵の補充に掛かる事にした。
次に何処を落とすにしろ守備兵がいない事には話しにならない。
ヴィンクード城を落とした事でスワディア領を経由せずカーギット側にも睨みを
利かせる事は出来る。ちょっとクラウ周辺で弓兵の補充でもしておくか?
ディリムで兵を再編し、クラウの街へ向かう事にした。
現在自軍は極端な弓兵偏重の構成になっているが野戦を行う分には
敵を撹乱する為の騎兵も壁役の歩兵も弓兵の圧倒的な攻撃を成り立たせる為の手段でしかない。
壁役はノルドのハスカールが一番なのだろうが育てる端からお亡くなり、
もとい負傷してしまうので手間に対して得る物が少ない。
壁として立たせるだけならベージャーの歩兵でも十分だ。
弓が撃てるようになれば弓を持たせればいい。
うーん、歩兵を普通に捨石と考えるようになっているのが自分でも少しショックだ。

クラウが見えて来た辺りで伝令が飛び込んで来た。
どうしたどうした?
「イスミララ城がサンジャル・ハーン率いるカーギット軍に包囲されております!」
おー、動きが無いと思ったらカーギット王自ら出て来やがったか。
こりゃ面白くなりそうだ。
伝令から詳しい話を聞いていたボルチャが肩を竦めて見せた。

「カーギットの王様は1,400名近い人数でイスミララを包囲してるようで。
守備兵は100。落とされるのも時間の問題でやしょうな。
とにかくあの城は取って取られての繰り返しだ。
これでまた暫くはあの城はカーギットの物って事でしょうな。」
確かに城自体は取られても人の物だし大して痛くは無いが・・・
サンジャル・ハーン自ら出て来てるってのがミソか。
おい、レザリット。

「はい。イスミララにてカーギット軍を迎え撃つ。
さらにはサンジャル・ハーンを討てばカーギット軍は暫くは
ベージャー領に撃って出ようとは思いますまい。
ロドックもスワディア、カーギットと攻めやすくなれば
ベージャーに構っている時間は無くなるかと。」
話が早くて良いな、オイ。そういう訳でだ。
野郎共!イスミララでカーギット軍を迎え撃つぞ!
一人も生かして返すな!

「全く、城の守備兵と併せても7倍の敵を迎え撃とうってのに
カーギットを退けた後の話しかされないと
何と言えば良いのか判りませんな。」
野戦でサンジャル・ハーンなんかに会ったら真っ先に逃げ出すけどな。
城攻めで目の色変えてる相手なら迎え撃つのは難しくは無いさ!
よーし、さっさとイスミララに突貫するぞ!

イスミララは攻城梯子を掛けられ正に城攻めが始まろうとしていた。
包囲の薄い箇所を突破し、守備兵と合流する。
城主がいるかと思ったら逃げ出したのか姿は見えない。

カーギット軍が城内に雪崩れ込めば勝負はあっと言う間についてしまう。
野郎共、死にたくなければ連中を一歩も城に入れさせるな!
抱えられるだけの矢を持ち込んだお陰で面白いように
カーギット軍に矢を射掛ける事が出来る。
梯子の出口は虎の子の歩兵で固めているので次々にカーギット兵は討ち取られていく。



丸1日戦い続けてカーギット軍の包囲は解かれた。
ようやく退却してくれるようだ。
どの位敵を倒してか覚えてもいないがかなりの痛手を負わせた筈。


よし、後は追撃でもう一仕事・・・
お、あれはカーギットの王様の旗では無いか。
人数は50名程と見る影も無い。これは丁重に御持て成しせねば。
「アカダン卿を倒したそうだな!その腕の程を試させて頂こうか。」

包囲したがサンジャル・ハーンは降伏する気配を見せない。
それなら虜囚となって頂きましょうかね。
他のカーギット軍の合流を少し警戒していたが逃げるのに一生懸命で
王様を助けようと言う殊勝な心掛けの者はいないようだ。

城の防衛で数を減らしたとは言え、こちらはまだ100名以上の手勢が
戦いに参加出来る。策を練る必要すら無い。
よーし、野郎!守りで貯めた鬱憤を共好きなだけ晴らして来い!

