Fallout3日記98 The Replicated Man 1

Rivet Cityの歴史を探るべく走り回った結果、Pinkertonと言う人物に辿り着いた。
頑固な老人相手の際どい交渉の末に情報を引き出す事に成功したが、
町の歴史が記された端末には意外な人物のデータが有った。

端末に映し出されたアンドロイドの写真はHarknessの物だった。
おいおいおい、どう言う事だ?
流し読みしていた資料にもう一度目を通す。
Commonwealth、A3-21、手術に記憶移植・・・おい、爺さん!
「な、なんだ!?」

Pinkertonが背中に何かを隠す。
もうAgatha婆さん宛のファンレターでも作ってたのか?
いやそうじゃない、このデータ一体なんだ?
「探していたのはRivet Cityの歴史では無かったのか?」
爺さんは余計なデータを見られた事を特に慌てているようにも見えない。
もしかしてこのデータを見る事を見越して端末を使わせたのか。
このHar・・・アンドロイドは一体どう言う経緯で
あんたの元にやって来たんだ?
「そう言う質問が出ると言う事は大体の事は判っているのでは無いのか?」
質問に質問で返すなって。
確かに、何にも知らなきゃ特に目も引かなかったかも知れん。
最初のきっかけは何だっただろう?記憶を引っ張り出してみる。
事の始まりはJercicoを雇う為にMegatonで盗みを働いてる時だったか。
Doc Chruchの所からホロテープをぱくったのが始まりだったような気がする。
逃亡アンドロイドと言うのがいると言うのはそこで知った。
後はなんだ?Moiraさんの与太話に、Big TwonのRedのテープ・・・
そう、Railroadだ。
逃亡アンドロイドが技術者を探している事、
そのアンドロイドをRailroadと組織が保護しようとしている事、
忘れた頃に現われる断片的な情報に真実味を与えたのは
何処で嗅ぎ付けたのかわざわざ警告に現われたVictoria Wattsだった。

「大分判っているようだな、話が早くて結構。
Railroadがワシの技術を頼ってアンドロイドを連れて来た。
ワシはCommonwealthの技術に興味が有ったし、
何より貴重な実験材料が自らやって来たのだ。
コチラとしては断る理由等は何処にも無い。」
ただの引き篭もりの爺様かと思ったがこいつもMoiraさんと同類のようだ。
手段の為に目的が変わってる。
「Railroadのあの女の口上をお前にも聞かせたかったな。
アンドロイドにも人権が有るとぬかしよった。
ワシは笑いを堪えるのに苦労したぞ。」
Pinkertonはその時の事を思い出したのかクツクツと笑っている。
そう言うのは別に良いんだ。この写真の人物、本当にアンドロイドなのか?
「嘘を言って何の得が有る?事実お前の見たとおりだ。
ワシはアンドロイド、A3-21の姿を変え、別人の人格を与えた。
手術が終わってココを出て行く時は、
自分は何でこんな所に居るんだ?と言う顔をしておったよ。
それよりもだ。何故こだわる?まさかお前は
そのアンドロイドの仲間だと言うのでは無いだろうな?」
仲間じゃないさ、体は色々弄られちまったみたいで
普通の人間か?って言われればちょっと自信は無いが元は普通の人間だ。
放射能を浴びると体が再生するらしいけど。
あーすまん、これはこっちの話だ。
端末の写真の人物は知らない仲じゃない。
あの人がアンドロイドだなんて悪い冗談にしか聞こえない。
「結論から言えば奴は間違いなくアンドロイドだ。
人間の体は普通、機械では出来ておらんからな。
ワシは実際に奴の体を弄った。Commonwealthの技術には驚嘆させられたよ。」

なんてこったい・・・あのHarknessが逃亡アンドロイドだったとは。
騙されているとしか思えない。
いや、HarknessがアンドロイドだとしたらRaillordが
Rivet Cityに張り付いてるのも納得が行くと言う事か。
いやいや、しかしあんだけ町の皆に慕われてるおっさんがアンドロイド?
こりゃどうすればいいんだ?

「Danversの娘と共にセキュリティのメンバーになっておるのか!
それは傑作だ。あそこの連中はアンドロイドに仕切られておると判ったら
どういう顔をするかの?
ふん、まだその顔は納得が行かないようだな。では一つ教えてやろう、
奴には万が一の場合に備えてリセットコードが仕込んである。」
リセットコード?
「人格を変え、人間として生きる以上何が起こるとも判らん。
そう言う時の為にアンドロイドとしての記憶も残して有る。
コードは簡単だ。奴に向かってこう言えば良い。
“Activate A3-21 Recall Code Violet”
それで嫌でも奴が本当にアンドロイドか
どうかお前は確かめる事が出来るだろうよ。」

