Mount&Blade日記68 イスミララ城の攻防

スワディアとの戦端を開き、ディリム、ヴィンクードを落とした事で
ベージャーは大陸中央に剣を突き立てた形になった。
スワディア領はほぼ、ディリムを中心に北と西に分断された形になる。

ベージャーはスワディア以外に2ヶ国と戦争中だがスワディアを挟んだ形になっている。
カーギット、ロドックが漁夫の利を得ようとすればスワディアとの戦いが始まった今、
積極的に攻めてくるとは思えない。その2国にしてからがそれぞれに戦う相手がいる。

「それは希望的観測と言う物では無いでしょうか?
幾ら貴方の武勇が大陸に鳴り響こうとも国を挙げての攻勢には
対処出来ないのでは無いかと。どちらの国も迂闊には動けぬとは言え、
何か手を打っておくべきです。」
1都市、1城を落とした現在、スワディアの猛反撃が予想されたが
他所との戦いに忙殺されているのか大軍が攻めてくる気配は無い。
城を落としてから2週間と経っていないとは言え、
この反応の薄さはちょっと気味が悪い。ノルドのウェルチェグを落とした時は
王様みずから奪い返しに来た様な・・・?

ま、来ないなら来ないで守りを固めてしまうだけだが
ロドックはともかくカーギットの動きは牽制しておいた方が良いかも知れない。
うーん、とは言えコチラからカーギットの領内に撃って出るのも
回りくどいと言うか迂遠な事だ。
さてさて・・・
結局良い案も浮かばないので新兵の補充に掛かる事にした。
次に何処を落とすにしろ守備兵がいない事には話しにならない。
ヴィンクード城を落とした事でスワディア領を経由せずカーギット側にも睨みを
利かせる事は出来る。ちょっとクラウ周辺で弓兵の補充でもしておくか?
ディリムで兵を再編し、クラウの街へ向かう事にした。
現在自軍は極端な弓兵偏重の構成になっているが野戦を行う分には
敵を撹乱する為の騎兵も壁役の歩兵も弓兵の圧倒的な攻撃を成り立たせる為の手段でしかない。
壁役はノルドのハスカールが一番なのだろうが育てる端からお亡くなり、
もとい負傷してしまうので手間に対して得る物が少ない。
壁として立たせるだけならベージャーの歩兵でも十分だ。
弓が撃てるようになれば弓を持たせればいい。
うーん、歩兵を普通に捨石と考えるようになっているのが自分でも少しショックだ。

クラウが見えて来た辺りで伝令が飛び込んで来た。
どうしたどうした?
「イスミララ城がサンジャル・ハーン率いるカーギット軍に包囲されております!」
おー、動きが無いと思ったらカーギット王自ら出て来やがったか。
こりゃ面白くなりそうだ。
伝令から詳しい話を聞いていたボルチャが肩を竦めて見せた。

「カーギットの王様は1,400名近い人数でイスミララを包囲してるようで。
守備兵は100。落とされるのも時間の問題でやしょうな。
とにかくあの城は取って取られての繰り返しだ。
これでまた暫くはあの城はカーギットの物って事でしょうな。」
確かに城自体は取られても人の物だし大して痛くは無いが・・・
サンジャル・ハーン自ら出て来てるってのがミソか。
おい、レザリット。

「はい。イスミララにてカーギット軍を迎え撃つ。
さらにはサンジャル・ハーンを討てばカーギット軍は暫くは
ベージャー領に撃って出ようとは思いますまい。
ロドックもスワディア、カーギットと攻めやすくなれば
ベージャーに構っている時間は無くなるかと。」
話が早くて良いな、オイ。そういう訳でだ。
野郎共!イスミララでカーギット軍を迎え撃つぞ!
一人も生かして返すな!

「全く、城の守備兵と併せても7倍の敵を迎え撃とうってのに
カーギットを退けた後の話しかされないと
何と言えば良いのか判りませんな。」
野戦でサンジャル・ハーンなんかに会ったら真っ先に逃げ出すけどな。
城攻めで目の色変えてる相手なら迎え撃つのは難しくは無いさ!
よーし、さっさとイスミララに突貫するぞ!

イスミララは攻城梯子を掛けられ正に城攻めが始まろうとしていた。
包囲の薄い箇所を突破し、守備兵と合流する。
城主がいるかと思ったら逃げ出したのか姿は見えない。

カーギット軍が城内に雪崩れ込めば勝負はあっと言う間についてしまう。
野郎共、死にたくなければ連中を一歩も城に入れさせるな!
抱えられるだけの矢を持ち込んだお陰で面白いように
カーギット軍に矢を射掛ける事が出来る。
梯子の出口は虎の子の歩兵で固めているので次々にカーギット兵は討ち取られていく。



丸1日戦い続けてカーギット軍の包囲は解かれた。
ようやく退却してくれるようだ。
どの位敵を倒してか覚えてもいないがかなりの痛手を負わせた筈。


よし、後は追撃でもう一仕事・・・
お、あれはカーギットの王様の旗では無いか。
人数は50名程と見る影も無い。これは丁重に御持て成しせねば。
「アカダン卿を倒したそうだな!その腕の程を試させて頂こうか。」

包囲したがサンジャル・ハーンは降伏する気配を見せない。
それなら虜囚となって頂きましょうかね。
他のカーギット軍の合流を少し警戒していたが逃げるのに一生懸命で
王様を助けようと言う殊勝な心掛けの者はいないようだ。

城の防衛で数を減らしたとは言え、こちらはまだ100名以上の手勢が
戦いに参加出来る。策を練る必要すら無い。
よーし、野郎!守りで貯めた鬱憤を共好きなだけ晴らして来い!

数の暴力で王様の軍を蹂躙した。運悪く王様を捕らえる事は出来なかったが、
身一つで逃げ出したサンジャル・ハーンが再度ベージャーにちょっかいを出すには
今暫くの時間を必要とするだろう。

これで、スワディア攻めに専念出来る。次は何処を落としてやろう?

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