数の暴力で王様の軍を蹂躙した。運悪く王様を捕らえる事は出来なかったが、
身一つで逃げ出したサンジャル・ハーンが再度ベージャーにちょっかいを出すには
今暫くの時間を必要とするだろう。

これで、スワディア攻めに専念出来る。次は何処を落としてやろう?

Mount&Blade日記67 ヴィンクード城


スワディアからもぎ取ったディリムに守備兵を配置すべくウェルチェグに取って返した。
ちょこちょこと募集した新兵を詰め込んでいたのでウェルチェグの守備兵は500名を越えている。
200人位は抜いてもなんとかなるだろう。
道中で襲われても面倒臭いので引き連れる事の出来る限界迄兵士を連れて行くことにした。
総勢は140名。結構な規模の部隊になって来た。敵の団体さんが襲ってでも来ない限りは
撃退するのにそう苦労はしないだろう。

数回往復してディリムに守備兵を200名詰め込んだ。
これで暫くは大丈夫と。さて、バタバタしていてゆっくり街中もみていない、
ちっと散策でもしてみるか。

街の中央に構える城へ足を踏み入れると先客がいた。
見た覚えの有るような無いような・・・
「部商を襲った事でスワディアの怒りに触れた事は確実。
宣戦布告の知らせを受けた。これで思うままにスワディア王国の領土を略奪し、切り取れる。
この戦で我らが富を得ることは間違いないだろう。」

何の事かと思ったらタイサ卿だった。そう言えば報告していなかったな。
もう戦は始まってるしどうでも良いけどさ。
タイサ卿に報告をしたのかされたのか良く判らないが戦は始まった。
ディリムを足掛かりにスワディアを切り取る事には変わりが無い。
さて、街の様子でも見てみよう。
日の暮れかけた街に繰り出すといきなり襲撃を受けた。
何処の誰とも判らないが良い度胸だ。

切り伏せてやろうとした所を背後から矢を射掛けられた。
族は1人や二人では無さそうだ。これはちょとやばいか?

暫くまともに戦っていなかったせいかボコボコにされた挙句、身包み剥がされた。
所持金を奪われただけで殺されなかったのは街から戻らない事を不振に思った
仲間が死に掛けている自分を見つけてくれたお陰だ。
これからと言う時に足元をすくわれた形になった。

「誰だか知りませんがいよいよ身辺がきな臭くなってきたようですな。
今後は単独での行動は控えて頂くようお願いいたします。そもそも・・・」
レザリットの説教を聴きながら、はい、判りました。と返事を返す。
一応怪我人なんだから説教を控えて欲しい。言うだけ無駄か。
ええと、そうだ。次は何処を切り取ろうか?
目星は付けて有るんだろう?
ジロリと睨まれたが小言は終わった。
レザリットはアルティメネールを呼ぶと地図を広げた。
「ディリムはスワディアのほぼ中央に近く、打って出ようと思えば
どちらへでも撃って出る事が可能です。
が、ベージャーとの国境線を考えれば西より切り取って掛かるのが宜しいかと。」
ふむ、やっぱりいきなるスノを取るとかは無理か。

「落とすだけなら可能でしょう。しかし、スノはスワディアが大陸で覇権を握る為に
欠かせぬ場所で有る上に、ノルド、ロドックとも国境が近く守るには向きません。
幸い、ノルドとは休戦中。順に周囲の領地を落としていけばいずれ手が届きましょう。」
となるとノルドとの国境側から攻めるか、カーギットとの国境側となるか。
カーギット側は絶賛戦争中だから却下としてそうなるとノルド側しかないか。
「はい、手始めにヴィンクード城を狙うのが宜しいかと。
国境に接するアユイケに近く今のベージャーの版図を見れば
喉元に有るといっても差支えが有りません。
ここを落とせばスワディアがベージャーへ撃って出るのは難しくなります。」
オーケー、んじゃそこで行こうか。
勿論、準備は出来てるんだよな?
「単独で攻めさえしなければ負ける事はあり得ません。
諸侯を捕まえるのは元帥の役目です。」
うーん、偉くなったのは良いけどやる事はあんま変わってないな。
よし、そのお城を下見がてら誰か捕まえる事にしようか。

ディリムを出ると早速ベージャーの軍を見つけた。丁度山賊と小競り合いの最中だ。
こりゃいい、助けてそのまま連れて行こう。野郎共、久しぶりに山賊狩りだ!


