The Precursors 日記02 Captain Ridger

と、言う訳で惑星Goldinに降り立った。

学生生活は終り、自由の身だ。
しかし、自分は他の連中と違って職を探す必要は無い。
この街、Tamerheimに住むCaptain Ridger(キャプテン・リッジャー)の元で働く事が決まっている。
先ずは彼の所へ顔を出さないといけない。
「さっさと行け、そこに突っ立てるんじゃない!」

町並みを眺めていたらいきなりセキュリティに怒られた。
くそう、横柄な奴だな、覚えてろよ。
ゲートを潜るとセキュリティロボットに写真を撮られた。
こんなところで何で警戒が厳重なんだろう?
ゲートを出るとAira(アイラ)がいた。
「トリスはキャプテン・リジャーの所へ行くの?
私はその辺をうろついてるわ後でまた会いましょ?」

これと言って特に色っぽい会話も無く、アイラと分かれた。
その内行動を一緒にする事も有るんだろうか?
まーいいや。先ずは街を歩いてみよう。

街は砂漠のど真ん中、中央通りなのに砂ばかり。
わお・・・なんて素晴らしい街なんだ。
「いらっしゃい!いらっしゃい!街一番の最高の品ばかりだ!」
声のした方を見れば怪しげなおっさんが呼び込みをしていた。
えーと、最高の品って言うと一体何?
「最高の武器さ!さぁ恥ずかしがらずに見て行ってくれ!」

男の指差す方を見ると武器の看板を掲げた店が見える。
ふむ、ちょっと寄ってみるか。
店に入ると店主らしい男が話し掛けてきた。
「さぁ、見ていってくれ!我が友よ!」

我が友って何だよ?あんたの名前も知らないってのに。
「ここじゃぁ皆、俺の事を知っているさ!俺はSadhi(サディ)。何でも売ってるぞ!?
武器に弾薬、この街で最高の品だ!」

それではと言う事で武器を見せて貰ったが生憎手持ちが300クレジットしかない。
何か買ったらあっという間に懐が空っぽになってしまう。
店の場所だけ覚えて退散する事にした。
さて、キャプテン・リッジャーの所に行かなきゃな。

マップを頼りに進むと街の中でひときわ大きな建物に辿り付いた。
ものものしい警備も付いている。もしかしてキャプテンは大物なのか?
「我々は町の秩序を保っている。この街では武器を使う事、ツバを吐く事、
タバコを捨てる行為、卑猥な言葉を使う事は禁じられている。注意するんだな。」

セキュリティの有り難い説明を受けて建物に入った。
さて、キャプテンは何処だ?
通路を進むと待受室のような所に出た。眼鏡の男がドアの前に立っている。
あの、キャプテン・リッジャーはこの部屋っすかね?
「あぁ、貴方がトリスですか?キャプテンは既に3回貴方が訪ねて来たか
ワタシに質問しています。どうぞお入り下さい。」

ありゃ、大分待たせてしまってたんだろうか?
早速挨拶を済ませてしまおう。
部屋に入ると立派な体格の男とが出迎えた。
「やぁ、トリス。君は父親に似ているな!中身も似ている事を願おう。」

名乗る前に話が始まってしまった。フレンドリー且つ、
なんだか失礼な事を言いながら男は手を差し出した。
握手を交わし本題に入る。
「私はずっと君の学業の成績を見て来た。
君は学校を優秀な成績で卒業した。
そこで私は司令部に交渉し、ここへの配属を求めたと言う訳だ。
君は最終試験において非常に良い点を取っているんだ、トリス。」

