Twin Sector15 Resident

Oscarはkevinの攻撃を受けて沈黙した。
彼が復活する前になんとかしてメイン・フレームを目指さなければならない。
エレベーターは止まり、また何が待ち受けているのか判らない階層に出た。

通路に何か気配が有る。誰か自分のほかにここに居るのだろうか?
「誰かいるの・・・?」

一瞬人影が見えたような気がした。
「ちょっと、待って!お願い聞いて、私は敵じゃないわ!」

何故そう叫んだか判らないが相手は聞こえて様にも見えない。
通路の奥に姿を消してしまった。
やっと自分以外の動いている人間を見つけたと言うのに。
慌てて追いかけると人影はエレベーターに消える所だった。

見えなくなったエレベーターを呆然と見上げると
いきなり消えた筈のエレベーターが落下してきた。慌てて飛びのく。

「Ashley!何か問題が起こったのか?」
「Kevin、今確かに人の姿を見たの。」
少しの沈黙の後にKevinは話始めた。

「私が停止している間にOscarは新たに一人起したようだ。
・・・名前はNorthWood John。エンジニア、61-8だ。」
自分と1番違い。冷凍催眠に入る直前に会った覚えがあるような気がする。
「彼は一体何をしていたの?私を見て逃げ出したし、私を・・・私を殺そうとしたわ。」
「以前にも話したが彼らは全く記憶を持たない。恐らく、君は敵だと教えられたのだろう。
ふむ、有る意味Oscarはこの施設の根絶に成功したと言って良い。」

kevinの社張りには緊張感が無いが言っている事は冗談で済む話ではない。
この先Northwood以外の敵が現われるかもしれないのだ。
「君のような”不具合”が起こらないとも限らないが
Northwoodは予備システムを止め、私を永久に停止させようとするだろう。
先程も言ったが私達に残されている時間は少ない。」

どんどん状況は悪くなっているようだ。
Oscarは停止しているとは言え、何時復活するか判らない。
NorthwoodはKevinを停止させる為に行動している。
目指すメイン・フレームにはいぜんとして辿り着けない。
八方塞りとも思えるが他にも無い。
「判ったわ。どうすれば良いか説明して。」

この状況を覆せる何かは見つかるのだろうか?
「Northwoodはメイン・フレームへのルートを封鎖したようだ。
別のルートを探さねばならない。少し時間が欲しい・・・」
別のルートを探すと言ったKevinが一瞬黙った。

「よろしい、2,3抜けなければ成らない箇所が有るがメイン・フレームへは辿り付ける。
簡単には行かないと思うが向かって欲しい。」
もしかしたらNorthwoodが姿を消したエレベーターを使えば
メインフレームはもう目の前なのかも知れ無いが
迂回しないといけないようだ。
しかし・・・冷凍睡眠に入る前の記憶は殆ど残っていないが
何時からココはアトラクションのゲーム会場になってしまったのだろうか?

目の前で上下するタラップと踊り狂うレーザーバリア、
ご丁寧に燃え盛っている炎を見るともう笑いしか出てこない。
Oscarが狙ってこういう仕掛けを置いているのだとしたら
彼はユーモアのセンスは確かなようだ。全く笑えないが。

散々鍛えられたお陰でタラップは抜けられた。
タレットもコチラを追尾する事しか出来ないと判った以上脅威ではない。

タレットの攻撃をかわして通路を進むとエレベーターに辿り着いた。
「良くやってくれた。このまま進めばメインフレームに辿り着ける筈だ。」

エレベーターに乗り込むと同時にkevinが語り掛けてきた。
辿り着けるのは良いが、少なくとも後2回はOscarの仕掛けたトラップを
突破しなければならないようだ。

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