Risen日記04 Meat for the Gang

沼地のキャンプに着いた早々、熱烈な歓迎を受けた。
誘いに乗って遺跡へ向かってみれば、キャンプを出て行くか
有り金を全て差し出せと脅されてしまった。
「どうするよ?持ってる金を全部出せば見逃してやっても良いぞ?」

キャンプの連中は皆こんな奴なんだろうか?だとしたら楽し過ぎる。
上手くやって行こくとかそう言う事は気にせずに済みそうだ。
いやー、これは有り難い。
「ふん、どうやら痛い目を見ないと判らないようだな。」
男は剣を抜いた。よし、これでこっちから喧嘩を売ったんだとは
間違っても言わせない。よっしゃ、掛かってこい!
ファイターだかなんだか知らんが漂流者舐めんな!

くそ、コイツなかなかしぶといって言うか痛い。
男もこっちの思わぬ反撃に驚いたのか目つきが変わる。

長い事切り結んでいい加減限界だと根を上げそうになった頃、男がやっと倒れた。
ふぅ、手間掛けさせやがって。
「くそったれ・・・」
死んではいないようだ。あ、そうだよ。
倒れている男の懐を漁って金目の物を頂いた。ざまーみろ。
しかし、もうちょっと粘られたらこっちがやばかった。危ない危ない。

男がゆっくりと体を起した。まだやるか?
剣を構えなおしたがもうやる気は無いようだ。
「てめぇ・・・俺の金を返しやがれ。」
金を取られたのは判ってたか。
いいぜ?出来るもんなら奪い返してみろよ。
「くそったれが。」
男は悔しそうに顔を歪める。けけけ、
ちょっかい掛けなきゃ痛い目を見ずに済んだのに
有り金巻き上げられた気分はどうだ?
「あぁ、最高の気分だよ糞野郎。今日は最低の日だ。」
男はふらつきながらキャンプに戻ろうとした。
おい、ちょっと待て。人を騙しておいて何にも無しか!?
「それもそうだな、歓迎するぜ、キャンプへようこそ、糞野郎。」

どっと力が抜ける。ふー、真剣にやばかった。
もう一度やると言われたらもう立っていられなかった所だ。
その辺のファイターでこれだったら他はもっと強いかもしれない。
気を引き締めて掛からねば。
いやいや、そもそもココに腕試しに来たんじゃないし。
料理人のRachelに肉を届けなきゃいけない。
キャンプに戻って肉を運ぶ事にした。
元から酷い匂いだが多分まだ大丈夫だろう。

神殿の前の広間に足を運ぶと良い匂いがしてきた。
竈で料理をしてる女の姿が見える。こいつがRachelだろうか。
ええとすんません、ちょっといいっすか?
「なんだい?また新入りかい?」
振り向いた女はかなり気の強そうな雰囲気だ。
えーと、実はですね
「ほら、新入り。焼きたての肉だ、食べな。
いいかい、ここで暮らすなら働かなきゃ駄目だ。
剣を背負ってたって腹は膨れないんだ。次からは自分の分は
自分で見つけてきな。見つけられないならその分働きな。」

随分とぶっちゃけたお姐さんだな。肉は有りがたいが。
いや、そうじゃなくてDaugと一緒に狩った肉を届けに来たんだ。
「そうだったのかい。そりゃ済まなかったね。
よし、これでなんとか皆に食わせる分がなんとかなりそうだ。」
Rachelはさっさと預けた肉の料理に掛かってしまった。
あの、肉渡してお終い?
「本当は全然足りないんだよ。この沼で行き行くのは大変だけど
異端審問の連中と関わり合いにならずに済まそうとすれば
今はココしかない。有る物でなんとかするしかないのさ。」
いや、そうじゃなくて色々聞きたい事が・・・ってまぁ急いでもいないか。
その、まだ肉が必要なのか?
「一体何を企んでるんだい?こんな腐った沼のキャンプでろくでなし共しかないってのに。」

確かに録でもない奴には会ったが・・・
ここで暮らす以上は何かをしろって言ったよな?
何か出来る事が有ったら教えてくれないか?
「あんたはマトモそうだね、じゃぁ頼めるかい?
肉がもう10枚は欲しい、それとこれをBrogarに届けてくれるかい?」
Rachelは焼けた肉をさらに渡してきた。
肉が足りないって言うのに持って行けって言うのか?
「Brogarはここの、Donのキャンプの副官よ。会えば判るわ。」
ふむ、会って肉を届けろってだけじゃないんだな?
「そうね、あんたでどうこう出来るかなんて判らないけど
ここは色々と問題を抱えているの。
Brogarに会って、話して、それから意見を頂戴。」

Rachelは再び料理に戻ってしまった。
ふん、肉を届ける簡単な仕事ですか。まぁ、楽でいいか。
小屋の並んでいる場所まで戻って来てBrogarって言うのが
誰だか知らない事に気付いた。
なんと言う迂闊。誰かに聞けば良いんだろうが
うっかり話し掛けてまた喧嘩を売られても適わない。
誰か、話を聞けそうな奴は・・・Daugと同じ格好で木を切ってる男が目に付いた。

ファイターじゃないならいきなり喧嘩になる事も無いだろう。
すんません、ちょっと良いですかね?
「うん、新入りか?こんなろくでもない所に何の用だ?」
木を切っていた男は手を止めるとコチラに振り向いた。
口調はキツイが話が出来ない訳では無さそうだ。
ええと実はですね
「町へ行けば温かい料理と有り難い異端審問の教えが有るだろうに。」

いやいや、ついでに洗脳されちゃ適わないですし、
それにそう言う話をしたい訳じゃなくてですね。
あんたは木こりなのか?
「そう見えるか?俺はハンターの積りなんだがな。」
ここじゃハンターが木も切るのか?
「普段は狩りをしているさ、ただ今は薪を作ってる。
他の連中が狩りをしてるだろうさ。」
だったら木を切るのは他の連中に任せて狩りに行った方が良いんじゃないか?
ハンターに木こりの真似をさせるとか使い方がおかしいだろ?
「好きでやってるとでも思うのか?これはBrogarの薪だ。
アイツの薪を切らしたら俺が殺されちまう。」

すまん、さっぱり判らん。
あんたの仕事はハンターなんだろ?
なんでBorgarって奴の為にワザワザ薪なんかこさえてるんだ?
「アイツに逆らったらココじゃ生きていけない。
奴の手下全部を敵に廻して生き延びられると思う程
俺は自分を過信してないんでね。」
すまん、やっぱり判らん。
ここを仕切ってるのはDonじゃないのか?
あんたの口ぶりじゃBrogarが仕切ってるみたいだが。
「奴に会えばお前も判るだろうさ。行って自己紹介でもして来ればいい。
それから同じ事が言えたらおまえの話を聞いてやろう。」

そう言うと木こりをしているハンターは一軒の小屋を指差した。
体のデカイ男が一人、ベンチに腰掛けてタバコを吹かしている。
ふむ、良く判らんがアイツがBrogarなんだな。判った。行って来るよ。

ハンターに礼を言ってその場を離れた。
ベンチに座り込んでいるBrogarに声を掛けてみる事にする。
こんちわっす、Rachelに頼まれて・・・
「あぁ、何の用だ?雑魚が俺に話しかけるんじゃねえよ。」

キャンプは素敵な出会いに満ち溢れているようだ。

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