Fallout3日記66

アンカレッジ戦争記念館でカニの卵に観測用ユニットを設置した。
Moiraさんに報告をすれば今回は御しまいだ。

Createrside Supplyに顔を出すと店の中は煙で充満していた。
一体全体どうしたんすか?Moiraさん?

「し、心配しなくても大丈夫。ちょっと薬品の実験をしてたら
なんだか煙がでて止まらなくなっちゃっったんだけど呼吸器系には
全く問題無いから。本当よ!?」
回れ右してドアを蹴破り外へ出た。まるでバ○サンでも炊いているかのような
煙は5分程で消えた。Moiraさん、なんか目が痛いんですけど。
「ゴホン、所でMirelurkの卵に観察用ユニットは取り付けられた?」

あぁ、セット出来ました。楽勝っすよ。
「そう、やっぱりアナタは凄いわね。それでどうだった?Mirelurkの巣を見てきたんでしょ?
何か文明のような物は有った?女王カニとかはいたの?」
Moiraさんの目がキラキラしている。人に無理難題を押し付けているという自覚は
全くと言って感じられない。くそう、、どうしてくれよう・・
「ねぇ、ねぇ、どうだった?」

ええとですね。確かにカニ共には文明らしい物が有りました。
記念館の地下はまるでアリの巣のように縦横に通路が作られてて卵は一箇所に
集められてたんですよ。卵の世話をする白いカニと侵入者を撃退する黒いカニがいて
見つからないようにするのに苦労したっす。
それにこれは本当に命懸けだったんですけど巣の再奥には巨大な女王カニがいました。
アレは多分10m位の大きさだったんじゃ無いっすかね?
地球上で文明を築いてるのは人間だけじゃ無いって事が判ったっす!
思いついた事を適当に並べてみたんだが流石にコレは冗談がきついか。。
Moiraさんはポカンとしていたが急に大声を上げた。あ、怒られる?
「凄い、凄いわ!大発見よ!それでMirelurk達は意思のやり取りとかはどうしてたの?
喋ってた?それとも触覚とか使ってた?10mの女王カニ!?
誰も詳しい事を知らないMirelurkの実態がとうとう判るのね!?
とか、言って欲しい?」

あ、やっぱり怒ってる。いやすいません、つい出来心で。
で、でもユニットは本当にセットして来ましたよ。本当ですから。
「うん、それは信じるけど、実際はどうだったの?」
ええと、コレは資料を見ただけっすけどアレはどうやら遺伝子改造されたミュータント
らしいんすよ。極端な話、元が何なのかとかはちょっと想像したくないっす。
それに単に固まって生息してるってだけで文明とか呼べそうな物は何も見かけなかったっす。
ただ、Moiraさんの言ってたカニキングみたいなのはいたんすけど
ぱっと見、カニには見えなかったすね。
「そう、ちょっと残念ね。まぁでも観測ユニットから情報は入ってくるだろうからMirelurk
の生態も判ってくるとおもうわ。今回は有難う。
サバイガル・ガイドにはユニットから送られてくる情報を掲載する事にするわ。」

Moiraさんはお礼だと言って帽子をくれた。なんでもステルス機能のついた一品らしく
1点物なんだとか。Jericho、これやるわ。うん、似合ってる。
「なんかの嫌味か?コレは?」

いや、そんな事は無い。似合ってるぞぉ?さ、帰ろう。
「おかしいわね・・ユニットからデータが来てる筈なんだけど、Mirelurkの反応が無いわ。」
端末を覗き込んでいたMoiraさんがつぶやいた。
あ、やばい。
「ねぇ、場所は確かに戦争記念館なんだけどMirelurkの反応が無いのよ。
何か心当りは無い?」
そりゃそうだ。カニは全部片付けちまったしな。
ええと、明るい時間はあんまり動き回らないんじゃないんですかね?
「Mirelurkの活動時間とかが有るのかしら?不思議ね。」
やばいな、、あ、そうだ!Moiraさんそんなすぐに1から10まで細かいデータが判るはず無い
ですし、データの採集は端末に任せて次の実験進めちゃった方が良いんじゃないすかね?
簡単な事なら手伝いますよ?

