Risen日記02 Get yourself a decent weapon

嵐で打ち上げられた砂浜からなんとか雨風を凌げそうな家に辿り着く事が出来た。
一緒に打ち上げられたSaraはもう動けないと言うので一人でこの島が
どうなってるのか探って見る事になった。
長い坂道を登りきるとまた家を見つけた。
どうやらこの島は人が住んでいるようだ。しかしこの家の荒れようも酷い物だ。
「おい、お前。ここで何してる!?」

家の中を覗くとこっちを伺っていたらしい男が声を掛けて来た。
手にはしっかりと剣が握られている。
人がいたのは嬉しいがこの状況はあんまり嬉しくない。
ええとその、別に怪しい者じゃないんでその武器を収めてもらえませんかね?
「お前が怪しいかどうかはコッチが決める。もう一度聞くぞ?
ここへ何しに来たんだ?」
いや、ですから何しに来たって訳でも無いんですがねぇ。
あーもう、ここが何処なのかも知らないんすよ。勘弁してって。
「そりゃどう言う事だ?記憶でも無くしたのか?」
いや、乗ってる船が沈んじゃいまして。下の砂浜に打ち上げられたんですわ。
「船の生き残りがいるってのは聞いたが・・・お前は異端審問の連中じゃ無さそうだな。」
その異端審問ってのが何なのか判らんけど、実は船にはこっそりお邪魔してたもんで。
「異端審問の船にか!?お前は運が良いな。
アイツラに捕まったら海に放り込まれるか連中の仲間にされちまう所だ。」

はぁ。それでその、剣をいい加減しまって貰えませんかね?
「まぁいい。俺に何か聞きたいなら先ずはその格好をなんとかしろ。
この家を探せばマシな武器の一つも見つかる筈だ。
俺はその辺にいるから見つかったら声を掛けろ。話はそれからだ。」
なんだか良く判らないが訳も判らず襲い掛かられる事態は無くなったようだ。
この島の事も教えて貰えるかもしれない。
うし、先ずは武器が無いか探してみよう。

家の中は酷い有様だったがパンと剣を見つけた。
今背負ってる拾った剣よりはマシなようだ。これでいいか。
男は家の庭のベンチに腰掛けていた。
あの、この剣を見つけたんすけど。
「上出来だ。使い方も知ってれば申し分無いんだがな。
それで、何が知りたいんだ?」

そうっすね、当分はここで過ごさなきゃ行けないだろうし
食い扶持を探せれば一番ですかね?
「あぁ、この辺りじゃ無理だな。」
ちょ、なんすかそれ。
「以前ならHarbour Townへ行けって言っただろうがな。今は駄目だ。」
そのHarbour Townってはなんか問題でも?
「町は今、異端審問の連中だらけなんだよ。今行ったら熱心な勧誘を受けるだろうな。」

勧誘位なら別にどうって事も無いような?
「狂信者共に力ずくで勧誘されてもか?」
どうやら近くに町が有るみたいらしいがそこは異端審問の連中ってのが
仕切っているらしい。Janだと名乗った男の言い分じゃ行っても良い事は無いらしい。
しかしなぁ、行き先も決まらなきゃ何処なのかも判らんこの土地でどうやって
生きて行けば良いんだろう?Saraと一緒にさっきの家にでも住むか?
「俺はDonの所で働いてる。沼地のど真ん中のキャンプだが
この辺りで唯一自由がある所だ。
もし、お前がどうしても町へ行きたいって言うなら止めないが
修道院にだけは近づくな。これだけは覚えておけ。」
Donってのが誰の事なのか判らないが町の他にキャンプもあるらしい。
ええと、そのHarbour townってはどんだけやばいんですかね?
「町にはまだ仲間が残ってる。上手く行けばそいつらに助けて貰えるかも知れん。
だが悪い事は言わん、俺を信じろ。キャンプに来ればお前も仲間だ。」
うーん、なんか有り難い話なのかもしれんけど
その町の様子ってのも気になるしなぁ。
その、町への行き方とか教えて貰えますかね?
「・・・あぁ、勿論だ。付いて来い。」

Janは登って来た道とは別の方向に歩き出した。慌てて後を追う。
「谷の所に農家が見えるだろう?」
おー、壊れてない家を始めてみたな。畑も有るし良い所そうだ。
「あそこのヤツラは異端審問の手下だ。
道を聞けば親切丁寧に教えてくれるだろうさ。
せいぜい捕まらんように気を付けてくれ。」

