Risen日記01 Take Sara to safety


その嵐はかつて世界が見た事も無い物だった。
大地は震え、古代の寺院が姿を現した。

嵐と竜巻は世界中の海で猛威を振るい、炎が大地を襲った。
そして何千もの命が失われた。

暗黒の時代が来た。そして望みは少ない。
何故なら、神は世界を見捨てたのだ。黒い波が人々を襲った。
ほんの僅かな場所の者達だけがこの災厄を生き延びた。





気が付けば砂浜だった。
打ち上げられた船の残骸と自分と同じように打ち上げられた人の姿が所々に見える。


誰も生きてはいなかったが一人だけ生きてる女を見つけた。
おい、大丈夫か!?
「えぇ、でも海の水を半分飲み干したような気分だわ。」

Saraと名乗った女は軽口を返してきた。冗談が言えるなら大丈夫か。
何が有ったのか覚えているか?
「異端審問の男に、嵐ね。あの男が船を嵐に突っ込ませた。そしていなくなったわ。
船は転覆したに違いないわ。そしてこうやって私達はこの浜に打ち上げられた。」
そうか、転がってる連中は俺達ほど運が良くなかったようだな。
「あなた、ここが何処か判る?」
いや、判らんよ。多分、知らない島だろう。
「私達、ここを離れた方が良いと思うの。船の残骸を狙って略奪に来るヤツラがいるわ。
多分、生き残りは歓迎されないと思う。」

あぁ、そうした方が良いかもな。
「準備が出来たら教えて?水と食べ物を見つけましょう。」
急いだ方が良いかも知れないな。武器は見つけたんで何時でも行けるぜ。
「奥に道が見えるわ。内陸の方に続いていると思うの。
慎重に行きましょう?気の傍で何かが動いてるのが見えたような気がするの。」
Saraを連れて森の奥へ進む事にした。


ネズミや狼を倒しながら坂を進むと崩れ掛けた家が見えてきた。
おい、見てみろよ。家が有るぞ!
「ここで一体何が有ったのかしら?」
Saraは疲れてるのか嬉しそうに見えない。
壊れかけの家とはいえ、休める場所が見つかったんだしもうちょと
喜んでも良さそうなんだが。
「何か使える物を探しましょう。あなたは中を調べてみて
私は外を見張ってるから。ネズミが姿を見せたら呼ぶわ。」

家は荒れ果てていたが雨風は凌げそうだ。ベッドも有るし水瓶も有る。
一通り家の中を漁ってみたがフライパン以外は大した物は無かった。

Saraの元に戻ってフライパンで肉を焼いた。
ネズミの肉だが贅沢は言っていられないだろう。
「あなたが中を見てる間に道を見つけたの。」

そうか、んじゃ一休みしたら一緒に行ってみるか?
「私はもう疲れちゃってこれ以上は動けない。
見て来てくれる?私はもう少しこの辺りを調べて見るわ。」
Saraを置いていくのはちと心配だが動けないと言われては無理に引きずっていく事も出来ない。
道が何処に続いているか判らないがひとっ走りして調べて来よう。

坂道を登ると目の前に遺跡が姿を現した。半ば崩れ掛けてツタが絡まっている。
こりゃほんとにこの島に人がいるのか?

遺跡をやり過ごして道を進むと開けた場所へ出た。
また家が見える。さっきの小屋よりも大きい。
さて、見た所ここも廃屋のようだが・・・
「おい、お前。ここで何してる!?」

剣を構えた男が目の前にいた。
人がいてくれたのは嬉しいがこの状況はどうしたら良いんだろう?

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