Two Worlds日記72 Find my compass

「よう、兄ちゃん。今日は釣れたかい!?」
声を掛けられた方を見れば漁師らしい男がいた。
あー、いや。釣りに来た様に見えるか?
「いや、全く。なんか兄ちゃんがさえない顔してたから声を掛けてみただけなんだけどな!」

・・・人の恋路の為に散々走り回った挙句に報酬を貰い損ねたら
さえない顔にもなるだろう。くそう。
「見た所あんたは傭兵みたいだが仕事でも探してるのかい?」
仕事はまぁ何時でも来いだが、こっちは報酬の出る仕事が欲しいんだよ。
「なら丁度良いや。1,000ゴールド出すから一つ頼まれてくれんか?」
はい、何でしょう!?

「いやー実はボチボチ漁へ出なきゃいけないんよ。そろそろ魚共の群れがやってる時期だし。」
人手が足りないから漁を手伝えってか?
それだったら面白そうだが・・・他を当ってくれ。
「いやいや、そうじゃなくて。実は漁場に海賊船が泊まっちまっててな。」
ほう、詳しく聞こうか。
「海賊船の船長はVirgulって言うんだがこの先のAshosへ向かう途中なもんで
ちょっと停泊させてくれって言ってきたんだ。
まー相手は海賊だし下手に怒らせてもアレなんで休むだけならって約束で
沖に停泊して貰ったはいいんだけど、これがさっぱり出て行こうとせんのだわ!」

よし、判った。そいつらをぶちのめしてくれば良いんだな?任せろ。
「いやいや、そうじゃなくてだ。こっちは穏便に済ませたいわけよ。
あんたちょっとVirgulの所に行って何時頃出て行くかそれとなーく
聞いてきてくれないか?」
聞いてくるだけなら自分で行けばいいじゃねーか。
「あんたは傭兵だから軽く言うけどワシはただの漁師よ?
そう言うの無理だから。それに連中が何か企んでて万一ワシが捕まったらどうするよ?」
ええと、んじゃ本当に聞いて来るだけで良いのか?
やっぱ報酬無しとか無しで頼むぜ。
それとそのVirgulってのはどの辺りに船を泊めてるんだ?
「あぁ、出て行ってくれるならこっちも助かるんだが下手に手を出すと後が怖いからな。
何時頃出航するか判ればこっちも助かるんだわ。」

地図に付けて貰った印によれば村の直ぐ傍の入り江にVirgulと言う海賊はいるらしい。
何時出て行くのか聞いてくるだけの簡単な仕事かぁ・・・
これで1,000ゴールド貰えるなら美味しいな。さっそく海賊船に向かう事にした。

村から少し離れた所に海賊船は泊まっていた。
さて、どうやって乗り込もう?

思案していると砂浜で焚き火に当っている男が目に付いた。
多分船に乗ってるヤツだろう。丁度良いからちょっと話を聞いてみよう。
「よう、こんな所で旅人とは珍しいな!俺はVirgul、そこの船の持ち主で
船乗りで商売人だ。お前さんは何処に行くんだい?」

いきなりご本人でした。話は早いんだがこの陽気っぷりはどうしたもんか。
ええとですね。こんな波も無いし天気も悪くない所で
なんで船乗りが丘でのんびり焚き火に当ってるんで?
「あんたさらっとキツイ事言うねぇ。なんて言うかちょっと恥ずかしい話なんだが
船員にコンパスを持ち逃げされちまってね。あれが無いと船を沖に出せんのだ。」

マジっすか?そんなくだらないゲフンゲフン、
それじゃぁ船を出せないのも仕方ないっすな。
で、そのコンパスを持ち逃げした船員ってのを探してる最中とか?
「勿論すぐに追っ手を出したさ。ここの近くに有る洞窟に逃げ込んだって話だったから
直ぐに片が付くと思ったんだが、これが見つけたのは逃げ出したヤツの
死体だけだったんだわ。コンパスは見つからずじまいで頭を抱えてる所だ。」
ふむ、んじゃもしかしたらまだコンパスは洞窟に有るかもって事で?
「かもしれん。だが手下共は誰も行きたがらんのでな。
おお、そうだ。あんたちょっと頼まれてくれないか?」

伝言を伝えるだけの簡単な仕事から
洞窟を漁ってコンパスを見つけてくるだけの簡単な仕事にグレードアップしてしまった。
「心配すんなって。勿論報酬は出すからよ?
ひとつ頼まれてくれんか?Clovelly村の連中も
さっさと出て行って欲しいと思ってるだろうしよ。そうだろ?」
お見通しですか。判りました行ってきます。
コンパスを盗んだ船員が死体で発見されたってのが腑に落ちないが
洞窟にモンスターでもいるのかもしれない。
腕試しには丁度良いだろう。洞窟に向かう事にした。

細い坂道を登りきると岩山の間に洞窟の入り口を見つけた。
ついでに洞窟の入り口に立ってる男も見つけた。
「あんたみたいな傭兵がこんな辺鄙な洞窟に何の用だい?」

浜に泊まってる船の船長からちょっと探し物を頼まれてね。
それよりあんたの方こそこんな所で何をしてるんだ?
「あぁ、あの海賊船か。それなら俺はあんたの探し物を手伝えると思うぜ?
代わりと言っちゃなんだが俺のお願いを聞いて欲しいんだが。」
・・・おい、ぶちのめされる前に質問に答えろ。
「おいおい、頼むよ。ホントに簡単な仕事なんだって。
村に行ってFaodaって婆さんに伝言を伝えて欲しいだけなんだ。
あんたが探してるのはコンパスなんだろ?
伝言を伝えてくれるって約束してくれたらコンパスを渡すよ。」

だから先に質問に答えろ。お前はここで何してるんだ?
まさかこの洞窟に住んでるとか言うんじゃ無いだろうな?

