Two Worlds日記78 Find Hoko

水のエレメントが有ると言うAshosの街に辿り着いた。
奇妙な作りの街は周りを城壁に囲まれ門にはモンスターのような石像が飾られている。
遠目でも大きな街に見えたが門の前迄来るとその大きさが実感出来る。

硬く閉ざされた門を前にどうしたものかと思案していると守備兵がいるのが目に付いた。
丁度良い、入れて貰えるように話をしてみよう。

「どのようにしてこの町に辿り着いたのだ?」
此方を伺うようにしていた見慣れない格好の守備兵は聞いて来た。
どのようにって、どういう意味だ?
「Qudinarからの道は巨大な虫共に塞がれていた筈だ。
町の外にはオーク共のキャンプも有る。お前はヤツラに見つからずに来れたのか?」
あぁ、竹林の虫の事か。確かにアレはきつかった。
いや、何にも問題無しに辿り着いた訳じゃないけど普通に道を切り開いて来たんだが。
そう言うと兵士は驚いたようだった。
「お前、いや貴方は偉大な戦士なのだな。失礼な事を言った事を許して欲しい。
それでAshosの町へは何用で?」
あー、個人的な問題を抱えてね、その為に来たんだ。
流石にYatholenの目、水のエレメントを盗みに来たとは言えない。
さてどうやって言いくるめて門を開けてもらおうかと考えている目の前で門はあっさりと開いた。
何処か忍び込める場所を探さないといけないのかと思っていたのだが拍子抜けだ。
「詮索は趣味ではないが、貴方はこの町に知り合いは?」
いや、特にいない。尋ねなきゃいけないヤツはいるが知り合いって訳じゃない。
「それではこの町では何をするにも苦労するのではないかと。
この町の者は余所者(Stranger)を快くは迎え無い。
露天の商人達以外、話を聞く事も出来ないのではないだろうか。」


どうやら親身になってくれるらしい。少し目頭が熱くなる。
そうだな、何処に行っても余所者扱いだし慣れてるさ。知り合いを作る所から始めるよ。
良かったらこの町の事を教えてくれないか?それとあんたは?
「私はYorun Togowa。見ての通りこの町の門を警護している。
町はYatholenの目(Eye of the Yatholen)によって守られているが、
我々は常に警戒を怠っていない。」
目が町を守ってる?そりゃどういう事で?
「Yatholenはこの町、Ashosを守るのに目が必要なのだ。
それがYatholenの目と呼ばれる物だな。」
・・・なんか良く判らんが、Yatholenの目の力でこの町は
オークから守られているって事になっているらしいって事か。
礼を言って町へ入ろうとするとYorunに呼び止められた。
「貴方を戦士と見込んで頼みが有る。
町でHoko Sayuriと言う女性に会って貰えないだろうか?彼女は助けを必要としてる。
貴方が何の目的でこの町へ来たのかは知らないが
彼女に手を差し伸べて貰えれば貴方はこの街で友人を得る事が出来る。」

ふむ、やたらと歩き回って邪険にされるよりは誰かを紹介して貰った方が良いか。
それでそのHokoさんってのはどう言う助けがいるんだ?
「彼女の事は子供の頃から知っている。彼女は結婚していたが夫を亡くした。
そして今、姉を失うかも知れないのだ。どうか彼女の助けになって欲しい。」
Yorunはそう言って頭を下げた。もうちょっと詳しく聞きたい所だが
それ以上は語ろうとはしない。後は本人に話を聞けと言う事か。
礼を言ってその場を後にした。
さて、水のエレメントのとっかかりはHokoさんに会ってから考えるとして、
先ずはQudinarで預かった商人組合の書類を届けてしまおうか。

町に入って直ぐ、露天の商人達が並ぶ場所に商人組合の旗を掲げる建物が有った。
また次に何処かに書類を持って行けとか言われたらどうしよう?
預かるだけだから簡単と言えば簡単だけど何やってるか判らないから気味悪いんだよな。
いざとなったら逃げれば良いかと思い直して建物の中に入ってみる事にした。
ちわっすー、Qudinarから書類を預かって来たんですがー。
「ようこそ、商人組合へ。私はSan Ragahira。何の御用ですかな?」

