Fallout3日記104 Stealing Independence 2


 
地下に鳴り響く大音量の演説、ミュータントの群れを突っ切れば
ゴールかと思っていたが雲行きが怪しくなって来たようだ。
Sydney、念の為に聞くけどあの声の主っては何者だ?
 
「アタシが知ってると思うかい?」
 

 
・・・誤魔化そうとしないだけマシか。意味無いけど。
オーケー、それじゃぁ誰か知らんが押し通らせて貰おうか!
 

 
隔壁を抜けると目の前に姿を現したのはGutsyだった。
いかん、趣味で実弾系しか使って無いけどこいつらとは相性最悪だ。
 
「ミュータントの次はSecuritronのお出ましかよ。」
「なんだか一杯いる気配がするの、ダーリン。」
「さぁ、ちゃっちゃと行こうか!」
 

 
Gutsyはさくっと袋叩きに会って床に転がった。
一瞬ひやっとしたけど、4人もいれば相手がロボでも関係無いか。
声の主は相変わらず戦闘の続行を呼びかけている。
それに答えるかの様にSentry Botがミサイルを乱射しながら突っ込んでくる。
が、無闇と突っ込むSydneyが何回か死に掛けた以外は特に問題も無く、
襲ってくるロボ達を排除していく。
 

 
「これ以上の敵の侵入を許してはならない!
繰り返す、これ以上の敵の侵入を許してはならない!」
 

 
何処に仕掛けて有るのか判らないが声は相変わらず元気が良い。
でも大分声が近づいて来たような気がするぞ?
次々に隔壁を抜け、何回目か怪しくなってきた所で雰囲気の変わった部屋に出た。
中央にはタレットに守られるように突っ立ているProtectronが。
 
「我々の精鋭を破り、遂にココまでに辿り着いたか!
しかし、我々の自由を奪うことは出来ない!」
 

 
どう見てもProtectronにしか見えないロボがカツラを被って
何やら演説している。えーと?
 
「独立宣言は渡さない!我々は自由なのだ!」
 
あの、すいません、どちら様でしょうか?
 
「我が名はButton Gwinnett!合衆国への忠誠に掛けては誰にも負けない!」
 
Button Gwinnett?確か商人から身を起こして議会議員になって
アメリカ独立宣言の写しに署名した56人の最初の1人、
署名したって事だけで歴史に名を残しちまったり、地名になったりと
良く考えると結構残念な感じのするあのButton Gwinnettだって言うのか?(Wiki調べ)
 
「何やら侮辱されているような気がするが、決闘なら受けて立つぞ
剣でも拳でも相手をしよう!」
 
いやいや、殴ったら壊れるだろアンタ。
あの、一応話は出来そうだし、質問良いですかね?
Declaration of independence、独立宣言を譲って頂けないすか?そしたら帰れるし。
 
「あれはタダの紙切れでは無い!この国が自由の国である事の象徴なのだ!」
 

 
何だろ、この人。と言うかこのロボットか。
独立宣言の保管場所を守るにしてはやけに芝居化たっぷりだな。
あの、じゃぁどうしたら穏便に独立宣言を譲って頂けますかね?
 
「叩き壊しちまえばいいじゃねーか。」
「黙らせれば良いと思うの、ダーリン。」
「何を遊んでるんだ?」
 
あー、いやちょっと待て、お前ら。話がややこしくなる。
 
「聞こえているぞ!?まぁいい。
どうやら後ろの連中はともかくお前は友好的に話を進めたいようだな。
しかし!お前達が度々襲ってくる英国の手先だと言うのなら容赦はしないぞ。」
 
はぁ、英国ですか。途中で転がってたハンター達の骨とかはGwinnettにとっては
英国の手先み見えているのだろうか?
あの、自分達は英国の手先じゃないですよ?行った事も無いし。
どうやったら信じて貰えますかね?
 
「ふむ、証明か。お前が英国の手先では無いと言うのなら打ってつけの方法が有る。
独立宣言の偽物を作るのだ!それならば奪われた所で全く問題は無い!
いや、英国の手先共が奪った偽物を王室に届けると言うので有ればこれは正に痛快な話だ!
協力してくれると言うのならお前達が英国の手先で無いと認めよう。」
 
なるほど、そりゃ面白いかもしれない。
んじゃ早速作っちまいましょうか。
 
「そこで問題が有る。ただの偽物では簡単に見破られる可能性が有るのだ。
完璧な偽物を作るには、Iron gall inkが必要だ。
インクが手に入れば鏡に写したかの如く、完璧な偽物を作って見せよう!」
 

 
む、そう来るか。そのインクとやらは何処に有るのか判らないとか
伝説のvaultの奥深くに隠されてるとかそう言う落ちじゃないよな?
 
