Mount&Blade日記53 ベルガル卿の依頼


ジェイベル城を陥落させた事で国内で占領されている城は一応無くなった。
落とされる城は大体決まっているし諸侯を味方に付ける事が
出来る様になった来た今は取り返すのもそう難しくは無い。

首都、レイヴァディンの宴は遅くまで続いた。
王と貴族達の祝宴に見えないのは戦中の事だから仕方ないとしてだ。
普段は戦装束で身を固めている諸侯もこの場ではくつろいでいる。
正直鎧を脱がれると誰が誰か判らない。
「久しいな。」
暖炉の傍で声を掛けられた。
えーと・・・誰だっけ?
「ジェイルベ城で共に戦えた事、このベルガル、誇りに思います。」
あー、ベルガル卿でしたか。
兜脱いじゃったら誰だか判りませんでしたよ。
「所でまたお主に頼みたい事が有るのだ。
先日の小競り合いで敵に捕虜を取られてしまっての。
捕虜を交換する為にこちらも捕虜を用意せねばならぬのだが・・・」

はいはい、捕虜を捕まえて来いと。
よござんす。で、何処の兵士が何人必要で?
「ロドックの槍兵を6名程捕らえて欲しいのだ。」
おやすい御用で。その代わり便宜の程を
よろしくお願いいたします。
「頼もしい事だ。結構、結構・・・」
笑顔で愛想笑いしつついずれ元帥になった暁にはこき使ってやるから
覚えて置けよ?と言う事で顔と名前を一応覚えておく事にする。
覚えた端から忘れてるような気もするけど。

宴は終わる気配が無い。いい加減飽きてきた。
ベルガル卿の依頼も有るしそろそろおいとましようかしら?
広間の隅でそう考えていた所に伝令が飛込んできた。
「報告します!ノルド王国がわが国に宣戦布告を行いました!」

なんとまぁ・・・これで大陸中と戦争状態になってしまった訳か。
広間はお祝いムードから一気に殺気立った雰囲気になった。
今でも3ヵ国から波状攻撃を喰らって防衛に手一杯の状態だと言うのに
さらにノルドが加わると言うのだ。
国が滅んでもおかしくは無い。

蜂の巣を突付いた風になってしまった広間を抜け出し
そのままレイヴァディンを後にした。

なんだかもうこの国は駄目かもしれんね。
いっそ脱走して他の国に仕えたらベージャーを滅ぼせて話が早いかもしれん。
「ロドックはまだしもスワディアやカーギットが
受けいれてくれるとはとても思えませんが。」
えー、ぼちぼち部隊は100名越えも見えて来てるんだ。
戦力は何処も欲しがるんじゃないのか?
「確かにそうですが、少しばかり手柄を立て過ぎたのでは無いでしょうか。
スワディアにしろカーギットにしろ貴方の事を快くは思っておりますまい。」
この危急の時に好き嫌いとか言ってられるのか?
「存亡の危機を迎えているのはベージャーのみ。
他国はいずれもベージャーを相手に戦っているだけで
それ以外の戦は起こっておりません。
ベージャーのみが四方から攻め立てられている状態です。
その状態から逃げ出して仲間に加えてくれと
言い出す者を信用できますかね?」
むぅ、それもそうか。
ってことはアレか?元帥でも無い成り上がり貴族が
手持ちの100名もいない部隊を率いて4カ国を相手に戦えと?
どんな英雄だよ。
「大丈夫、なんとかなりますよ。本当にどうにもならなくなったら
その時は逃げ出せば良いじゃないですか。
3ヶ国相手でもこうやって1年持ち応えたんだ。
相手が一つ増えた位なんとでもなりますよ。」
ま、考えてもしゃーないか。
よし、先ずはロドックを襲って捕虜を捕まえてしまおう。
早い事元帥になってあのボンクラ共の尻を叩かないとな!
ロドック軍を探すべく移動する事にした。
攻め込んで来てるだろうロドック軍と遭遇出来れば良いし
見つけられなくてもスワディアを突っ切ってロドックに攻め入ればいい。
イスミララ城の傍を通りかかるとロドック軍が城を包囲していた。
この城はもう取ったり取られたりで元の持ち主が誰かも思い出せない。
攻めての人数は・・・と、ざっと200名程か。

わざと包囲網に近づいてロドックの一団を誘い出す。
よし、上手い事釣れた。
「タルバール卿をまんまと打ち破ったそうだが
百戦錬磨のワシには通用せんぞ!
降伏しろ、さもなくばはらわたを引きずり出すぞ!」

悪いな、タルバール卿って言われても誰の事か思い出せないや。
よーし、野郎共!目標は槍兵6名だ!
貴族はどうでも良いから捕虜を捕まえるんだ。さくっと片付けるぞ!



ロドック軍を破り捕虜を確保した。
他の包囲部隊に絡まれないようにその場を離れる。
ふぅ、なんとかなるもんだ。
それで槍兵の捕虜は上手い事見つかったのか?
「捕らえたロドック兵を知らべてまいりました。捕虜は全部で8名。
槍兵は丁度6名おりました。これも日頃の行いと言う物でしょう。
これ程素早い成果も珍しいかと。
ベルガル卿もさぞ喜ばれる事でしょう。」
なんだかあっさり片付きすぎて怖いくらいだが
仕事は済んだし問題無しと。じゃぁベルガル卿の所へ戻ろう。

レイヴァディンに戻ってみたが流石にもう宴は
終わってしまったようで諸侯達の姿は無い。

さてベルガル卿は何処に行ってしまったのだろう?
あ、一人貴族がいるしあの人に聞いてみよう。
「ベルガル卿はティスミールの傍を進軍中の筈だ。
用向きが有るのなら急いだ方が良いだろう。」

ティスミールっつーとカーギットとの国境だったっけ?
よし、向かってみよう。
来た道を引き返し再度イスミララを通り抜けようとすると
今度はカーギットとベージャーの戦闘の真っ最中だった。

ベルガル卿も加わっているようだ。
これは恩を売るチャンス!行くぞ野郎共!



「ティスミールの戦いは記憶に残るものになろう。
勝利の記憶はかくも甘美なものよの。」

戦に勝って大喜びのベルガル卿の下へ足を運ぶ。
先日頼まれました捕虜の件ですが。
「して、進み具合はどうかな?」
ロドック槍兵6名、捕まえてまいりました。お受け取り下さい。
「そなたは真に得がたい人材よの。礼を言うぞ。」
ベルガル卿のお役に立ててコチラこそ光栄で有ります。
またご用等ございましたら是非。
調子乗っていられるのも今のうちだけだぞこんちくしょう。

「そうそう、お主を見込んで頼みが有る。
ワシがシャペシュテの村を領しておる事は知っておろう?
どうにもけしからん事だが最近とんと税を納めようとせぬのだ。
お主、一つ村へ行って税を納めるよう説得してくれるぬかな?
報酬として集めた税の5分の1を与えよう。」

成る程、税を納めぬ村を説得しようと言うその心寛大な事ですな。
お任せ下さい、私が村人を説き伏せてまいりましょう。
・・・また税金集めかよ!

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