出迎えた男は格好がおかしかった。この町の住民全部の服装が見慣れない物だが
表の商人達は普通に商人の格好をしていたので余計に変に感じる。
それにAshosの街で手紙を届ける相手は確かTakeshiと言ってたような?
ええとあの、Takeshiって人を探してるんだ。それとあんたは商人じゃないのか?
「私は元はこの町で歴史の研究をしていたのですよ。
以前使っていた仕事場が火事に会いまして、その時に商人組合からこの建物を譲られました。」

ちょっと待て。ココは商人組合の建物じゃないのか?
しかも商人じゃないってどういう事だよ?
それにSanは自分の事を歴史家だと言っている。
何処かで何か間違えたんだろうか?書類を届けに行ってくれって頼まれて来たんだが・・・
「オークとの戦争さえなければ私は歴史の研究を続けられたのですよ。
機会が有れば南の遺跡の探検に行ってみたいと思っています。」

Ashosの商人組合にいるTakeshiに書類を届けてくれと頼まれてた筈だが
建物の中にはSanしかいない。しかも商人組合だと言いながら
唯一の住民は自分の事を歴史家だと言う。なんで組合の建物に商人がいないのか。
もしかしたらQudinarで騙されたと言う事なんだろうか?
一度Qudinarに戻ってどう言う事なのか問い詰める必要が有るかも知れない。
書類をどうするかちょっと迷ったが渡さずにその場を離れる事にした。

気を取り直してYorunに言われたHokoに会いに行く事にした。
教えられた建物には女性が一人。この人がHoko Sayuriだろう。
こんちわっす。Hokoさんですかね?
「こんにちわ、見知らぬ方。貴方は何故私の名前を?」

こっちは見ての通りの傭兵なんですがね、門番のYorunに
あんたを助けてやってくれって頼まれたんだ。何か出来る事が有るだろうか?
「あぁ、Yorunに感謝を。仰るとおり私は助けを必要としています。
私は夫を失い、今度はたった一人の姉を失いました。」
・・・姉?
「夫が亡くなり私は姉と共にこの町へ移り住みました。
姉の助け無しでは私は1年と過ごす事が出来無かったでしょう。
そして今度は姉がいなくなってしまったのです。跡形も無く・・・」

それは、なんて言って良いのか判らんがとにかく大変な事だな・・・
何か役に立てるだろうか?
「私は姉が姿を消したのが寺院に関係しているのと考えているのです。
姉は寺院で働いていましたが行方不明になったのは姉が最初ではないのです。」
むむ、いきなり寺院絡みか。
姉さんが行方不明でしかも最初の行方不明者じゃないとくればいかにも怪しい。
・・・怪しいのは判るが何をすれば良いんだ?
「Uchinao Sakamotoと言う鍛冶屋を訪ねて貰えませんか?
彼はつい最近寺院の為の新しい扉を作ったと聞いています。
私はUchinaoの事はよく知っています。
彼は予備の鍵を必ず作っている筈です。それが有れば・・・」

その寺院とやらを調べられるって事だな。
こっちは目的の寺院も調べられると。判った、その鍛冶屋に会ってみよう。
「有難うございます。なんとお礼をすれば良いのか。
私には感謝の言葉しか有りません。」
感謝の言葉は姉さんとやらが無事に帰ってきてからで良いさ。
それよりその姉さんの特徴を教えてくれないか?
「はい、姉は年は32才、背は高いのですが、私とそっくりです。
同じく短い黒髪で、行方が判らなくなった時は赤い服を着ていました。」

行方不明の姉を探して寺院の鍵も手に入るかもしれない。
合鍵を持っているという鍛冶屋に早速会う必要が有るな。
これは案外あっさり神殿に潜り込めるかも?