山賊を片付けて声を掛けてみるとタイサ卿だった。あらら、まいいか。
おーい、ヴィンクード城を落としに行くんだ。ちょっと付いて来てくれ。
「・・・果たしてご覧に入れましょう。」

何か言いたげだったが無視して行軍に加わらせた。
戦働きと言うか略奪にでも行く積りだったのかも知れない。

ヴィンクード城はベージャーとの国境、アユイケがすぐ隣だ。
確かにここを落としておけば大分守りが容易くなるだろう。
自分では所有する積りは無いのでお鉢が廻ってくる貴族次第だろうが
スワディアの的になって貰うのも良いかも知れない。
よし、んじゃーさくっと落とそうか!レザリットさん、後よろしく!
城から撃って出て来たラファルド卿を下してヴィンクード城を包囲した。
城は小高い丘の上にあり、お約束の弓兵が守りを固めている。
レアリットの号令の元、数の暴力に物を言わせて城壁の守備兵を排除して
城になだれ込んだ。


城はさくっと陥落した。これでスワディアが攻め込む矛先を変えられる。
スワディアが何処を取り返しに来るかは知らないが、早めに奪還しに来ないと
領土が減る方が早い進み具合になる。
何処を攻めるのもコチラの自由自在。スノを落とせるのもそう遠い事では無いだろう。

Mount&Blade日記66 ディリムの戦い

スワディアと戦端を開く為に商隊を襲う事になった。
タイサ卿曰く、二つも襲えば戦争になるだろうとの事。

特に気にしていない時には結構見掛ける様な気がする商隊も探そうとすると中々見つからない。
が、スワディア領をしつこくうろついている内に新たな商隊を発見した。
何の恨みも無いが襲わせて頂きます。
「悪党ども、気を付けろよ!この商隊はハルラウス王のお声掛かりだ。
道を開けないと後々面倒なことになるぞ!?」

十分承知してるさ、安心して往生してくれ!
30名対120名と人数差は圧倒的だ。
特に指示も出さない内に商隊は壊滅した。

さて、後はタイサ卿が上手い事動いてくれるのを待つばかり。
そして知らせの急使は1日でやって来た。
「ベージャー王国がスワディア王国に宣戦布告いたしました!」

よっしゃ、タイサ卿は仕事が早いな。
これで大手を振ってスワディアに攻め込める。
先ずはどうすっか・・・街を頂きにいくかね。

「ベージャーに一番近い、スワディアの都市としてはディリムとなりますが、
まさか単独で攻め込む積りは無いでしょうな?」
当たり前だろ。何の為に延々下積みして元帥になったと思ってんだ?
貴族連中を存分に巻き込まさせて貰うさ。
ベージャー領に取って返し、ドゥラムグ城の主、ルディン卿を尋ねる。
「何用でございましょう?」

元帥として命令する。新たに軍を起こし、遠征の途につこうと思う。
この地に軍勢を集めよ!
「諸侯全てを結集させる事をお望みか?」
そうだな、人数は多い方が良いだろうし。
ちゃっちゃと召集してくれ。撃って出るぞ!
「分かり申した。早速伝令を遣わしこの地に集うよう命じましょう。」
ルディン卿は諸侯を集めるべく退出していった。
さーて、食料を買い込んで城攻めに供えなきゃな。

