Fallout3日記94 Wasteland Survival Guide 9

Moiraさんの依頼、Arlighton公立図書館から戦前のデータを採取すると言う仕事は
BoSのお陰も有ってあっさり片付いた。
毎回こう簡単に済むなら楽で良いんだがなぁ。

適当に金目の物を漁りつつYarlingのいるホールへ戻って来た。
来た時と一緒でYarlingは端末に向かって何か作業をしている。
先行していたBoSの部隊はまだ戻っていないようだ。
「どうだった?データは手に入ったか?」

こちらに気付いたYarlingが顔を上げる。
データが手に入らなかったと言う可能性は考えていないらしい。
なんとかしてCapを毟り取れない物かと考えてみたが
良い考えが浮んでこない。
「その様子では活躍する場面は無かったようだな。
まぁ、お前達に助けて貰うでは先行きは暗いのだがな。」
端末から抜き出したデータをコピーする。
考えろ考えろ。何か手が有る筈だ。
これじゃぁただのお使いと代わらん。
Raiderの懐は漁らせて貰ったが自力で
稼いでいないと言うのはどうにも落ち着かない。
「あぁ、そうそう。戦前の本は見つかったか?
さっきも言ったが状態が良ければ100capで引き取るぞ。」

そう言えばそんな話も聞いたな。
拾った本が何冊かあった筈。
1冊100Capねぇ、まぁ悪くは無いか。
「・・・!!」
Yarlingが声にならない叫びを上げた。
視線の先には本を取り出したに落としたLying, Congressional Styleが。
本を凝視していたyarlingがこちらを向いた。

「そ、そうそう。特別な本は倍額を出しても良い。」

平静を装っている積りなのだろうが視線が泳いでいるのが嫌でも判る。
ニヤリ。
同時にYarlingはしまったと言う顔になった。
ふふふ、これは高く売れそうだ。
「まいったな。もしかしたらと思っていたのだが
まさか君がその本を持っているとは。
今更誤魔化しても仕方が無さそうだし正直に言おう。
ここに来たのは勿論戦前の書物やデータの収集の為だ。
BoSも目的とも寸分違わない。
が、私個人の・・・と言うか私は密かに在る本が無いものかと
密かに期待を込めていたのだ。
その、君の持っている本なのだけれど。
ええとつまりだ。出来たらその本を譲ってくれないだろうか?
勿論100capだ200capだと細かい事は言わない。
と言ってもやはり払えるcapには限度が有るのだが
ええとなんと言えば良いか。ほら判るだろ?」

はいはい。よーく判りますよ。
レア本とか絶版とかもう手に入らないとか
そう言う物は有りますもんねぇ。
有る所には有るのだけどとんでもない値段だったり。
交渉しても馬鹿じゃねーの?って言う位吹っかけられたりしますもんねぇ。
えぇ、ええ良く判りますとも。
「そう、まさにそうなのだ。
その物の価値と言うのは必要としている者によって決まるのだが
大体においてその物を商品としか考えていない者によって独占されていたり
収集されていたりで本当に必要としている者の手には入らない。
おかしい事だと思わないか?
必要としている者がいなければ本等それこそ焚き火の材料にしかならんのだ。
それだと言うのに少しでも価値が有ると判れば
とんでも無い値段が付けられてしまう。
本当に必要としている者がいると言うのにだ!」

うんうん、そうですね。良く判りますよ。
私もこの本の価値を知っている者の一人ですから
言われてる事はよーく判ります。
「戦前の本は等しく収集しなければならない。
遺産とは在る事が大事なのだ。
失われた物は何時しか忘れ去られ、無かった事にされてしまう。
事実や歴史が無かった事にされてしまうのだ。
それだけは避けなければならない。
私は打ち捨てられた過去の事実を未来に残す事こそが使命だと思っている。」
はい、本当に素晴らしい事で。
で、幾ら出す?
「ぐ・・・!!」
余裕たっぷりだった筈のYarlingの顔色がころころと変わる。
素直に手持ちの金をはたけば買えるのか
その辺の兵士からもcapを借りねばならないのか?
司令官としてはそれはどうなのだ?とか
そもそもこいつらに頭を下げる必要は有るのか?とか
金額を提示しても絶対にそれ以上に吊り上げられるだろうから
幾らから交渉すべきだろうか?とかぐるぐる考えているに違いない。
「・・・1,000capでどうだろう?」

