Fallout3日記103 Stealing Independence 1


 
Capital preservation society、保存協会と看板を掲げたその場所は
Rivet Cityの船底の一角に有る。
難民の犯罪者の流入対策にHarkness達が躍起になっている事を思えば
船底とは言えこれだけのスペースを確保している人物はそれなりの地位にいるのかも知れない。
そしてその人物、Abraham Washingtonは目の前でニコニコと笑っている。
 
「やぁ、その気になってくれたようだね。」
 
Rivet Cityの歴史を探る為にうろうろしている時に見つけた場所だが
室内全体が展示場となっている。額に納められた古文書に
何か良く判らないアイテム、極めつけは天井から吊るされた戦前の戦闘機だ。
確か、技術博物館にも同じ物が飾られていた筈。
 

 
「この国がUnited Staes of Americaとなった記念すべき証拠、
アメリカ独立宣言を手に入れる事は我々生き延びた者達の当然の
責務だと考える。君のような優秀なハンターが協力してくれる事は非常に喜ばしい事だ。」
 

 
・・・
 
「Declaration of Independence、
植民地の独立を主張する第二回アメリカ大陸議会の宣言を記録した文書・・・
価値の分からぬ者にとってはそれこそただの紙切れ、
ゴミでしかないがその価値を知る者にとっては何物にも代えがたい。
正に至宝!この国の魂と言っても過言ではない!
歴史に名を残す絶好の機会と言えましょう。」
 

 
・・・
 
「では、早速ですが目的の場所はNational Archives。ご存知の通り、
あの界隈はミュータントにグール共の徘徊する危険地帯。
貴方が無事アメリカ独立宣言を手に入れられる事を祈っております。」
 
Megatonで休憩した後にRivet Cityに舞い戻ってきた。
バツが悪いのでharknessには見つからないようにするのに少しばかり
気を使ったが特に何事も無く、博物館に辿り着く事は出来た。
 
博物館の主、Abraham Washingtonの依頼は文字にすれば非常に簡単だ。
National Archives、国立公文書館に侵入し古文書を入れる事。
1776年、およそ1千年前はアメリカはイギリスの植民地だった。
そのイギリスの支配からの独立を主張する宣言書が
Abraham Washingtonの欲しがるDeclaration of independenceだ。
 
「独立宣言を手に入れる事が私の悲願で有りました・・・
あなた方にはどれだけ感謝しても足りないですな。」
 

 
あー、感謝は良いんですが、その報酬とかは無いんですかね?
前に立ち寄った時は細かい所を聞き損ねてたんで。
 
「独立宣言を持ち帰った者として歴史に名を残すのですよ!?
これ以上の名誉が有りましょうか!?」
 
えーと、それはただ働きをしろと?
 
「・・・」
 
・・・
 
「報酬は勿論お渡ししましょう。国立公文書館は独立宣言の他にも貴重な文章が
保管されております。それらを持ち帰ってくだされば各々に応じてCapを支払います。」
 
具体的には?
 
「・・・このWastelandでは失われたと言われる、Railway Rifleの設計図。
これでいかがでしょうか?」
 
判りました。現地での収穫品は勿論コチラで処分して構わないんですよね?
 
「それは勿論の事です。私はただただ、貴重な資料を保護したいばかりなのです。」
 

 
了解。それで、悲願って話だったけど自分達の他には頼まなかったんですかね?
まさかずっと依頼出来る人物を待ってただけって話じゃないんでしょ?
 
「それはそう、勿論腕に自信の有るハンター達に依頼してはおりましたが・・・
誰一人帰って来た者はおりません。だからこそ、貴方方に是非ともお願いしたいと。」
 
うーん、自分達で何人目か知らんけど報酬を餌に
大分犠牲者が出てるって事ですかねぇ?
聞かなきゃ言わないつもりだったって所ですか。
 
「ですから報酬ははずむと。」
 
爺さんは終始笑顔を絶やさない。成功報酬だから頼む分にはタダだ。
持ち帰る事が出来れば設計書とやらを渡せば良いだけと。
・・・ま、独立宣言以外は自由にしていいって事だし良しとしますか。
判りました。では設計書を用意して待っててください。
そう、後自分の他に頼んだ人物の名前とか聞いても?
 
「1人、女性のRelic Hunterが向かっております。
が、向かったきり早数ヶ月、何の連絡も無い状態でして。」
 
ふむ、代わりを探してたって事ですか、聞かなきゃ言わなかっただろ。
生きてるかどうかは判らんけど一応覚えておくか。うし、行ってみましょうかね!
 

 
目指す国立公文書館はアンダーワールドのお隣。
襲ってくるミュータントを順に片付けて辿り着く事が出来た。
崩壊している建物が多い中比較的綺麗な形で残っているように見える。
 

 
探索に向かって帰って来た者がいないと言う物騒な雰囲気は
少なくとも外見からは見受けられない。
生き残っている照明に照らされてある種幻想的な雰囲気を放っている。
 
「で、爺さんが何人か知らんが送り込んで誰も帰って来てない場所にノコノコ乗り込むのか?」
「計画を建てるとか中を探って見た方が良いと思うの、ダーリン。」
 
探るにしても中に入らなきゃどうにもならんし、目的の品がこの建物の
何処にしまわれているのかも今の所判らんしなぁ。
ま、ミュータントとかうじゃうじゃいても3人いればなんとかなるだろ。
ちゃっちゃと済ませてしまいましょう!
 