「元帥になってウェルチェグを陥としてから人が変わられたように思えます。
一体何がどうなっているのでしょう?」
別に変わっちゃいないけどなぁ。ずっと貴族の使い走りしてたのも
延々、ノルドと小競り合いをしていたのもこの日の為だ。
税金を集めて来いだの、どこそこ村に逃げ込んだ奴を殺して来いだのもう、うんざりだよ。
もう、頭を下げる必要が有るのはヤレグロク王だけだ。
金輪際、貴族連中に下げるような頭は無いんだよ。
それにベージャーに限らずこの大陸の村々を見てみろ。
重税に喘ぎ、山賊の襲撃に怯え、ちょっとでも実りが有れば隣国の貴族の襲撃を受ける。
本来は村を守るのが勤めの筈の貴族連中は税金を搾り取る対象としてしか村の連中を見て無いんだよ。
お前も何回でも見ただろ?村を山賊に荒らされて命懸けで領主に助けを求めて
すげなくなく追い返されて、ただの傭兵の筈の自分達に頭を下げて助けを求めるんだぞ?
山賊を追い払っただけで村の連中は涙を流して喜ぶんだ。
「・・・」
麦を届けてやるだけで感謝のしようと無いと来やがる。
ちょっと鍛えてやれば死ぬって判ってる筈の兵の募集に手を上げる。
こっちはもう何人手下を殺したかも覚えてないってのにだ。
「しかし、戦を無くす為の戦いだと貴方は・・・」
その通りさ。だから人なんか変わってないのさ。
スワディアを落としてカルラディア大陸の中央を抑える。
ベージャーを大陸一の大国に押し上げれば少なくとも国同士の戦いは無くなる。
それでも戦争を吹っかけてくる奴がいたら滅ぼしてやるさ。
「本気でスワディアを滅ぼそうと?」
最初から言ってるだろ?
だからウダウダ言ってないで剣でも磨いておけ。
ディリム攻めで死んだらその先を見る事も出来ないんだからな?
「判りました。必ずやその先も見届けさせて頂きます。」
待つ事4日。集まった諸侯は二人だけだった。
くそう、舐められてるのか、相手にされて無いだけなのか・・・
まぁいいか。現地で貴族連中を元帥命令で捕まえるか。
んじゃ、ディリムへ出発!

ドゥラムグ城を出てディリムへ向かうと丁度スワディアのモンテワール卿の軍と
とベージャーのハリシュ卿の軍とで戦闘が始まっていた。

これはチャンス。助けて城攻めを手伝わせよう。
同数なら負ける筈も無いしな!

ハリシュ卿を助け出し、遠征軍に組み込んだ。これで遠征軍は400名、
ディリムが無傷の街だったとしても落とせる筈だ。

アルティメネール作の攻城塔が城壁に取り付くのをジリジリと待ちつつ
狙撃兵に有りっ丈の矢を撃ち込ませる。

攻城塔が城壁に張り付いた所で、一斉に突撃を命じる。
もう、鉄板になってしまった戦法で特に指示も必要無し。

損害は2割程出たが、ディリムに捕らえられていた捕虜を自軍に組み込んだ事で
返って頭数は増えてしまった。
結構苦労して来たような気がする今までの城攻めは何だったんだろう?
人数の暴力と言うのはやはり凄まじいという事か。
一旦遠征軍を解散し、王様におねだりの手紙を書く。
ノルドとの戦いで散々働いて来たから断られる事は無い筈。

スワディア軍と小競り合いをしつつ待つ事数日。
待ちに待った急使がやって来た。ディリムを貰う事が出来るだろうか?
「新たな元帥を選出する時期となりました。
再びガステュア卿と元帥の座を競って頂く事となります。」

ちょ、なんて紛らわしい。
てっきりディリムをやるぞって返事だと思ったのに!
「元帥選びで負けるとか、もう欠片も心配していないように見えますがね?」
当たり前だろ!どんだけ働いたと思ってるんだ?
名声で言えばもう、王様も越えてるんだよ。
ガステュア卿に負ける筈なんか無いって。
「大きく出やしたね。それじゃぁどれだけ差が付くか掛けやすか?」

2倍位差が付くかも知れないと思ったら3倍近い投票差で元帥に選ばれた。
良い勝負だろうと掛けたボルチャと苦笑いする。
しかし、ここまで来るといっそ独立してもやって行けそうだな?オイ。
やらないけどさ。
改めて急使がやって来た。
「ヤレグロク王は貴方が王に中世を誓う限り、王の名において
ディリムの所有と収入を認めるとの事で有ります!」

