Mount&Blade日記57 元帥候補


王様のお供を終え、また城を取ったり取られたりの生活に戻った。
カルラディア大陸から戦いは途絶える事が無く、泥沼の様相を呈している。
「ヤレグロク王が新たに元帥を選ばれるようですな。
そろそろ貴方の名前が候補に挙がってもおかしくない時期です。
首都、レイヴァディンで情報を集めた方がよろしくは無いでしょうか?」
馬を寄せて来たレザリットが囁く。
もうそんな時期か。自分には関係無いと思って忘れたが・・・
おい、候補がどうしたって!?
「知らない振りをなされているのか素でボケているのか私には判りませんが、
貴方が元帥候補に選ばれる可能性が有ると言ったのです。」
はぁ?何時からベージャーには貴族がいなくなったんだ?
ぱっと思い付くだけでもナルデラ卿とかガステュア卿とか
20人近くいるだろ?なんでパッと出の新興貴族にお鉢が廻ってくるんだ?
「敵軍を破る事、友軍を助ける事数知れず、落とした城は両手に余り、
ヤレグロク王を戦場で助ける事数度。カーギットの王を戦場で打ち負かした貴族が
このベージャー王国に何人もいるとも思えませんが。」
・・・
「名声は王に並び、諸国に名を馳せるベージャーの救世主。
しかし王からの褒美を頑なに拒み、望みは一族と許婚を殺した
スワディア王への復讐のみ。出自も正体も謎に包まれいる新興の貴族。
ふむ、本人を目の前に説明するのは大変馬鹿らしいですな。」
なんだその許婚ってのは?初めて聞いたぞ?
それにその体が痒くなるようないかにもな設定は一体何なんだ?
「町でも村でも幾らでも聞ける噂の類です。民衆は面白い話を有り難がりますから。
話に尾ひれや背びれやが付くのは仕方が無いかと。
それに当の本人は何も話しませんし。」
その話と元帥候補ってのに何の関係が有る?

「実績を積み、ベージャー国内で確固たる地位を築いたと言う事です。
今や貴方の名と戦勲を知らぬ者はいないのですよ。
元帥にしようと言う動きが有ってもおかしくは有りません。」
そりゃ最終的には元帥になって貴族共をアゴでこき使ってやろうと思ってるけど、
まだ早いんじゃないか?
「実はレイヴァディンに伝令を向かわせております。じきに戻ってくるでしょう。」
飽きれている所に問題の伝令が戻って来た。
レザリットが報告を聞き、コチラに向き直った。

「19人の諸侯が協議、候補は貴方とガステュア卿でした。
結果は13人の投票を受けたガステュア卿の勝ちです。
王はガステュア卿の元帥就任を正式に認めました。
任期が終わるか不慮の事故でもない限り次期元帥はガステュア卿となります。」
ほら見ろ。倍以上差を付けられて負けるじゃん。
まだ早いんだよ。
「わざと判らない振りをされていると思いますが・・・
貴方は元帥の立場こそ逃がした物の、この国で王と元帥に次ぐ
立場になったのですよ?理解されているのですか?」
ふむ、そう言う言い方も出来るか。
しかし、実際何も変わらないだろ?
「そろそろ狙ってる城とやらを攻めに行っても良い頃合じゃないですかね?
おかしな言い方ですが皆、城攻めには慣れてますし。」
そうは言ってもな。幾ら人数が増えてきたって言ったってまだ100人だ。
城には大体100人前後の守備隊がいる。
少なくとも3倍の兵力を用意しなきゃとてもじゃないが城攻めは出来ない。
「貴方が声を掛ければ300人の軍勢は集まると思いますが。
少なくとも国内で6名は貴方に票を投じたと言う事をお忘れなく。」
・・・そこまで言うなら、城攻めはともかく軍勢を募ってみるのは
良いかもしれんな。それでその6人の貴族の名前は判るのか?
レザリットが貴族の名前を読み上げる。
どれも覚えてるような名前ばかりだ。そうか、いけそうな気がするな。
よし、そうと決まれば早速試してみよう。

部隊を移動させ、ノルド領に向かう。ティルバウト城の近くで
野営をしているベージャー軍の一団を見つけた。よし、ナンパするぞ。
「久しいな。元帥になりそこなったそうではないか。」

挨拶代わりがそれですか。
ええと、ですね。実は折り入ってお願いが有りまして。
城を落とそうと思っているのです。
しかし今だ我が軍は非力。ブラカ卿の助成を頂ければと。
「ふむ、お主もとうとう城が欲しくなったか。判った、行き先は任せよう。」
・・・あっさり。何時の間にこんな事になっていたのか覚えが無いが
手助けを頼んで断られない程度には仲が良くなっていたらしい。
あんまし、覚えは無いんだけど。
ブラカ卿に続き、ルディン卿に声を掛けるとコチラも付いてきてくれる事になった。
無理だと思っていた300人の軍勢が出来上がってしまった。
「では、何処の城を攻めるか指示をお願いいたします。まさか決めていないとは言われますまい?」


・・・よーし、んじゃ行くぞ!付いて来い。総勢300余名の大所帯でノルドの国境に向かう。
狙う場所は決まっている。アルブルク城だ。

「城の守りは110名、秤量は30日は有るみたいでさ。
防御も完全。他に獲れる城は幾らでも有るのに
ワザワザ本当にこの城をを攻めるんですかい?」
偵察から戻って来たボルチャが報告する。うん、その辺は予想済みだ。
おーい、アルティメネール。そっちはどうだ?

「城の守備隊は守りを固めております。
1日、いや5時間頂ければ攻城梯子を掛けてご覧にいれます。」
よし、上出来。早速作業に掛かってくれ。
野郎共、よーく聞け。もう人の城を守るのはお終いだ。

この旗を掲げる城を手に入れるぞ!

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