「それもそうね。データは確実に送られて来てるからそう心配する事も無いかも。
また時間を置いて観測してみるわ。」
じゃぁ、またその内来ますんでそん時にでも。店を出ようとしたが呼び止められた。
「手伝ってくれるんじゃなかったの?」
え?あ、勿論っすよ!・・で、なんでしょう?
「怪我してきて。」
へ?すんません、あのどういう事っすか?
「怪我の治療法とかもサバイガルガイドに載せたいんだけど実際大怪我してる人とか
なかなかお目に掛かれないでしょう?この街で怪我した人はそのままDoc Chruchの所に
運び込まれちゃうし、それにケガしてる人は痛がるばっかりでどういう状態なのか
教えてくれないじゃない?だからケガしてきて欲しいの。」

ケガしてきてどういう具合でどんなに痛いか説明しろと?
「そそ、そう言うこと。手足の2,3本位折れてたら理想的ね。
私は専門家じゃないけど治療は出来るわ。多分。」
それなら簡単じゃ無いっすか。聞くまでも無いっすよ。
この店の前から不発弾の辺りまで飛び降りればあっと言う間ですよ。
人に聞くより自分で試した方が確実っす!
「手伝ってくれるんじゃ無かったの?」
いや、でもやっぱりですね・・
「ケガの具合を見て2,3質問するだけなんだけどなぁ。手伝うって言ってたのに。。」
Moiraさんが俯いてしまった。いやあの、
「いいわ、忘れて。WalterとかMoriatyとかLucasがたまに飛び降りてるみたいだから
そっちに聞いてみる事にする。」

それは洒落になって無いっすよ。うー判りました。やります・・
「じゃぁ、ケガしたら戻ってきて。具合を見せてもらってちょっと質問とかもしたいから。」
Moiraさんはケロっとしている。ワザとか?ワザとなのか!?

Createrside Supplyから不発弾を見下ろす。自分で言っておいてアレだが
確かにここからなら直ぐに大怪我が出来そうだ。
・・しかし、一体全体なんでこういうハメになったんだ?
ふぅ・・下の地面を見ればなんと言うか落ちた時の痛みが想像出来る実に嫌な距離だ。
ここでわざわざ痛い思いをしなくてもその辺のRaiderでも襲って適当に怪我するか?
と思ったが、考えてみれば怪我の状態のままMoiraさんの所に戻らないといけない訳だ。
ちょっと想像しただけで胃の辺りが痛くなってきた。
やっぱりここがベストか?いざとなれば直ぐ横がDoc Chruchの家だし。
・・・ジェ、ジェロニモーーーー!!!

見上げれば空が見える。うは・・生きてる。
内臓がずれたような感覚と足の感覚が無い。いや、なんか熱い物がジワジワと足元から
登ってくるのは判る。それに鼻の奥が痛い。


しびれた様な感じで足の感覚が無いが何とか動けそうだ。
Moiraさんの所に戻らねば・・
モニターを眺めていたMoiraさんも足を引きずって店に現れた姿を見て流石に慌てたようだ。
「ちょっとアナタ何したの!?」

ケ、ケガしてきたっす。Walter爺さんだったら多分死んでるっすよ。
お願いですから治療を。。
「ちょっと待って、その前にちょっと質問させて。それとケガの具合を見せて。」
あぁ、段々痛いって実感が沸いてきた。なるべく見ないようにしているが
足が痛いと言うか熱い。いかん、気を失いそうだ。
「取りあえず、痛みはどんな感じ?見た所足を骨折してるみたいだけど。」
ごふ、Moiraさん、その事は自分には秘密にしておいてください。
痛みがどんどん大きくなってる事と喚き散らしたい旨をなんとか伝えたような気がする。
「オーケー、判ったわ。じゃぁケガの具合を見せて。
うわ、なんか白い物が見えちゃってるし、これはもしかして・・」

天井が見える。穴だらけじゃないか。こりゃ修理しないといけないなぁ。
・・・・・・・・・・・・
「気が付いた?」

ありゃ?足の痛みが無い?どうなったんだ?
「治療は無事に終了したわ。痛みも無いでしょ?データは完璧よ。
なんて言うかアナタはトカゲ並の再生力を持ってるみたいね。」
それは半分はMoiraさんの責任のような気もしますがね・・
確かに人よりはケガの直りが早いとは思いますけど。
あの、今度は人の遺伝子を弄ったりしてないっすよね?
ちょっと、なんでそんな哀れむような目をするんですか!?

「何はともあれこれでデータを得られた訳だし、またサバイガルガイドの完成に
一歩近づいたわ。あ、これは御礼のRadスーツね。アナタにぴったりの筈よ。」
ええとなんでケガの実験の報酬がRadスーツなのか、質問しちゃいけないすかね?
「判ってるでしょ?アナタは特定の条件下で自力再生出来るのよ?」
あぁ、そう言えばそんな話も有ったなぁ・・
なんか全然嬉しくないのは何故だろう?
「これでサバイバルガイドの第2章は完成出来るわ。最終章の実験の項目は
もう決めてあるから何時でも始められるわよ?」

いや、もう暫くはじっくりと色々考えたいんでまた今度って事で!

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