よっしゃ、これで二都市だ!
もう、資金面の不安も全く無くなるだろう。
一気にスワディアを落としに掛かるのに障害はほど無くなった。

と、次を狙う前にディリムに守備兵を詰め込まなくては。

Mount&Blade日記65 スワディアの商隊


ベージャーの元帥となり積年の恨み、もとい貴族連中をアゴでこき使えるようになった。
名声はうなぎ登り、このままノルドを飲み込んでしまえそうな勢いだ。
小競り合いを繰り返しつつノルドの切り取れそうな城を物色していく。

「ベージャー狙撃兵はほぼ、精鋭となりました。
何時でも城攻めに掛かれるかと。
そろそろ次の目標を教えて頂けないでしょうか?」
レザリットが馬を寄せてくる。そうだな、ウェルチェグの防衛以来
小競り合いばっかりしてたしな。次の目標は勿論サルゴスだ。
「では、諸侯に召集を掛けるべきでは?
幾ら精鋭とは言え、120名では300名の守備兵が固める街は落とせませぬ。」
うん、そうなんだけどもうちょっと手柄を立てて置きたい。
アルブルク城を手放したし多分、サルゴス落としてもそのまま貰えそうな気がするんだけど
王様は気まぐれだからな。もう2、3城落として駄目押しをしておかなきゃな。
「では、サルゴス攻略前に城攻めを?」
そそ、結構サルゴス周辺の城は取って取られての繰り返しだから
名声を稼ぐチャンスだと思うんだ。
城を取れば名声が上がるし、王様が城をくれるってのを辞退すれば
他の貴族の持ち物になる。攻められてる城の防衛をしてやれば
城の持ち主になった貴族に恩も売れるしな。
取られたら取られたでまた奪い返せばまた名声が上がると。
うはは、笑いが止まらんな。
「・・・では、どちらの城から?」
少しは突っ込んでくれよ。
えーと、おーいボルチャ、何処か良さげな城は有ったか?

「へい、先日奪ったクヌッダール城に
ノルド軍が攻め寄せてやすね。
守備兵は50名、攻め手は200名ですか。」

ふむ、よしクヌッダール城に行ってみるか!
城に辿り着くと丁度攻城戦が始まっていた。
包囲を突っ切って守備兵と合流する。よーし、攻め手が誰が知らんが掛かって来い。


さくっと防衛に成功、ついでにノルドの捕虜になっていたヴラン卿を解放した。
「感謝するぞ、良き友よ。
このような良き巡り合わせ、覚えておこう。」

・・・元帥に対して大柄な態度だなオイ。
突っ込みたくなるのを我慢してヴラン卿を解き放つ。
次見つけたら城攻めに付き合わせてやろう。
さて、次は・・・おーい、ボルチャー!
「へいへい、ティルバウト城の防御が薄くなってるようですぜ。
ノルドが奪い返したは良いが、守備兵の配置が間に合っておりやせん。」
よーし、んじゃ行って見よー
ティルバウト城の守備兵は確かに手薄だった。こりゃ楽勝!


再びサクっと城を落としてノルドから奪い返した。
レザリットが精鋭と言うだけ有ってベージャー狙撃兵の
一斉射撃の後は城壁に立ってるいられる者も少ない。こりゃー楽でいいわ。

と、取って取られてと繰り返す事2ヶ月、サルゴス周辺の城の制圧に成功した。
後は、諸侯を招集して一気にサルゴスを攻め落とすのみ。

「ヤログレク王よりの急使が参っております。
何やら一大事のようですが、いかがいたしますか?」
んー?また何処かのお城をやるってか?要らないって言ってるのに。
狙ってるのはサルゴスなんだから余計な物を貰っても・・・
「ベージャーとノルドが休戦いたしました!」

