Two Worlds日記39


宿を後にして東の村を目指して旅を続ける。街道はいたる所に山賊がたむろしていて
全く治安が機能していない。自分としては鴨がネギを背負って来てくれている様な物で
有り難い話なのだが、商人達や普通の旅人達にとっては良い迷惑だろう。



山賊を片付けさらに先へ進むとなにやら砦のような物が見えてきた。
地図によれば国境の守備隊の詰め所のようだ。ドワーフが占拠していた鉱山での戦利品を
馬に積めるだけ積んでいたのでここで処分出来るかもしれない。

ちょっと寄って行くか。砦の入り口が見えてきた所で横から声を掛けられた。
声のした方を見れば老人がキャンプを貼っていた。

「よう、アンタ見た所傭兵みたいだがそこの詰所に行くかい?」
いや、ただ通りすがりに見かけたんでちょっと寄ってみようと思っただけなんだが。
「そうかい、そこは只の詰所でBrotherHoodの前線基地はまた別の所に有るんだがな。
アンタはそこには行かんのか?」

いや、だから用は無いんだ。爺さんはBrotherhoodのメンバーなのか?
「とんでもない!あんな連中とワシを一緒にしないでくれ!」
・・ええと、んじゃ爺さん、アンタはここで何をしているんだ?
爺さんはちょっと考えた後に特別の秘密でも打ち明けるように話を始めた。
「なぁ、アンタは前線基地で秘密の実験が行われてるって噂を聞いた事が有るか?
ドラゴンの雄たけびが聞こえるとかそう言う話なんだが。」
いや、すまんが初耳だ。それがどうかしたのか?
「なんじゃ、驚かんのか・・まぁいい。ワシはここの司令官にある卵を売りつけた。
なんの卵だと思う?そう、竜の卵だ。そして前線基地では竜を使った使った実験が
行われておると言う訳だ。さっき言った竜の雄たけびってのは本物だという事だ!」


噂でもなんでも無い様な気がするが、、それで爺さんアンタはなんでこんな所に
キャンプなんか貼ってるんだ?その卵の商売やらは済んだんだろう?
「良くぞ聞いてくれた。実はな卵を売りつけたのは良いんだがその司令官が
代金を払ってくれんのだ。こっちは命がけで竜の卵をとって来たって言うのにだ。
催促をしようにもそこの詰所にすら入れて貰えん。」
そりゃ、気の毒な話だな。竜の卵の価値とかは判らんが。
「ワシはいっそ、その司令官を殺してやろうと思ってここでこうやって
待ち構えておるんだが一向に姿も見えん。それで困っておる訳だ。」
ふむ、物騒な話だがまぁ代金を払わんのはマズイわなぁ。
「それでだ、アンタは見た所、傭兵だろう?金は払うからここの司令官を
殺って来てくれんか?1,000ゴールドでどうだ?」

あー、、すまんがちょっと良く聞こえ無かったんだが、、何だって?
「アンタはこの辺の者じゃないだろう?怪しまれずに詰所に入れる筈なんだ。
司令官がいたらサクっと殺っちまってくれないか?」
爺さん、話がいきなり過ぎだ。代金払わないから殺してクレとか無茶じゃないか?
「なんじゃ、金は欲しくないのか?」
待て待て、そう言う話じゃないだろ。。まぁいいや。
どうせそこの詰所には向かう積りだし、もし司令官とやらを見つけたら
アンタに卵の代金を支払うように話をみてみよう。それでどうだ?
話を振ると爺さんは渋々では有るが了承してくれた・・ようだ。
「1,000ゴールド払うと言ったのは嘘ではないからな?
もし司令官が代金を払わないと言ったら殺ってしまってくれ。」
物騒な爺さんだが、依頼の約束さえしなければどうって事は無い。
今のは只の世間話だ。どうするかは司令官とやらに有って話をしてからでも良いだろう。
爺さんと別れ詰所に向かうと門番がいた。あぁ、もしかして入れない?

「止まれ!何処の誰か知らんがココには入れんぞ!?」
いや、自分はちょっと商売の話が有ってここの司令官に会いに来ただけなんだが
入れて貰えんかね?
「そう言う話は一切聞いていない!失せろ!」
ふぅ、どうすっか・・そうだ。なぁ、アンタの真面目な勤務態度にはとても感心する。
今時門番なんて地味な・・いやいや大変な仕事をキチンを勤められるヤツなんて
そうそうお目に掛かれない。アンタに酒でも振舞いたいんだがどうだろう?


「オレは酒は飲まん!」
チッ・・融通の利かないヤツめ・・いや、それはスマンかった。
実はそこで100ゴールド程入った財布を拾ったんだが、アンタ心当りは無いか?
自分はこの辺の者じゃないんで誰か真面目な兵士にでも預かって欲しいんだが?
今度は門番はスンナリと金を受け取った。
「判った。これは責任をもって預かろう。アンタは商売で司令官に会いに来たんだったな?」
あぁ、そうだ。時間は取らせないよ。
「なるべく早く済ませろ。何時落し物の持ち主が現れるか判らんからな。」
さっさと用を済ませて出て行けって事か・・はいはい、直ぐに済ませますよ。

いるかどうかちょっと心配だったが詰所の中にはちゃんと商人がいた。有り難い。
ドワーフ共から剥ぎ取った装備を全て売り払い装備を新調した。

スキルトレイナーがいたので話をしてみるとなんと二刀流を教わる事が出来るようだ。
早速教わる事にする。おっしゃこれで盾ともオサラバだ!

詰所の中を一通り廻ってみたが司令官は見つからなかった。
となるとここの奥に有る前線基地の方か。面倒な話だが
爺さん約束しちまったしな、乗りかかった船だし行ってみるか。

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