試験の成績と言われてもピンと来ないが気になる事が一つ。
あの、貴方は親父、もとい父の事を知っているんですか?
「勿論だ!私達は一緒にAmegon基地で働いた仲なのだよ!
彼は何時も私を助けてくれた。彼は素晴らしいパイロットであり、本物の友人だった。」
・・・あの、自分は父の事を殆ど知らないんです。
「彼は私が見て中で最高の傭兵の1人だった。
この街に落ち着いてからはピラミッド寺院で時間を過ごす事が多かった。」
んー、街ハズレに見えた馬鹿デカイ建物が有ったけどアレがピラミッド寺院ってのかな?
あの、父がAmegonでパイロットをやってたと言う事が初耳なんですよ。
「ただのパイロットでは無かったよ。誰も彼に敵わなかった。
彼は数百フィート先から敵パイロットを撃墜する事が出来たし、
酒を飲めばクリスタルクリーナーを飲み干す事も出来た。
・・・死と言う物は何時も最高の者を奪って行く物だな。」
何がどう凄いのかイマイチ良く判らないな。
あの、父がどんな風に亡くなったのかも自分は知らないんです。
「あれは不運な事故だった。
氷山を探索している時に凍ったマンモスが落ちてきたんだ。」
それで今は文字通り寺院の中にいると言う事ですか?
「彼は本当に偉大な宇宙の傭兵だった。
トリス、これは覚えていて欲しい。彼を知る者達は皆彼の事を誇りに思っていた。
私は彼の親友だった。戦場で危機に会った時に彼は私にこう言った。
「息子の事を頼む。」と。彼は何かを予感していたのかも知れない。
彼は船を降り、君に船と遺産を残し、私に託した。」
なんですと?船に遺産?そりゃ、何処の詐欺話っすか・・・
「彼は君が宇宙で出る時に彼の船を使う事を望んだんだ。
随分昔の事だが船は今でも宇宙港に停泊している。」
おー・・・それはなんだか凄い話ですね。
それから何か問題でも起こったんですか?
「時の流れは無常だ。彼の船は素晴らしい物だったが燃料電池の調子が悪くなっている。
それ自体は問題では無いが、この場合の問題は使われいるパーツが古いと言う事だ。
今では彼の船に使われたような燃料電池を手に入れる事は非常に難しい。
私は商人のSadhiに燃料電池を探すように頼んでいるのだが未だに見つかったと言う報告は無い。
もし、君が燃料電池を見つけることが出来れば私達はクレイトンの船を修理することが出来る。」

ふむ、そう簡単にはいかんか・・・
あ、そう言えば遺産って言いましたよね?一体どんだけ残高が有るんですか?
「君の父親はおおよそ2万クレジットを君に残した。
これは非常に大きな金額と言えるだろう、しかし・・・」
2万!?今の手持ちは300クレジット。
とんでもない金額だ。でも、しかしって何ですか?しかしって!
「君の父親の意向だったのだが君の教育費はその遺産で支払われていたのだ。
今現在の残高は500クレジットだ。受け取ってくれ。」
そう言えば深く考えたことは無かったけどそう言う事だったのか・・・
しかし、2万から500とは凄い減りようだな。いや、貰いますけど。
リッジャーから500クレジットを受け取った。
壊れた船と500クレジットでも無いよりは遥かにマシだ。
「君の言うとおりだな。遺産と言うには問題が有るが・・・
しかし、私は君の父親の友人だった事を忘れていない。君を助けたい。」
あー、何か仕事を振ってくれる事ですかね。
特にあても無いし何時でも行けますが。
「誰でも先ず何かを必要とする物だ。私が若かった頃、
植民地の仕事で遠い工場迄荷物を運べと言われた事が有る。
何時ものように装備を整え、追跡システムを調整し・・・」
あの、仕事の話じゃ無かったんですか?
「そうだな、仕事の話だ。やって欲しい事はこうだ。
我々はこの街を守る戦いの為に、毎月商人達から基金を集めている。
1人頭・・・あー、商人1人あたり200クレジットなのだが、Sadhiはこれを納めていない。
勿論、これは自発的な寄付なのだが拒否する事は許されない事だ。
集めた基金は退役した軍人に配られている筈だ。」
なんか急に胡散臭い話になったような気がする。
集めた基金とやらの25%は集める段階で消え、
さらに管理費の名目で25%が消え、さらに分配の手続きの諸経費とか言う名目で消え、
受け取る筈の人数が実際の人数より遥かに多いとか
実際に銃を手に戦う人達の所に届く頃には幾らも残ってないとかそう言うパターンっすね?
とは言え、ここで断ったらこの先やって行けそうな気もしないし。
そうですねーやっぱその辺はきっちりしないといけないっすね。
判りました。きっちり回収してきましょう。
「うむ、これはこの街の保安に係わる問題なのだ。Sadhiには厳格に対処して欲しい。」
リッジャーは咳払いをして話を終わらせた。
父親の親友にして遺産の管理人かと思ったら結構酷いおっさんなのかも知れない。
2万クレジットも本当は何処に消えたのか怪しい気がしてきたぞ・・・
ま、先ずはこの仕事を終わらせてしまうか。
さっきSadhiには会ったばかりでなんか少し気が重い。