なんだとぉ!?
ちょっと待てコラ。これからって時に和平を結ぶんじゃないよ。
サルゴスを奪ってノルドに止めを刺そうと思ってたのに。

「そう言う気配だから休戦をしたんじゃないんですかね?
終りの無い戦いを続けるよりは、
休戦で一時的にでも平和になれば・・・」
甘いぞ!目の前にご馳走がぶら下がっているのに指を加えて眺めていろってか!?
くそう、なんとか戦を続ける手は無い物か・・・
「・・・」
んー、今の所スワディア、ノルドと休戦中だからこの状況をひっくり返せないと
カーギットかロドックにしか攻め込めない訳か。
ロドックは論外としてカーギットに攻め込むとなるとあいつ等の弓騎兵は地味にいやらしいしな・・・
今の所ベージャー領に攻め込んできてるカーギットは確実に撃退してるし
やっぱスワディアかノルドと戦端を開くべきだよな。
スワディアの村でも襲ってみるか?いや、でも流石にそれは不味いよなぁ。
牛を盗む位なら良いけど村人脅して小銭稼いでもたかが知れてるし。

「中々の悪相ぶりでございますな。
スワディア攻めに本腰を入れる積りですかな?」
ん?そんなに悪い顔をしてたか?
してたかも知れんな。今の中途半端さじゃ打つ手が無くてなぁ。
「村などを襲わなくとも戦端を開く方法は有るかと。」
ほう?それはどんな手だ?
「実はカクカクシカジカ、ベージャーにおいてスワディアに恨みを持つ者は
確実におります。抱き込めば必ず戦になりましょう。」
ふむ、その手で行ってみるか。と言う事は先ずは共犯探しか。
ま、貴族連中に適当に声を掛けて廻れば誰か引っ掛かるだろう。

出会う貴族に順に声を掛けて不満が燻っていそうなヤツを探す。
何人目だったか忘れたがタイサ卿と合流した所でお目当ての話を引き出せた。
「スワディア王国との平和など我慢がなりませぬ。
あの豚共を野放しにしたのでしょう。」

うんうん、そうだよねー
「手遅れにならぬ内に戦を仕掛けるべきでしょうが
他の領主共は臆病風に吹かれ血を流す覚悟が無く、
宣戦布告を阻んでおります。」
確かにスワディアの傲慢ぶりは目に余るものが有るな。
して、どのようにすれば戦となろうか?
「おぉ、理解してくださるか。実は策がございます。
ちょっとした挑発ではございますがスワディアの商隊を幾つか襲えば
血の気の盛んな奴らの事、スワディアの方から宣戦してくるに違い有りません。」
では、商隊を襲って両国の間に険悪な雰囲気を作り出せば良いと。
それでその後の開戦迄の段取りは?
「スワディアの商隊を二つも襲っていただければ
必ず戦に持ち込んで見せましょう。」

よし、村を襲うよりはまだ商隊の方がマシか。
恨みを買うのはスワディア王国からで有ってどうとでも出来る。
そうと決まったら早速スワディアの商人を探さないと。
スワディア領に進入し、商隊を探す。
ディリムを過ぎた当たりでスワディアの商隊を見つけた。人数は40人程。
捻ろうと思えば造作も無いけれどやってしまえば後戻りは出来ない。

元々スワディアを滅ぼそうと思っていたし戦をしなければ攻め込む事も出来ない。
戦のきっかけを作るのは目の前の商隊を襲うしかない。
うん、やっぱり運が悪かったと思って諦めて貰おう!
「よう、ご友人。一体何の用で?」
休戦中だから商隊もあからさまな警戒はしていないが
歓迎する素振りは見せない。そりゃいきなり4倍の兵力に囲まれたら
笑ってはいられないよなぁ。
あー、お前達はベージャー王国の領内に無断で立ち入っておる。
お前達の運んでいる荷は全て差し押さえる。
「何の言い掛かりだ!?そもそもここはスワディアの領内。
ベージャーとは和平を結び戦い等起こっておらぬ筈!」

荷を渡さぬと言うのなら奪うまでだ。覚悟しろ!
「くそったれめ、指一本触れさせはせんぞ!」
戦いは一方的な展開で終わった。
商隊が騎馬中心とは言え、荷を守りながらでは満足に戦うことは出来ず
暫しの抵抗の後、商隊は全滅した。

