Two Worlds日記69 Rivals in love


Clovelly村へ戻って来た。
前回来た時と特に何も変わった感じはしない。
さて、とりあえず聞き込みをしてみなければ。
「やぁ、こんな辺鄙な所に旅人とは珍しいね。」

入り口のガードに声を掛けてみる。
聞き込みの基本だ。たしかこの村では疫病が流行っていた筈だし
何かその辺の話が聞けるかもしれない。
ええと、なんか村で問題とか無いっすか?
「海の風は気持ち良いし、天気も良いし酒も有る。問題なんか無いね。」
ちょ、疫病流行ってたんじゃないのか!?
ええとなんか最近問題とか無かったですかね?
「あー!そうそう、孫が生まれたんだ。私はお爺ちゃんになってしまったよ!」
はぁ、そりゃめでたい事で。何この平和な村。
あの、なんかこの辺りの事で教えて貰える事は無いですかね?
「まぁ、面白い事も特に無いんだがな。
海がやたらと静かだって事位か。」

駄目だ。話を聞いた相手が悪かったようだ。
誰か村の問題を知っていそうな人物を探そう。

村の中央では爺さんがウロウロと歩き回っている。
うむ、いかにも問題を抱えていそうな気配だ。
早速声を掛けてみよう。
「おまえもか!?」
は?あの
「おまえも娘目当てなのか!?」

へ?いやあの爺さん何の話だ?
「お前もあの軟弱と同じで娘に言い寄ろうと言うのかと聞いているのだ!」
ちょっと待ってくれ。娘って何の話だよ。
それに今声を掛けたばっかりじゃないか
あんたの娘とか言われも誰の事かすら判らんて。
「ううむ、なら勘弁してやろう。
Theronのような軟弱がまた来たら何度でもぶちのめしてやる所だ!」
旅で立ち寄っただけなんだが一体何の話なんだ。
あんたの娘の結婚がどうかしたのか?
「あぁ、あんたは傭兵だったのか?
どうりで腰抜けには見えん筈だ。
おおそうだ、丁度良い。一つ頼まれてくれんか?」

だから最初から話をしてくれって。
あんたは何の話をしてるんだ?
「Theron Hloosと言う軟弱で腰抜けの男が娘に言い寄ってきとるんだ。
ワシは断じてあんな男は認めん。
あの軟男にこの村から出て行くようにあんたの口から奴に伝えて欲しいのだ。」
Aiasと名乗った男は男がどーの、娘がどーのとまくし立てたが
Theronなんとかと言うのがこのおっさんの娘に手を付けたか
なんか知らんが怒りを買って村から追い出されるって事らしい。

で、その男の家に行ってさっさと出て行けと言ってくれと?
なんか話を聞く限り娘さんとそのなんたらって奴は出来ちゃってるんじゃないの?
「ワシは認めんと言うておる!あんたはヤツの家に行って
さっさと出て行けと伝えてくれれば良いのだ!勿論報酬は出す!」
はぁ、伝言だけで報酬貰えるんならお安い御用ですけどね。
なんでまたその娘さんとTheronってのの結婚に反対なんで?

「あの軟弱が娘をくれと言って来たので叩きのめしたんだが
ヤツは文句の一つも言わん。そんな軟弱に娘をやれる訳が無い!」
うわぁ・・・叩き返しちゃったのか・・・
おっさんに良いようにやられるってのは確かに軟弱かもしれんな。
んじゃぁあんは一体どんな男なら娘さんの相手にふさわしいと思うんだ?
「あ?いやそれは・・その・・・」
なんだよ、娘に言い寄って来る男は全部気に食わないって話かよ。
「お、男の中の男だ!少なくともあんな軟弱者では駄目だ!」
はいはい、んじゃまぁその男の所に行って出て行けと伝えれば良いんだな?
それでその肝心なTheronとやらは何処にいるんだ?
「ヤツはそこの家だ。報酬を用意して待っているぞ?」

村で情報を集める積りが娘大事な親父から伝言を頼まれてしまった。
すぐそこの家に問題の男はいるらしいが
こんだけ近いんだし自分で行けば良さそうな物なんだが。
まーいいか。ちゃっちゃと終わらせてしまおう。
Aiasに言われた家に乗り込む。
ちわっす。伝言を頼まれて来たんですがー。
「やぁ、こんにちは。何の御用ですか?」

家の中には男が一人。
Aiasの言うとおり軟弱そうに見えないことも無い。
ええとですね、Aiasから伝言を頼まれまして。
さっさと村から出て行け、娘のことは忘れろ!との事なんですがね。
「あの人は私に荷物をまとめる時間も与えない積りなのか・・・
わざわざ人を寄越して出て行けと催促するほど私は嫌われてしまったのか。」
なんだよ、もう出て行けって言われてたのか。
んじゃなんでまだここにいるんだ?
「私はMaya、Aiasの娘の名ですが、彼女と別れる事は出来ません。
私は彼女を愛しているし、彼女は私を愛している。」

・・・なんだかAiasの言う事が少し判るような気がする。
理由は判らないがなんだか無性に殴りたい。
「彼女は私と分かれる位なら死ぬと言っているのです。
私はだから戦うと決めたのです。」
そりゃ結構な事で。
で、何と戦うんだよ?そんなひょろひょろでどうしようっての?
いかん、何故か知らんが口調がきつくなってしまう。
「私には他に選択肢など無いのです。
彼女は私の人生なんだ。どの程打ちのめされようと
彼女の元を離れる訳には行かないんだ。」
ふーん?
「お願いです。貴方はは傭兵ですよね?
手助けをお願い出来ませんか?勿論報酬は渡します。」

報酬?あーそりゃ報酬さえ貰えば手伝うのは良いんだけどさ。
でも、親父さんと始末しろとか言われても無理だぜ?
「Mayaは今、彼女の母親から家に閉じ込められています。
なんとか母親を丸め込んで会う事は出来ないでしょうか?」
そりゃちょっと難易度が高そうだな。
モンスター相手にするより余程難しそうな気がする。行くけどさ。
しかしなんでまたここまで嫌われてるんだ?
親父さんはお前を殺しそうな勢いだったぞ?
「多分私が戦士では無いからだろうと思います。
強い男が彼の望む者なんです。
愛は彼にとっては大きな問題じゃないんです。」
戦士はともかく筋肉位は付けた方が良さそうな気もするけどな。
「暴力では真実の愛は掴めません。」

お前が腕っ節が強ければそもそも出て行けだのなんだの
親父さんから文句を付けられる事も無かっただろうが!
なんだか無性に親父さんの方を応援したくなってきたが
とりあえず問題の娘さんに会っておくか。
その前に母親をどうにかしないといけない。

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