店に顔を出すとSadhiは変わらずの笑顔だった。
「いらっしゃい!今度は何か買ってくれるかい!?」
あー、えー、そのキャプテン・リッジャーから基金を集めて来いって言われまして。
そう言うとSadhiは納得行ったようだ。
「あぁ、確かに。しかし今は金が無いんだ。」
無いって言われて素直に引き下がる訳にもいかんしなぁ。
これは街を守る為に必要な物らしいんですし、寄付は嫌ってのは不味いんじゃないですかね?
「本当に金が無いんだよ!武器を運んだ最後の荷は砂漠の盗賊共に奪われちまった!
奴らは武装し、俺は金を手に入れてない。しかも武器だけじゃないんだ。
リッジャーからの頼まれ物も盗賊共に奪われちまったんだ!」
リッジャーからの頼まれ物?それって船のパーツっすか?
「そうだ、大分古い船の部品なんだがな。手に入れるのに骨が折れたし
大分金が掛かったんだ。褒めて貰っても罰は当たらないと思うんだがな。
今は多分、盗賊共がねぐらを暖める道具として使ってるだろうさ!畜生。」
おー、古い船のパーツとか気の遠くなる話かと思ったらあっさり片付きそうな気配?
これは良い事を聞いたような気がする。
親父さん、基金の200クレジットはこっちで払っても良いですぜ?
「本当か!?そりゃ助かる!この恩は忘れんぜ。」

有り難がるSadhiを残して店を出た。
懐が寂しくなるが船が手に入る算段が出来そうな情報なのだから安い物だろう。
キャプテンには適当に誤魔化しておこう。元々胡散臭い話だしな。
リッジャーの所に顔を出すと基金の話になった。
「守銭奴のSadhiは素直に基金を払ったか?」

あ、はい、ここに。気前良く寄付してくれましたよ?
「これは驚いた。ここの商人共は皆けち臭いが、君には素直に金を払ったのだな。
トリス、君も知っておく必要が有るが、この神に見捨てられた街ではこのような事は必要な事なのだ。」
はいはい、勿論そうでしょうとも。それですね・・・
「君が十分に働いてくれれば私は君を昇進させ、
惑星Cassilに転属させる事が出来るだろう。」
あ、はい。それは願っても無い事で。
ってそもそも、ここに呼ばれなきゃCassilに行ってたんじゃ・・・
「私は君の父親に恩を受けている。
しかし、君を昇進させるにはまだ幾つかの仕事をこなして貰う必要が有る。
ただの新米を昇進させる事は誰からも理解は得られないだろう。」
はい、勿論ですとも。何時でも行けます。
何でも言って下さい、こんちくしょう。
「よろしい、では先ずは簡単な仕事から行こう。
Secestraalden(セストラールデン)の船は丁度宇宙港に到着した所だ。
あー、彼は惑星Sunaxの出身でな、あの惑星の者は皆こんな紛らわしい名前なのだ。
それはともかく、君の仕事は彼を宇宙港で探して私宛の荷物を預かって来る事だ。」
はい、判りました。さくっと荷物を預かってきましょう。
中身は聞かない方が良さそうですね。
「素晴らしい。その調子で頼むぞ、宇宙港の場所は忘れていないな?」
と、言う訳で新しい仕事は荷物運びだ。宇宙港へ行ってキャプテンなんとかさんに会って
中身の判らない荷物を運ばなければならない。
素直に宇宙港に向かうのも何なので、少し街の外へ出てみる事にした。
セキュリティが固める門をくぐると一面の砂漠が広がっていた。こりゃ凄い。

特に宛ても無く歩いてみると試験の時に出くわした虫が現れた。
倒すとKrakut’s mandeibles(Krakutの顎)が手に入った。
何に使うか判らないが一応拾っておこう。

さらに進むといきなり撃たれた。いかにもな格好の男達がわらわらと姿を表す。
こいつらが砂漠の盗賊って奴か!
いきなり撃ってくるって事は遠慮は要らないって事だな!

倒した山賊から有り難く武器弾薬を頂く。
うん、虫を倒してなんだか判らないアイテムを手に入れるよりずっと判りやすい。
ライフルも手に入ったしこれを売れば懐も暖まるだろう。

街に戻り、Sadhiの店で戦利品を売り払った。
これで所持金は700クレジットになった。
さて、キャプテンなんとかさんに荷物を貰いに行くとするか。










・AP-M23 エネルギー・ピストル

非常に人気の有る武器で低出力、再装填を必要としません。
唯一の欠点は連続で使用すると発砲に要する時間が増加する事。
しかし、シングルショットで使うにはとても良い銃です。
Lenkon アサルトライフル

帝国によって開発されたこの古典的な突撃銃は常備軍とギャング達に非常に人気の有る銃です。
簡単な構造で高い火力を誇ります。その人気の為、宇宙の何処で有ろうとこの銃の弾薬と
拡張パーツを見つける事が可能です。

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