「場所は判っている。Arlighton公立図書館なら保管されたインクが有る筈だ。
大量には必要は無い。小瓶程の量が有れば良い。」
 
オーケー、判ったんじゃ図書館行ってインクを取ってくれば完璧な偽物を作れるんだな。
それじゃ、さくっと取ってくるんで紙の用意をしておいてくれ。
 
「うむ、よろしく頼む。我々は独立宣言を守る為にここを離れる訳には行かないのだ。」
 
と、言う訳なんでArlighton公立図書館に行くぞお前ら。
言い切るのと同時に3人から盛大な文句の声が上がった。
 
「このポンコツを叩き壊しちまえば早いじゃないか。」
「黙らせれた方が早いと思うの、ダーリン。」
「よく判らんがどう言う事だ?」
 
反応は3人それぞれだが、ゴールが目の前なのに引き返す必要は無いか。
当然の反応かも知れない。話の流れが良く判って無さそうなSydneyに声を掛けてみる。
どうする?これを最後の仕事にする積もりなんだろう?
Abrahamの爺さんに最後迄尽くすのか?そう聞くとSydneyは首を傾げる。
 

 
「だから、一体アンタは何が言いたいんだ?」
 
いや、ほら最後の届け物が贋作ってのも面白いんじゃない?って事ですよ。
あの爺さん騙して報酬巻き上げようって話さ。
 
「あー、そう言う事か!そりゃ面白そうだな!」
 
Sydneyはいきなり乗り気になってくれた。
最後の仕事で意趣返しも面白いと思ってくれたのだろう。
残るはJerichoとCloverだが取り合えず自称Button Gwinnettを名乗る
Protectronの部屋から出た。向かうのは当然、Arlighton公立図書館。
まだBoSの連中はいるだろうか?
 
「理由を聞かせて貰おうか?何で話が変わってくる?」
「その顔は良くない事を考えてる顔だと思うの、ダーリン。」
 

 
えーとですね、今迄依頼は沢山受けて来たけど、
基本依頼主に尽くして来たじゃない?依頼を達成して報酬を貰う訳だけどさ。
珍しく依頼主を騙せる要素があるんだよな、コレ。
欲の張った依頼主は欲しい物が手に入って満足、報酬は貰えるし
貴重な遺産はこのProtectronが何時までか知らんけど守ってくれると。
良い事尽くめじゃ無いか?
 
「余計面倒臭ぇだけだろうが。」
「何時もの屁理屈と何が違うのか良く判らないの、ダーリン。」
 
ぐ、段々説得が面倒臭くなって来たなお前ら。
まーいい、コレは決定です。意見は採用しない。
大体こんな愉快なProtectronを壊すとか勿体無いじゃないか?!
おっといけない、口が滑った。
 
「・・・」
「・・・」
「・・・」
 
来た時と違ってエレベーターが稼動しているので地上に一気に戻り国立公文書館を後にした。
途中でお約束のようにRaider達が襲ってくるがパワー・アーマーに
身を固めた3人がいるので特にする事が無い。
 

 
そして日も傾き掛けた頃にArlighton公立図書館が見えて来た。
・・・ん、あれは?
 
「TaloOOn CoMpAny!!!!」
 

 
いやー、なんて久しぶり!大歓迎!
ノコノコと襲って来たTalonの傭兵を返り討ちにした。
うん、やっぱ定期的に襲いに来てくれないと張り合いが無い。
 
「・・・お前らTalonの連中と遣り合ってるのか?」
 

 
あ、Sydneyが若干引き気味だ。これは誤解を解いておかねば。
そもそもTalonとは友好関係でTalonで始末に終えない連中に始末を引き受けているし
Tempennyの爺さんから定期的に補給要員が送られている事を説明した。
 
「それは俗に言うヒットマンって事じゃないのか?」
 
まーそうとも言うな、結果は変わらんから一緒でしょ!
今一説得出来た気がしないが、図書館に辿り着く事が出来た。
前回はMoiraさんの依頼で色々と面倒だったけど今回はインクを見つけるだけだ。
さっさと目的のブツを見つけて帰ろう。BoSはまだいるのか?
 