さて、もうこれで後戻りは出来ない。
戦に持ち込むには商隊をもう一度襲わなければいけない。
スワディアに攻め込むのももう直ぐだ。

Mount&Blade日記64 ウディニアドの山賊

念願のウェルチェグの都市を手に入れた。
目を付けてから2年以上掛かっているだけに感慨も深い。
これで1都市、1城、2村の所有者となった訳だ。
街に翻る自軍の旗が眩しく見えやがる。

ウェルチェグの収入で大分楽が出来るようになる。
ノルドが余計な余計なちょっかいを掛けて来ないようにさっさと守備を固める必要は有るけれど。
取りあえずは街の住民と親交を深める為に酒場で酒を振舞う。
ギルドマスターの仕事を請けずとも金をばら撒けば友好関係を築けるのは
良い事かもしれない。そもそもが街の税金なんだから還元してるだけ?なんだろうか。

「悠長に構えてて良いんですかい?
アルブルク城を落とした時は防衛で散々苦労したんじゃ?」
ふっふっふー、何の為にアルブルク城を落としたと思ってるんだ?
「自分の城が欲しかったんじゃないですかい?」
んな訳有るかい。さらに言えば収入も無い城で、
300人も放り込めば防衛はなんとかなる所に400人以上詰め込んでるのは何でだと思う?
城から守備兵を引っこ抜けばここに守備兵を配置するのは超簡単だ。
丸ごと兵士を移動させれば流石にラグナール王も攻めては来ないだろ。
「それじゃぁ、アルブルク城はどうするんで?
ルヴァールの村だって懇意にしてたんじゃないですかね。」
城を空にすればノルドなり、カーギットなりが喜んで攻め落とすだろうさ。
取られたら取り返す。んで、王様に献上すれば丸く収まるだろ?
王様の信頼は1都市、1城の所有を認めるぐらいは有るんだ。
旨みの無い城を何時までも持ってる必要なんか無いのさ!
「・・・死んだ連中も浮かばれない話で。」
元々その予定だったんだ。成仏してもらうさ。枠は有るんだしどんどん城を落として
次はサルゴスを落とす。ノルドから切り取れるだけ切り取ってやる。
攻め込まれる前に他所を落とせばウェルチェグを取り替えす余裕も無いだろう。
「元帥になったから兵は集め放題と言う事で?」
召集を掛けるのは手間が掛かり過ぎるがその辺をうろついてる
貴族を直接捕まえる分には元帥って立場は強みだからな。
2,3人捕まえれば400人にはなる。落とせない城なんかもう無いぞ?
判るか?もう王様以外には誰にも遠慮する必要なんか無いんだよ。
「おいはぎや馬賊を相手に積荷を守ってた頃の方が
楽しかったような気がしますがねぇ。」
チクリと胸に痛い言葉を残し、ボルチャは離れていった。
まぁ、その時々で楽しみは変わる物だ。
何時までも行商ばっかりもしてられないしな。

アルブルク城の守備兵400名をウェルチェグに移した。
放っておけば何処かが落とすだろう。
さて、ジャイェクの村にでも顔を出すか。


足繁く通った村はもう下にも置かない歓迎をしてくれる。
一声掛ければ幾らでも人数が集めらる事が出来るのだ。
長い事掛けて世話をしてきた甲斐が有ったと言う物だろう。

空になったアルブルク城の様子を見に行くとカーギットにあっさり攻め落とされていた。
城が攻められているとの伝令が来てたのを無視したし当たり前か。
周囲をうろついていたカーギット軍を見つけたので早速襲い掛かる。
カーギット軍を撃退して城の守備兵を確認すると100名を下回っている。
さくっと落としてしまおう。
散々城攻めを繰り返してるお陰かもう攻撃方法が確立しているような気もする。


