日別アーカイブ: 2010年10月22日

Two Worlds日記76 Trigger


Kiraとの再会を果たし、Qudinarで会う事を約束した。
会うにはまだ残る3個のエレメントを見つけなければならないのだが
先に受けてしまった依頼を片付けてしまおう。

遺跡を抜け、南へ向かう。目指すはHadeBorg城、オークの侵攻で陥落し
今はオーク達の拠点になっている。Cathalonの攻撃に使われる
投石器のトリガーを盗み出さなければならない。

地平線迄見えていそうな平原を抜けると竹林が現れた。
初めての光景なので思わず見入る。
しかし、所々不揃いに切られた竹が目に付く。
それに不吉な雰囲気のするカゴのような物が所々にぶら下がっている。
そう言えばWindbreak村の虫博士、Ordrinはここにあのカマキリもどきがいるって言ってたな。
あんなやばい化け物に一々関わっていられない。
さっさと竹林を抜けようとすると早速目の前にカマキリが現れた。
この柵みたいのなはコイツらの巣かよ!って事はぶら下がってるあのカゴみたいなのはこいつらの卵か!?
なんだかうじゃうじゃ有った様な気がするが・・・ここはかなりやばい場所なんじゃないか?

逃げ出そうと思った時にはもう虫のの集団に周りを固められてしまった。
戦わずに突破する事は難しそうだ。面倒くせえ!まとめて掛かって来い。
・・・嘘です。ごめんなさい。

回れ右して逃げ出す事にしたがなんだかどんどん数が増えてるような気がしないでもない。
く、くそ!こんな所でやられてたまるか!俺は帰るぞ!
虫は無限にいるかのごとく沸いてくる。物凄い数だしまるで悪夢のようだ。
ここが魔王のいる居城の入り口だと言われていたら何の疑問も感じずに
信じてしまっていただろう。これは洒落にならない。



Qudinarを攻めていたオーク達が可愛く思える程の戦闘を繰り返し
なんとか見える範囲の虫の集団を片付けた。

遠目にはまだまだ他の集団がワサワサと動いているのが見えるがとても突っ込む気にはなれない。
この先あんなのを相手にしないといけないんだろうか?
スリルの有る戦闘は楽しいが限度と言う物が有る。

おっかなびっくり竹林を抜けるとまた平原に出た。丘の向こうに崩れた城が見える。
あれがHadeBorg城か・・・
そこかしこにオーク軍の旗がたなびいている。この中を突っ切らないと駄目なのか?

改めてBrotherHoodのリーダー、Kimurの無茶振りを呪いたくなる。
さて、眺めてても話は進まんし、とりあえず城の様子でも覗いてみよう。

HadeBorg城へ続く坂道にはオークのキャンプが幾つも有ったが
竹林の化け物に比べればまだ力任せで何とかなる。
ってOgerまでいるのかよ!しかも何匹いるんだ!?

城は目の前なのに遥か彼方にある様な気がしてきた。
Ogerの集団をなんとか片付けた時にはまた日付が変わっていた。
戦っている最中には気が付かなかったがキャンプを囲むように投石器が配置されている。
ちょっとだけ希望を持って投石器を調べてみたが案の定トリガーは無い。

どうあってもHadeBorg城に乗りこまなければならないようだ。
馬を進め、城の麓まで辿り着く。日が上ってくると同時にオークの集団が
うろついているのが眼に入って来た。
流石にこれ以上近づいたら気付かれて大騒ぎになるだろう。
この辺で着ぐるみに着替えよう。

馬に括り付けてあったオークの着ぐるみを引っ張り出し被ってみる。
本当にこれでオークを誤魔化せるんだろうか?ええとこんなもんか?

破壊されたhadeBorg城の中ではオーク達がうじゃうじゃいた。
こんだけ近づいても何にも反応が無いという事は騙せていると言う事だろう。
生きた心地はしないがトリガーを見つけなければ何時まで経っても逃げ出せない。


薪の傍で座り込んで酒を飲んでいるオークなんて言う珍しい光景を横目に
トリガーを探す。一体何処に有るんだ?
それらしい箱を開けて行くが見つからない。おいおい本当に何処に有るんだよ・・・
ちょっと絶望的な気分になって来た。これは何処か特別な所に隠されているんだろうか?

ふっと焚き火の傍で光った物が目に付いた。んんん?
てっきり宝箱か何かに厳重に仕舞われているんだろうとばかり思っていた
トリガーは無造作に焚き火の傍に放り出されていた。
なんなんだ一体。オークは全員馬鹿ばっかりなのか?

余りの脱力感にその場で座り込みそうになったが堪える。
とにかくトリガーは手に入った。Cathalonに戻ってこの仕事を終わらせてしまおう。