 
あ、Jericho達のパワー・アーマーは問題有るかな?
いや、面倒だしもうこのまま行ってしまおう。
図書館の玄関を潜ると聞き覚えの有る声が。
 
「止まれ。ここは現在Brotherhood of Steelの制圧下に有る。速やかに立ち去れ。
お前達の目的は・・・」
 

 
どうも、お久しぶり?です。Yarlingさん!
何か良い出物は有りましたか?
 
「・・・何をしに来た?」
 
いるかも知れないと思ったBoSの面々は未だ図書館を探索中のようだ。
えーと、今回は古いインク?を探しに来ました。ここなら有るかなー?と。
Yarlingさんの方はどうなんです?図書館の探索に進展はありました?
何か貴重なデータが出てきたとか?レア本とか薄い本が出て来たとか?
地下に眠る大戦前の軍事施設の場所が判明した!とか無いんですか?
 
「・・・前回も言ったがRaider共を排除し切れていない。
Citadelから増援を呼べば一掃出来るだろうがそれは望めないから
いまここの人数でなんとかするしかない。」
 

 
態々図書館にレアな本を探しに来る位の物好き、もとい研究熱心な面子で固めてるんでしょうし
賛同してくれる人は少なさそうですね!下手に増援呼べば帰還命令出ちゃうとか?
 
「ぐ・・・Raiderは排除しつつある。時間の問題だ。
それとレア本等と言う物は探していない。あくまで目的は戦前の図書館のデータだ。」
 
あ、そう言えばまた新しい本見つけたんですけど
Yarlingさんの守備範囲はなんでしたっけ?
 
「ま、まさかBig Book of Scienceを見つけたとでも言うのでは無いだろうな!?」
 
Yarlingさんだけでなく脇を固めている筈のBoSまで詰め寄って来る。
あの、戦前のデータを探していたんじゃ無いんですか?
 
「・・・ごほん、勿論そうだ。そ、そう言えばインクを探していると言ったな?
インクなら態々ここに来なくても良い筈だが?」
 
それが、ここにしかない珍しいインクらしくてですね。
欲しがるお大尽がいらっしゃると。お邪魔はしませんので、
少しウロウロさせて頂いてよろしいですかね?勿論、お土産もちゃんと用意しております。
 
「あ、あぁ。Raider共とは戦闘の最中だから部下達の邪魔はしないように気を付けてくれ。」
 
うん、気分良く通して貰えるって素晴らしいね!
Yarlingに色々と突っ込まれずにインクを探せる事になった。
さー皆、目標はインクだ。Raiderを装備品を剥ぎ取るのはついでだから忘れないように。
 

 
図書館内はBoSとRaider達の抗争がまだ続いているが
火力に物を言わせるBoSが数で勝っているRaiderを排除仕切れていないと言った感じだ。
彼方此方から聞こえてくる銃声を無視してButton Gwinnettが教えてくれた
インクが有るらしい場所を目指す。
Raiderは特に手を出す暇も無く3人が片づけてくれるので荷物漁りしかやる事が無い。
数回の襲撃を退けた所でインクが保管されている筈の部屋に出た。
さて、後は年代物のインクが残っているかどうかだが。
 

 
棚を順に漁って行くとインクの瓶を見つけた。
えーとこれだな。よし、これで目的の物は手に入った。
それじゃぁ皆持てるだけ戦利品を持って引き上げよう。
Button Gwinnettにインクを渡したら贋作を貰ってAbrahamの爺さんから報酬を頂こう。









・Iron gall ink
没食子(もっしょくし)インク、ブナ科の植物のコブから抽出したタンニンを使って作られるインク。
初期のインクで同様の物にイカ墨のインクとか、炭のインク等が有るそうです。
調べるとどうでも良い知識が身に付く不思議。

Fallout3日記104 Stealing Independence 2」への2件のフィードバック

  1. shiban_ifrit

    新年あけましておめでとうございます。自分はロボ破壊しちゃったんですが確かにあんな愉快な奴を倒してしまったのは勿体なかったかもwそれでは今年もよろしくお願いします。

    返信
  2. starjes205

    shiban_ifritさん、あけましておめでとうございます。時期的にこれからが山場かと思いますが体調には気を付けて下さい。今年もよろしくお願いします。

    返信

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