ベージャー狙撃兵にありたっけの矢を射掛けさせた後、ハスカールを突っ込ませて
アルブルク城は再び陥落した。
王様におねだりしない限りはこの城が再び自分の物になる事は無い。
貴族の誰かの物になるだろう。
これで枠は出来た。次にサルゴスを落としても間違い無く自分の物に出来る筈だ。
ウェルチェグに今以上の守備兵を突っ込んでその時に備えなければならない。
ウェルチェグに戻りふっと思いついて街をうろつく。
やっぱり街は良いよなぁ・・・これが自分の物だと思うと笑いが止まらない。
あー、もう。幸せってのはこう言う事を言うんだろうなぁ。

嬉しいので懲りずに酒場に顔を出して酒を振舞う。んー気分が良いぞぉ!
いい気分の所にいかにもな農夫が話し掛けてきた。
「あなたは結構な剣の使い手とお見受けます。
お力をお貸し頂きたいのでございます。話を聞いて頂けませんか?」
いいともいいとも今は気分が良いから何でも聞いてやるぞぉ?
「実は私どもの村が盗賊一味の隠れ家になっておるのでございます。
連中は悪行の限りを尽くし抗議の声を上げる者は容赦なく殺されてしまいます。
私は助けを求める為に命懸けで村を抜け出して来たのでございます。」

ふむ、助けるのは全然問題無いけど見ず知らずの者に頼む前に
普通は領主に嘆願する物だろ?領主は一体何をやってるんだ?
「私の住むウディニアドの村はここ、ウェルチェグの領主であったイルヤ卿が治めておりました。
ですが、つい先日ベージャーに街は攻め落とされてしまいました。
新しい領主様にお願いしようにも・・・」
・・・ウディニアド?頭の中で周辺の地図を広げて記憶を辿ってみる。
ルヴァールとジャイエクの中程、山の裾野の寒村だったような?
ウェルチェグの支配下だったのか?いや待て待て。

確かに街は自分の物にしたけど周辺の村は他の貴族の物になった筈だ。
そっちの責任の筈で自分の責任じゃないぞ?
「お願いします、お助け頂けませんか?」
まぁ良いか!判った。直ぐに向かおう。
任せておけ、何人いるか知らんが蹴散らしてやる!
「あぁ、神よ、この方に祝福を。
ウディニアドはここからそう遠くありません。よろしくお願いいたします。」
自分がこの街の領主だって言わない方が良いんだろうか?
言っても何か変わるわけでもないしなぁ。
誰の領地になったかは知らんが恩を売っておいて損は無いし
とにかく向かってみるか。

ウディニアドの村は確かに山賊に占領されていた。
その数50人程。駆け出しの頃なら見捨てただろうが
今じゃ100人からの兵がいる。全く恐れる事は無い。
よーし、野郎共、好きに暴れろ!

山賊を片付けて村を救った。
お礼の品を渡そうとするのを押しとどめ感謝の言葉だけで済ます。
その内にこっちも世話になるだろうから安い仕事だ。
これで、ウェルチェグ周辺のノルドの村は完全に押さえたと言って良いな。
人を集めるのも苦労しなくて済みそうだ。
ウェルチェグの街は守備兵を詰め込んだお陰か
ノルド軍が取り返しに来る様子は無い。
防衛で2,3戦しなければいけないだろうと思っていたが
次に取り掛かれそうだ。
川を越え、ノルド領に進入する。サルゴスの様子を確認してみようかと思ったら
先日王様と一緒に落としたばかりのクヌッダール城が取り返されていた。
王様、何やってるんですか。

守備兵を確認すると60名程だ。まだ守備兵を配置する程の時間が経っていない。
これはチャーンス!さくっと頂いてしまおう。

「では、攻城梯子はアルティメネール殿にお願いし、
兵の配置は」
任す!
「・・・判りました。」
レザリット号令の元、矢の雨が城壁に降り注ぐ。
はっはー!一方的な攻撃は大好きだ!


城内になだれ込み守備兵を押し包む。
再びクヌッダール城はベージャーの物となった。
また誰かの城になるかも知れないし取り返されるかもしれない。
取られたら取り返せば名声はうなぎ登りだ。
うん、元帥になってからこっち調子がいいなぁ・・・