あいたたた、引き篭もりの爺さんの妄想話って事で
突っ込まなきゃ済んだのに余計な情報を聞き出してしまった。
忘れよう、うん、何も聞かなかった。と言うかなんでそんな余計な事を。
「ラジオの件の礼をせねばならんからな。」
くそ、この爺さん・・・
大体、この白骨はなんだよ!?技術だ手術だの言ってるけど
ホントは失敗しまくってるんじゃねーのかよ。
「勿論、全ての実験が成功したとは言わん。実験に失敗は付き物だからな。
ワシの手術はそれでも70%近い成功率を納めておる。
もしお前が望むなら別人に作り変えてやっても良いぞ?」

3人試して1人失敗しても成功率は約70%だわな。
これはその貴重な失敗例か?
「・・・何故判った?」
頭痛い。そう言えばMoiraさんの依頼は済んだんだよな?
帰ってもいいかしら。
「ちょっと待て。」

なんだよ爺さん、コッチにはもう用はねーぞ?
これを頼むと言って爺さんはホロテープを差し出した。
渡す相手は勿論決まっているのだろう。
これをキャラバンの誰かに預ければ良いのか?
「うむ、よろしく頼む。お前も自分の顔を作り変えたくなったら
何時でもここに来ればいい。特別にタダで手術してやろう。」
痛むこめかみを押さえながらPinkertonの引き篭もっている部屋を出た。
Moiraさんの依頼自体は奇跡的に何事も無く終わったと言うのに全然嬉しくない。
来た時にどうやっても開かなかったハッチはレバーで簡単に開いた。
こういう仕掛けもむかつく。

思った以上に時間を喰ってしまったようで日が沈みかけていた。
Moiraさんに報告を済ますならMegatonに帰らなければならないが
足はRivet Cityに向いていた。

Harknessの旦那にこの件は黙っておくべきだろうか?
それとも何時何が起こるか判らないアンドロイドを
放置しておくべきでは無いのだろうか?
「貴方には警告した筈よ。どうしても嗅ぎ回るのを辞めない積り?」
橋を渡ろうとすると会いたくない人物が待ち構えていた。

「彼はここで全ての過去を捨てて生活の場を得たのよ。
何故そっとしておこうと思わないの?貴方の狙いは一体何なの?」

船の中では人の耳が有る。
場所を変えるとWattsは一気にまくし立てた。
面倒臭いな。前にも言ったが何もする気はねーよ。
たまたま行く先々で情報を拾っちまって最終的にHarknessに辿り付いただけだ。
「なら、これ以上の詮索は止めて頂戴。貴方がZimmerの仲間じゃない、
追っ手じゃないって言うのなら、なおさら彼の事は放っておいて。」
Zimmer?
「追っ手よ。Commonwealthから来た二人組み。
表向きはDr.Liを尋ねて来たって事にしてるみたいだけど
Harknessを探してる事は間違いないわ。」

なんだよそりゃ、滅茶苦茶ヤバイ状況じゃないか。
Harknessの旦那は自分がアンドロイドだって言う記憶も無いんだろ?
気軽にそいつらに接触して捕獲されちまうかも知れないじゃないか!
「幸い、彼はZimmer達を胡散臭い人物だとしか思ってない。
まともに取り合わないから上手く行けばやり過ごせるかも知れない。
だからこそ貴方達みたいに何も知らずに引っ掻き回していく
人がいるのがどれだけ迷惑か判る?」

酷い言われようだ。とにかく!こっちはHarknessを
どうこうしようって気は全く無い。
どっちに付くか?って聞かれれば間違いなくHarknessに付くさ。
逃亡アンドロイドを捕まえて報酬を手に入れようって言うなら
あんたの話なんか聞かずにとっととHarknessを捕まえに向かってるさ。
「下手な事はしない事ね、彼に手をだしたらタダじゃ済まないわよ?」
ほほう、この状況でそんな事を言いますか。
ナイフ一本でどうしようってんだ?
「このWasteland中に仲間はいるわ。貴方はずっと何時襲われるか
心配しなきゃいけない生活に耐えられるかしら?
ちょっと、何笑ってるのよ!?」
Wattsは脅しの積りの言ったのだろうがこれは笑うしかない。
時々忘れてしまうが今でも殺し屋と賞金稼ぎに追われている生活だ。
こんな物好き連中が加わった所でどうと言う事は無い。
「と、とにかく警告はしたわよ!彼の事は忘れなさい。」

Wattsはかんかんに怒ってRivet Cityに戻ってしまった。
いやー、久々に笑わせてもらったわ。
「で、どうするんだ?大人しくしてる積りは無いんだろ?」
「追ってを片づけるの?ダーリン。」
そうだな、旦那にもWattsにも悪いが面白そうな話だよな。
ちょっと混ぜて貰うのも悪くないかもしれん。
JerichoもCloverもまたかと肩をすくませるが
こういうネタを見過ごす程、良い人の積りも無い。

ま、日も暮れそうだし先ずは飯にしようや。

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