 
「それは普通行き当たりばったりって言うんじゃ無いのか?」
「ただの見敵必殺だと思うの、ダーリン。」
 
ドアをくぐると中は大分荒れていた。
何が入っていたのか判らない額や割られたケースが転がっている。
爺さんの探し物は災難を逃れているのだろうか?
 

 
通路は生きているようなので地下に潜り込む事が出来そうだ。
フロアを抜けようとすると崩れ掛けた一室にプレートが掲げられているのを見つけた。
 
「Rotunda for the Charters of Freedom」

 
・・・独立宣言の広間ってそのまんまじゃないか!
来て真正面に目的の物が有るとは何と言う親切設計。
こりゃ今回の仕事は簡単だ。
広間も入り口同様荒れていたが展示物はそこかしこに残っている。
独立宣言は残っているだろうか?
 
「おい、そこのお前。」
 
んー、このケースは空か・・・こっちは何だ?
 
「おい、お前!何をうろうろしてるんだ!?」
 
くそう、独立宣言さ手に入ればこっちは問題無いってのに何だよ一体。
広間の中央でサブマシンガンを構えていた女の方を見る。
あー、すいません。ちょっと気付かなかったもんで。
 
「嘘付け、コラ。明らかに無視してただろ。んで、お前達もあの爺さんに騙されてやって来た口か?」
 

 
爺さん?ハテ何の事で?
こちらは見ての通りしがないスカベンジャーでして。
 
「オーケー、隠し事は無しだ。アタシはSydney。Relic Hunterだ。
Abraham爺さんに騙されてココに来て大分経つ。
アンタ達は私の代わりだろう?爺さんはいい加減痺れを切らしてたんじゃないか?」
 
あんたが、爺さんの言ってたハンターか。無事で何より。
ぱっと見たところココには独立宣言は無いみたいだけど
一体こんな所で何をしてるんだ?
 
「独立宣言の有りそうな場所には当たりは付けて有るんだけどちょっとした問題が有ってね。」
 
ふむ、問題ですか。それは一体?
 
「直ぐに判るよ。」
 
Sydneyが銃を構えた。
 
「奴らが来るよ!」
 
同時にドスドスとと言う聞きなれた足音が聞こえてきた。
こいつは・・・、Jericho、Clover!応戦するぞ!
 

 
土嚢を積み上げた簡易バリケードの影に飛び込むのと
ミュータントが乗り込んで来たのが同時だった。
ご丁寧にミニガンを抱えたヤツまでいる。
 
「こいつらを片付けないと話は進まないよ!」
 
Sydneyの笑い声が広間に響いた。
文字通りこいつ等を片付けないと進む所か引き返す事も出来そうに無い。
 


 
暫しの戦闘の後、広間にはミュータント達が転がっていた。
現れた数こそ多かったがこっちは4人、団子になって突撃して来た連中は良い的になってくれた。
 
「なかなかやるじゃないか。」
 
後続が来ない事を確認したRelic Hunter、Sydneyが口を開く。
問題ってはこいつらだったのか?
 
「そー、そー。もうこいつら何処から沸いて来るんだ?って位うじゃうじゃいてね。
 一緒に来てた他のハンター達はやられちまって残ったのはアタシ1人さ。
地下へ降りるリフトは動かないから保管庫へ行くにはどうやってもこいつらを突破しなきゃいけないんだ。
でも、お陰で地下は様子は大分頭に入った。」
 

 
ふむ、地下はミュータントの巣になってて簡単には進めないと。
オーケー、有難う。んじゃ行こうか。Jericho、Clover。
ミュータントの死体から武器弾薬を漁っている二人に声を掛ける。
 
「あんた達だけで行こうってのか?死ぬのがオチだよ?」
 
んー、なんとかなるでしょ。今までもなんとかなってたし。
 
「地下はあちこち崩れてて迷路になっちまってるんだ。アタシも一緒に行こう。」
 
えー・・・知らない人と一緒とかちょっと遠慮したいかな?
実際あんたの事何も知らないし。
 
「判った。聞きたい事が有ったら質問して。」
 
そう来るか。ええと、んじゃなんでRelic Hunterなんかに?
 
「またどうでも良い事聞いてくるね、良いけどさ。
奴隷商人達に捕まらないようにこそこそ生きてたんだ。
それが有る日、間抜けな奴隷商人をぶちのめしたらお宝っぽい資料を見つけてね。
収集家だって聞いてたAbrahamの所に持ち込んだのが始まりかな?
金を手に入れてたっぷり飲んで、この仕事でやっていけると踏んだ訳。」
 

 
ふむ、傭兵やってたとかそう言うのじゃないんだ。
その資料とやらが縁でAbraham爺さんと付き合ってると?
 