ひゅー、いきなり奮発しましたね。
「勿論この場で払える金額では無い。
無いのだがCitadelに戻ればなんとか工面は付くと思う。
BoSの名誉に誓って持ち逃げなどしないと誓う。
どうだろう?譲って貰え無いだろうか?」
物がこれで無ければ他ならぬYarlingさんの頼みですし
是非とも譲りたい所なんですがねぇ。
「1,000capでも足りないと言うか?」
いえ、Yarlingさんも判ってるでしょ?
この本は他の戦前の本とは訳が違うって事。
こいつはとにかく物が無い。
このWasteland中を駆けずり回っても何冊も無い。
そう言う意味で値段が付けられない物だって事。
「そう、だからこそ1,000capを出そうと言うのだ。
希少性を考えてもお釣りが来ると思うのだが?」

Yarlingの表情が険しくなって来た。
1,000capと言うのはよっぽどの覚悟の提示だったようだ。
あー、いや譲っても良いですがcapじゃちょっと。
「そ、それはどう言うことだ?Cap以外だと?
私はこれでもBoSの一員だ。幾ら交渉とは言えBoSの不利になるような事、
Citadelの秘密のパスワード等渡せる訳が無いぞ!?」
あの、Yarlingさんちょっと落ち着いて。
別にCitadelに秘密の通路が有ろうが
パワー・アマーに秘密の弱点が有ろうがそう言うのはどうでも良いんですよ。
実はこちらにも欲しい物が有りまして。
「私個人で支払える物なら何でも渡そう。
他の地域で収集したデータのコピーを渡しても良い。」
あのですね実は・・・
Yarlingに欲しい物を伝えた。
「そ、それは・・・
いや、何故そんな物を欲しがる?
言っては悪いが君にとって価値の有る物とも思えないのだが。」
ははは。それをYarlingさんが言っちゃ説得力が無いですよ。
人が欲しいと思う物は他人には判らない物なんですよね?
価値の判らない者が持っていて本当に必要としている者の手には入らない。
それを言ったのはYarlingさんだったような?
「し、しかし、君の提案は余りにも・・・」
Yarlingは頭を抱えている。ケケケ悩め悩め。
どうせ要求は呑むしかないんだ。
「おい、お前。」

何時の間にかガトリングレーザーを構えていたBoSが背後に来ていた。
しまった。交渉に夢中で我を忘れていた。これはやばい状態か?
ガトリング・レーザーを構えたBoSはこちらを伺うように切り出した。
「・・・Grognak the Barbarianの14巻は無いだろうか?ずっと捜してるんだ。」
交渉は無事に終わった。
何時の間にか夜が明けていたようで外は明るかった。
「おい、あの本が貴重かどうかなんて判らんがそんなモノと交換してよかったのか?」
「あんまり似合ってないと思うの。ダーリン。」

そうか?その辺じゃ絶対に手に入らない一品だぞ?
本一冊と交換するには十分だと思うけどな。
それにガトリング・レーザーも手に入ったじゃないか。
今回は完全に勝利したと言っても過言ではない!
気分が良いぞー。さぁ帰ろうか!
「・・・」
「・・・」

「誰かに頼んで着替えを持って来て貰わねば。」
「銃を何処かで調達して来ないと。」

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Fallout3日記94 Wasteland Survival Guide 9」への2件のフィードバック

  1. ZXM

    建物の中の雰囲気が通常のゲーム画面と違うみたいですけどテクスチャ系のMODとか入れてるんでしょうか。良かったら教えて貰えませんか?

    返信
  2. starjes205

    ZXMさん、こんばんは。>MOD室内関係は特にテクスチャは入れ換えていないんですがFelloutと言う天候を変更するMODは導入しています。これで室内は普段より暗くなります。Pipboy lightで明るさを変更しているんでそれで雰囲気が違うのかも?

    返信

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