日別アーカイブ: 2010年10月23日

Fallout: New Vegas日記01 GoodSprings




「目が覚めたか?起きられるか?」

目の前には老人がいた。光で視界が歪む。
「おっと、ゆっくりだ、ゆっくり。君は二日間意識が戻らなかったんだ。
とりあえず、落ち着いて息を整えるんだ。」

何処かの家の中だ。目の前の老人は誰だろう?
「障害が残っていないか確認してみよう。君の名は?思い出せるか?」
ぼやける頭で名前を思い出して伝える。はて、ここは何処だ?
「ふむ、それが君の名前か?君がそう言うならそれが君の名前なんだろうな。」
なんか変な事言ったか?そもそもなんで自分はここにいるんだ?
「私はMitchell。Doc Mitchellだ。Goodspringにようこそ。
君の頭から鉛弾の破片を取り除くのは大変だったよ。」
!そう言えばあれは何だったんだろう?
銃を構えたスーツ姿の男とその取り巻き達。
「私は縫合手術には自信が有るが・・・ちょっと自分で確認してみてくれ。」

鏡を手渡されたが特に何がどうという事は無い。
頭を撃たれたと言うが傷跡が残っているている訳でもない。

「よろしい、そろそろベッドから離れる時間だ。立ち上がって部屋の隅まで歩いてみてくれ。
おっと、ゆっくりでいい。これは競争じゃない。
よし、それじゃぁそのテスターに挑戦してくれ。君の能力を取り戻す為だ。」
なんだか良く判らないがテスターとやらの入力を完了した。
あのドクター?ちょっと聞きたいことが。


「さて、君の調子は良さそうだ。だが、鉛弾が君の脳を傷つけてる可能性が有る。
Bighorner並みになっているかもしれないしな。
そこのソファーに座って幾つかの質問に答えてくれないか?」

あの、ドクター?質問を・・・
「私が単語を言うから君は真っ先に思いついた事を言ってみてくれ。」

幾つかの質問に答えた。これは何の意味が?
あのドクター聞きたい事が
「じゃぁ、今度は私の質問に答えてくれ。思った事を答えてくれればいい。」
また幾つかの質問に答えた。どうもコチラの質問には興味が無いらしい。
「よろしい、最後に図を見せるから何に見えるか答えてくれ。」
なんだか訳の判らない模様を見せられ思いついた事を答える。
あのー・・・
「よし、これで大体君の事は判った。こんな感じじゃ無かったのかね?違ったら言ってくれ。」

これまた返答に困る。自分がどういう人間だったかなんて答えられるのは
そう何人もいないだろう。適当に生返事で済ます。
「では、以上だ。付いてきてくれ。君を見送ろう。」

付いて行くと外に通じているだろうドアの前に案内された。
ちょ、このまま外に放り出されるとか勘弁して。
そもそも何にも判んないし。
「出て行く前に君にコレを渡そう。君がここに運び込まれた時に持っていた物だ。」

そう言うとドクターはメモと幾らかのCapとを渡してきた。
・・・いかん、それこそ何にも覚えていない。
「すまないがメモには目を通させて貰ったよ。何か助けになるかも知れないと思ったのでね。
メモにはPlatium chipについて書かれていた。」
はて?何のことやら。
「それとコレも持って行きなさい。君には必要だろう。」
円筒形の筒のような物を渡れた。
「これはPip-Boyと呼ばれている。戦前に作られた物で私達は皆一つづつ持っていた。
君の役に立つだろう。それとこれも持って行きなさい。
これを着ていればいきなりその辺で襲われるという事も無いだろう。これは妻の物だった。」
渡されたのは背中に21と書かれたジャンプスーツだった。
妻って言うと奥さん?
「丁度君のサイズに合うと思う。妻はValtから出てからは
めったにそのスーツを着なかった。痛んでいないと思う。」

ドクターがドアを指し示す。治療は終わったから出て行けとと言う事なのかもしれないが
判らない事が多すぎる。
あー、えーとその、助けてくれて有難う、ドクター。
「礼などいらんよ。私はその為にここにいるんだ。」
いや、そうじゃなくて。出て行くにしろ何にも知らないまま出て行くのもどうかな?と。
それに教えて欲しい事が幾つか。
「そうだな。じゃぁ先ずはここを出たらSunny Smilesを捜してみてくれ。
君がこの砂漠で生きて行く為の知恵を授けてくれる。彼女は多分サロンにいる筈だ。
サロンへ行けば君の手助けをしてくれる住民もいるかもしれない。
それと君を見つけたMetal fella、Victorに会えるだろう。」

はぁ。なんか一編に言われてもどうしたら良いんだかって感じですが。
「それともし怪我をしたらここに戻ってきなさい。私が治療しよう。
もう殺されないようしてくれ。」
そりゃ勿論気を付けますけど。
気を付ければ死なないって訳でも無いし・・・
あの、それでGoodspringってのはどんな町なんです?
「Goodspringの源と私達は呼んでいる。静かな町だよ。
誰もトラブルは望んでいない。
私はVaultを出てから旅をしながら医者の仕事をしていた。
外の住民はその殆どが教育を受けていなくて治療の知識を持っていなかったからね。
私は多くの人達を救って回ったが結局は幼い頃の恋人、さっき話した妻と結婚し、
ここに戻って来た。それ以来ここにいる。」
その、自分を助けてくれたって言うVictorって?
「ちょっと好奇心の強い、変わり者だな。おっと変な目で見ないでくれ。
彼の事はそう言う風にしか説明出来ない。私は彼の事は余り知らないのでね。
話を聞きたければ直接会いに行くのが一番だ。
彼は町の南の外れの小屋に一人で住んでいる。」
変わり者のMetal fellaねぇ・・・後で探してみるか。
後はそうだな。自分を撃った人物について何か知らないですか?

「すまないが私は見ていない。だが町で何か情報が聞けるかもしれない。
一番良いのはさっき言ったサロンへ行く事だ。
Turdyって言うバーテンなら何か聞いているかもしれない。」
んじゃぁ情報収集はサロンでと。
後何か町の事で聞いておいた方が良さそうな事は何か有りますか?
「サロンのとなりに雑貨店が有る。Chetと言う男がいるから話をするといいだろう。
愛想の無い男だが君の助けになるだろう。」
サロンの隣は雑貨店ね。よし覚えた。
んー・・・後何か有ります?
「それ以外は特に見る所の無い町だ。住民達は生きる事に必死だ。」
聞ける事は一通り聞いたようなような気がする。
実際はなんで自分が何で墓に埋まっていたのか?
と言う部分については全く判っていないのだが。助かっただけ見つけ物だろう。
後の事はおいおい考えよう。よっしゃ適当に行くかぁ。
ドクターに礼を言って家を出た。

目の前にはGoodspringの町と見た事も無い光景が広がっていた。









・以下雑感。
3時間程遊んだ感じでは3と比べてあんまり変わっていないようで
アチコチ変わっているMojyave Wasteland。
3程のインパクトは無い物の初めての場所を当ても無くうろつくのはやっぱり楽しいです。
歩いてるだけで楽しいと言うのは初プレイの醍醐味という事で
10日も経てば日本語版も出るし初回は何も考えずに放浪しようかとも思いましたが
辞書引かないと先へ進めない→メモが大量に出来る。
せっかくメモ有るんだし何か書いておこうと言う事で・・・
Fallout3は先へ進めたいばかりに海外wikiを漁ったりして自分で楽しみを潰してしまい
色々後悔したので今回は出来るだけ何も見ずにじっくりと進めてみたいと思います。