「いや、そのまさかなんだが。俺はここに住んでるんだ。一昨日だったかな?
逃げてきた船員が追い掛けて来た船員と斬りあいになってな。
そん時にコンパスを拾ったんだ。あんたが来たのを見てピンと来てさ。
なぁ、あんたコンパスを探しに来たんだろ?
コンパスは渡すからさ。どうせ村に戻るんだったら伝言を頼まれてくれないか?」
ちょっと待て。追い掛けて来た連中はコンパスを回収して行かなかったのか?
聞いた話じゃ死体しか見つからなかったって事だったぜ?
「多分、コンパスの在り処を聞きだす前にやっちまったんじゃないかな?
連中、結局見つけられずに帰って行ったし。」

なんじゃそりゃ・・・なんつう馬鹿らしい話だ。
それで、そのコンパスの代わりの伝言ってのは何だ?
脅迫の類ならお断りだぞ?
「そうじゃない。さっきも言ったがFaodaって婆さんに伝えて欲しいんだ。
Crestonが済まなかったって言ってたって。」
その婆さんってのはお前のお袋さんか?
一体何やったんだよ?
「ちょっと馬鹿やっちまって村にいられなくなったんだ。
なぁ、頼まれてくれないか?コンパスはほらコレだろ?」

Crestonからコンパスを預かった。見た所壊れているようにも見えない。
あっさり依頼は終了してしまった。後はこいつの伝言を伝えるだけか。
判った、んじゃ済まなかったって伝えるだけで良いんだな?
「あぁ、恩に着るよ。よろしく頼む。」
伝言の伝言の伝言になっちまったがこういう本当に簡単な仕事ってのも悪くないか。
どいつもこいつも無茶振りばっかりしてくるし。
Virgulの元へ戻る前に一旦村へよる事にしよう。

Faodaは直ぐに見つかったがCrestonの言うような婆さんには見えなかった。
体型以外は。
「なんだい?旅の人が私に何の用かね?」
さて、どうやって切り出した物か。ええとですね、実は伝言を頼まれてまして。
Crestonが「済まなかった。」と伝えてくれって。
「あんた、うちの息子に会ったのかい!
何処に!何処にいるんだい!?あの子は!
もうとっくの昔にあの子の事は許してるってのに!」

あの、一体アイツは何をしでかして村に居られなくなったんで?
「あの子は街へ出たがってたんだ。
私は駄目だって言ったさ。そんな金なんか無いからね。
そうしたらあの子は家の金を持って出て行っちまったんだよ。」
・・・うわぁ、ツマンネ。
村に居られなくなったって言うから誰かやっちまったのかとか思った。
「それであの子は何処で会ったんだい?頼むから教えてくれよ。」
はぁ、実はですね、沖の入り江の傍の洞窟で暮らしてます。
偶然会って伝言を頼まれまして。
「なんっだって!?あんの馬鹿息子!
今度と言う今度は首根っこ捕まえてギャフンと言わさないと気が済まないよ!
入り江の洞窟で間違いないんだね!?嘘だったら只じゃおかないよ!?」

あれー?あの奥さん、ちょ、ちょっと落ち着いて。
息子さんの事はとっくに許したって言ってたじゃないですかって聞いちゃいねぇ。
お袋さんはその体格から想像も出来ない勢いで消えて行った。
Creston・・・南無。さて、Virgulの所に戻ろう。
「よう、お早いお帰りじゃねーか?
コンパスは見つかったのか、どうなんだい?」

あー、コンパスはここに。
なんだか無駄に疲れたような気がするんだけど気のせいですかね?
「おー、まさしくこれだ。助かったぜ、これで船を出せる。」
Virgulは上機嫌で報酬を払ってくれた。
出所とかどうでも良いらしい。
そう言えば商売やってるって話だったけど一体何を運んでるんで?
「金になる”色んな物”さ。へへ、まぁその内また会ったら教えてやるよ。」

Virgulはそう言って笑うと船に戻って行った。
なんかそう言う事言われると余計に気になるが
考えても怖いばっかりだから止めておこう。
さて、Crestonはどうなったかしら?

一応洞窟に足を運んでみたがCrestonの姿は見えなかった。
お袋さんに文字通り引きずられて行ったのだろう。南無。
後は漁師のおっさんに報告すれば仕事は終わりか?

「な、なぁ、さっきVirgulの船が出て行くのが見えたんだが
あんた一体どんな魔法を使ったんだ!?」

漁師のおっさんは首を捻っている。
理由を説明するのもなんだか面倒だ。
Virgulがどうして出て行ったのか考えるよりも
もうこれで漁には自由に出られるんだ。そっちを喜んだ方が良くないか?
「それもそうだな。いや助かったよ!
んじゃ約束の1,000ゴールドだ。受け取ってくれ。」

一部(?)不幸な奴がいたような気もしたが無事に問題は解決した。
うん、こう言う仕事なら大歓迎だ。










・馬は貴重品。
馬は商人から買う事が出来ず、各地のbanditやGromのキャンプから奪うか、
牧場のクエストでしか手に入りません。その数は大陸中を走り回っても約10頭程。
さらに馬毎に積める荷物の量にバラつきが有り、牧場で貰える馬が一番の力持ちだったり。
主人公は難易度ノーマルなら死亡してもペナルティ無しで復活出来ますが
馬は死んだらそれっきりです。馬は主人公の数倍の荷物を運んでくれる
貴重な存在な割りに簡単に死んでしまうので注意が必要です。

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