Twin Sector日記16 Route

メインフレームは目前に迫って来た。
Oscarを止めるのが早いかKevinが止められてしまうのが早いか
状況はどちらに転ぶか判らない。

「Ashley、Oscarは私の予備システムを見つけたようだ。
Northwoodが私の元へ向かっている。」
Kevinの声が聞こえてきた。
焦っているようには聞こえないが普通焦らなきゃいけない場面だ。
「Kevin、どの位もつの?」
「およそ、30分。Oscarは彼に最短のルートを与えたようだ。
ふむ、出来る限り彼に干渉して時間を稼いでみよう。だが、急いで欲しい。」

通路を進むと絶句するような光景が広がっていた。
輸送用の通路をレーザーバリアが覆っていた。
輸送機は動きそうに見えない。余りの念の入りように眩暈がしそうだ。

だがなんとか越えられそうだ。グローブを使って通路を飛び越える。
足を踏み外したらあっという間に輪切りにされてしまうだろう。

バリアを越えるとまた輸送用の通路が見えてきた。
当然輸送機は動かないしバリアは床一面に張り巡らされている。
今度は飛び越えられそうな場所も見えない。
これ以上は進めないと言う事だろうか?
「Ashley、輸送機をチェックして欲しい。稼動させる為のポイントがある筈だ。」
スイッチを押して押して動かないと言う事は
何処かでスイッチが切られているのだろう。
迷路のように入り組んだ通路でキーカードを拾った。これで輸送機は動く筈。

ゆっくりと輸送機は動き出した。これでバリアは抜けられる筈だが、
「やぁ、Ashley。君は本当に私に辿りつけると思っているのかい?
Northwoodには説明したが君は本当におかしいようだね。」

Oscarの声が通路に響いた。どうやら復活したようだ。
反論したいが今はそれどころではない。
「Ahley、輸送機の陰に隠れるんだ。タレットの攻撃をかわさなければならない。」
Oscarを黙らせるようにKevinの声が響く。タレット?
輸送機が動き出すとそれまで見えなかった通路の奥が見えてきた。
タレットがコチラに狙いを定めているのが見える。なんと言うふざけた罠。

今度は通路の左右に配置されたタレットの攻撃に晒されてしまった。
逃げる場所が有ればなんとも無いタレットも身動きできない状態では
逃げようが無い。慌てて輸送機を飛び降りて通路に戻る。
タレットは通路の両方に配置されているので順番に壊して廻ろうにも
その余裕が無い。片方を壊している間に背中を撃たれてしまうだろう。
床のレーザーを抜けるしか無さそうだ。
拾ってきたコンテナを抱えて通路に飛び降りた。

運の良い事にコンテナがレーザーをさえぎってくれたようで
輪切りにされずに済んだ。
これでなんとかこの馬鹿げた通路は抜けられそうだ。

タレットをやり過ごしてなんとか一息つけた。
時間はどれ位残っているだろう?
「良くやってくれた、Ashley。メインフレームは目の前だ。」
「えぇ、Northwoodより早くOscarに辿り着ける事を願うわ。」

エレベーターはゆっくりと動き出した。

Twin Sector日記16 Route」への2件のフィードバック

  1. starjes205

    oresさん、こんばんは。正直言うと、このTwin Sector日記は需要の全く無い、自己満足だけのエントリだと思っていたのでそう言って貰えると有り難いです。後2、3回で終わると思うんでお付き合い願います。

    返信

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