うん、やっぱり農家だと思って油断したらいけないって事ですな。
それでその、もし捕まったらどうなるんでしょ?
「心配するな、別に殺される訳じゃない。
連中はお前を再教育するだけだろう。身も心もってやつだ。
ああ、それとな。もしお前が捕まって異端審問の連中の仲間になったら
俺達のキャンプには近寄らせないからな?以上だ。お前に幸運がある事を祈ってるよ。」
Janは言いたい事だけ言うとスタスタと戻って行ってしまった。
ちょっと待って!あの、キャンプへ行ったらどうなるんでしょ!?

「食い物と仕事が有る。お前を戦士に鍛える為に訓練もするかもな。」
うーむ・・・ちょっと判断材料が少なすぎる気もするが
のこのこと出て行って異端審問に捕まっちまうのも勘弁して欲しい。
あの、キャンプに案内して貰っても良いですかね?
「そう来なくちゃな。よし、付いて来い。」
さっきとは打って変わった上機嫌ぶりだ。
こりゃなんだか騙されたような気がしないでもない。

町とは反対方向に歩き出したJanが足を止めた。
「お前、遺跡は見たか?」
遺跡?あぁ、登ってくる時に一つ見たっすけどアレがどうかしたんすか?
「異端審問の白服連中は遺跡の傍にキャンプを張ってる。
捕まりたくなきゃ遺跡には近寄らない事だな。」

はぁ、そりゃどうも。
どうもJanはかなり異端審問の連中を嫌っているみたいだ。
暫く歩くとまたJanは足を止めた。
「このまま進めばキャンプに辿り着く。俺は付いて行ってやれないが
ハンターにだけは気をつけろ。あいつらは直ぐに人に仕事を押し付けるからな。
また直ぐに会えるだろうからそれまで頑張れ。」
またJanは言いたい事だけ言うとスタスタと歩いて行ってしまった。
道は上り坂が終わって下り坂が延々と続いている。
この先にキャンプが有るらしい。
さて、どうしよう?ってSaraの事忘れてたよ。
慌ててJanの所に戻った。
janはやっぱりベンチに腰掛けてタバコを吹かしていた。

「なぁ、俺はここでずっと嵐を見張る仕事をしてたんだが・・・
嵐は丘に上がる前に消えちまうんだ。おかしな事だと思わんか?」
あの、実は一つ忘れてた事が有りまして。
一緒に打ち上げられた女がいるんですよ。
今は坂の下の壊れかけの家にいるんですけど。
「家?あぁ、船大工が住んでた所か。確かにあそこはやばいな。
判ったよ、後で行ってみる。彼女も安全な所に連れて行くって約束しよう。」
ふぅ、これで一応肩の荷は降りたか?
キャンプに行って・・・その前にSaraの所に戻ろう。
坂道を下りSaraの所に戻って来た。Saraは焚き火の傍に座り込んでいた。

「あら、早かったのね。何か見つかった?」
あぁ、人がいたよ。ここは無人島じゃないみたいだ。
ただ、異端審問だとか修道院だとかおかしな物も有るみたいだ。
「そうそう、あなたが出て行ってからこのポーションを見つけたの。
あげるわ。必要でしょ?」
Saraはポケットからポーションを取り出した。
たしかに有り難いけど、あんたはどうするんだ?
「私?私はもう暫くは動けそうもないわ。
ここでどうするかもう少し考えようと思うの。」
それなんだけどな、上で会ったヤツにあんたの事を伝えておいた。
悪いやつじゃ無いと思う。
「ほんと?あなたにはお礼を言わなきゃね。
この島がこの嵐よりはあなたの事を優しく扱う事を祈ってるわ。」

一緒にキャンプへ行けばどうかと思ったがsaraは動こうとしない。
Saraとはここでお別れのようだ。
もう一度ポーションの礼をSaraに言ってその場を離れた。
さて、キャンプに行ってみよう。

日も暮れて辺りは暗くなりかけていた。
下り坂が延々と続くかと思ったがJanの言っていた沼が見えてきた。明りも見える。
明りへ向かって進むと男が一人、焚き火の傍に座り込んでいた。
「おい、お前何処に行こうって言うんだ?」

もしかしてここがキャンプ?

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