「ま、金払いは良かったからね。って言ってもやばい仕事には変わりが無いから
この仕事が終わったら足を洗おうと思ってたのよ。」
 
ミイラ取りがミイラになりかけたと。
あ、そう言えばそのマシンガンは一体?大分弄って有るように見えたけど。
 
「あぁ、この10mm Ultra SMGはは良い銃だよ。寝る時も枕の下にしまってる。
私の父さんが作ったんだ。何度助けられたか判らない位さ。」
 
父さんか、そっちの話を聞いてもいいかな?
 
「悪いね、まだそこまで話せる程、あんたには気を許してない。
そう言うのはもっと気を許しあった者同士でやるもんだろ?他に知りたい事は?」
 
自分で振っておいてお断りとか。ま、いいか。んじゃ他の話・・・地下の様子は?
 
「実はそこのリフトで直接地下へ行ける。おっと怒るなよ?
私はリフトをハッキングしようとしたんだけどその前に攻撃を喰らって足止めされてる。」
 
試しにリフトを動かしてみようと思ったが床がせり出して来た所で動かなくなった。
リフトを動かすにはどの道ミュータント共を排除しなきゃダメって事ですか。
動かせる頃には目的地に付いてるから帰りが楽になる・・・のか?
 
「他には?」
 
いや特に無いかな?んじゃさっさと終わらせて爺さんから報酬を貰いましょうか。
あ、そうだ。一緒に行くならその前に大事な事がある。
おーい、Jericho。まだ装備の予備は有ったか?
 
「凄いね、Outcats Armorとか一体何処から手に入れるのさ?これが有ればミュータント共も蹴散らせるかも?」
 

 
Sydneyはあっさりパワー・アーマーを装備して見せた。
おい、Jericho。納得行く説明を聞かせて貰おうか?
 
「俺に聞くな。」
 
真剣にWastelandでパワー・アーマー装備出来ないの自分だけじゃなかろうか?
だんだん不安になって来た。・・・考えるだけ無駄か。んじゃ行こうか。
 

 
広間を抜けて地下へ降りる事にした。
Sydneyの言うとおりミュータントは次々と姿を現すが
完全武装の三人組が端から片付けてしまう。楽で良いけど。
 

 
現れるミュータントを片付けつつ進む事暫し、
どうも見たような部屋に戻ってきてしまったような気がする。
おーい、Sydney。なんか同じ所ぐるぐる廻ってるだけのような気がするんだけど気のせいか?
 
「確かこっちだったと思ったんだけど。」
 
いや、そっちは最初に覗いただろ。行き止まりだったぞ?
 
「そうそう、こっちこっち。今度は間違いないから。」
 

 
壁が崩れていてなかなか地下へ進めない。
ミュータントは律儀に襲ってくるのでこいつらの出てくる方向がまだ足を踏み入れていない
場所なんだろうと言った具合だ。おい、Sydney。一体どうなってる?
 
「おかしいね、前に来た時は確かこっちだったと。」
 
もう何回目だよその台詞。そもそもお前案内してないだろ。
完全に迷子になった気分だが散々歩いて端末でロックされたドアを見つけた。
ここは初めてだな。先へ進めるかもしれない。
 

 
ハッキングでドアを開けると地下へ通路が続いている。ビンゴだったようだ。
ついでにミュータントも襲って来た。
 
「さぁ、こっから先はアタシも知らないからね。慎重に進んだ方が良さそうだ。」
 

 
いや、だからお前全く案内して無いだろ?
罠はことごとく引っ掛けるし、ミュータントには突っ込むし
こんだけStimpak使ったの久しぶりだぞ。Jerichoでもここまで無茶しないって。
 
「ま、細かい事気にするな!」
 
Sydneyは親指を立ててみせる。
無茶っぷりは良いけど、気が付いたら死んでそうなんだよな、コイツ。
ボロボロの通路を進むと今度はシェルターのような階層に出た。
 

 
通路を突っ切ると今度は倉庫のような広間に辿り着いた。
天井にはリフトが見える。大分遠回りしたような気がするけどやっと
独立宣言の広間の真下に辿り着いたようだ。
 
「な?ちゃんと辿り着けただろ?」
 

 
得意げなSydneyが胸を張るがとりあえず無視する。
広間の先には隔壁が有る。この先にまたミュータントがわんさといるんだろうか?
すると突然広間に大音声が鳴り響いた。
 
「間もなく交戦状態に入る!繰り返す。防衛線が破られた、間もなく交戦状態に入る!」
 

 
声は隔壁の上のスピーカーから鳴り響いている。
ミュータントでは無さそうだけど歓迎されていないのは明らかなようだ。









・National Archives
現在の独立宣言が収められている様子は
下記のリンクから見る事が可能です。
ゲームの中とそっくりと言うべきか、その逆だろと突っ込むべきか?
The National Archives Rotunda for the Charters of Freedom

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