Talk to BlackSmith

街の通りを抜け、Hokoに教えられた場所へ向かうと鍛冶道具を広げた男が目に付いた。
こいつがUchinaoだろう。どうやって鍵をいただくべきだろうか?
「何か探し物でも有るのか?」

声を掛ける前に先に声を掛けられた。
あー、えーと、あんたが鍛冶屋のUchinao Sakamotoか?
「あぁ、そうだ。何か要る物でも有るのか?」
いや、鍛冶の仕事を頼みに来た訳じゃないんだが・・・
実はHokoからあんたが寺院の新しい扉を作ったと聞いてね。
「何も言えんな。」
Uchinaoの表情が変わる。一応商売用の顔だったようだ。
いかんな、ちょっとストレート過ぎたか?
いきなりやって来てカギの話とか誰だって怪しむだろう。
すまんが聞いてくれ。実はHokoの姉さんが行方知れずになっていて
どうやら消えた場所が寺院らしいんだ。
「あぁ、噂は聞いている。気の毒な話だ。」
そこで話が終わってしまった。おいおいどうするよ。
「実はワシも問題を抱えているんだ。」

くそ、そう来たか。ええともしかしてあんたの問題を片付けたら
うっかり何処かに亡くしたカギの在り処を思い出すかもしれんとかそう言うことか?
「工房を妹から取り戻したいのだ。」
んん?どういう事だ?
「親父が死んで鍛冶の工房をワシが引き継ぐ筈だったのだが妹がしゃしゃり出てきてな。
工房は妹に引渡すと親父が言ったと言い出したのだ。」
ふむ、あんたが引き継ぐ積りだったのならお気の毒としか言いようが無いが
妹さんに任せると親父さんが言ったのなら仕方が無いんじゃないか?
「妹が鍛冶の仕事の事等判るとは思えん。
あんたは傭兵だろ?妹を説得してくれんか?」
説得ねぇ、どう言う説得を期待しているのやら。
説得しないとカギは渡さないって事か?

「ワシは街の為にも鍛冶の仕事を止める訳にはいかん。
物騒な事を頼む積りは無い。説得してくれんか?」
うーむ、どう説得するかは置いておいても
このおっさんからカギを貰うには一度その妹さんとやらに会ってみる必要がある様だ。
Uchinaoに教えられた妹、Hidee Sakamotoの元に向かうことにした。
Get rid of the greedy sister.

Uchinaoに教えられた工房には女性が一人いた。
多分、妹のHideeだろう。どうやって頼むかはともかく先ずは話を聞いてみなければ。
こんちわっす。Hideeさんですかね?
「貴方は何故私の事を知っているのですか?」

ありゃ、いきなり警戒さしちまったか。
あーいやえーとその、Uchinaoからあんたの事を聞いて
「兄は人の皮を被った化け物です!
どのような非道を行えば実の父を追い出す事が出来ると言うのですか?」
おいおい、いきなりどうしたんだ。
「兄は父を工房から追い出したのです。
私は夫を説得し、父を世話する事にしたのです。」

なんか話が随分と違うなオイ。
それで一体全体どうなったんだ?
「父は私にこの工房を残しました。それを知った兄は怒り狂っているのです。」
なんか面倒な話に首を突っ込んじまったような気がする。
んじゃあんたはちゃんと親父さんからこの工房を引き継いだって事か。

「兄が貴方に何を言ったのかは知りませんが私は幼い頃から父の仕事を手伝って来ました。
父の仕事は十分に引き継げると思っています。
それに私は正式に工房を引き継ぐために手続きをしようと思っているのです。
手続きが済めば工房は正式に私の物になるのです。」
手続きはまだなのか、兄貴が焦るのも仕方ないかも知れんが
なんでさっさとやっちまわないんだ?
「兄が何か仕掛けて来るのでは無いかと不安なのです。
事実、貴方のような傭兵が来た。
お願いです、助けてください。私は兄が恐ろしいのです。」

んあー、こりゃ困ったな。
一応聞いておくけど何をすりゃいいんだ?
「市長の Masakore Murataに会って欲しいのです。
私は工房を引き継ぐ為の手続きを彼にお願いしなければなりません。」
それぐらいならどうって事は無いが・・・
あのさ、兄さんと仲直りするとかそういう選択は無いのか?
「兄が工房の道具を持って傍にいるなんて、
私は恐ろしくて考えたくも有りません。
お願いです、助けていただけませんか・・・」
どうも、また判断に困った話になって来たようだ。
経験で言えばどっちに転んでも碌な話になりそうに無い。
カギが手に入れないといけないし、Hokoの姉さんを探さなきゃいけないし、
この娘さんの言う事が本当なら鬼畜な兄貴に工房を任せるわけにはいかんし・・・
さて、どうしたもんか。

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