Two Worlds日記66 Destroy the Mage’s Copy

Windbrak村で弟子に魔法の鏡を持ち逃げされた間抜けな男、Annoの依頼を受けた。
鏡を持ち逃げした弟子はFour Stone村にいると言う。
弟子はあっさり見つかったが鏡を返そうとしない。
そして本当にもう一人のAnnoがいた。
「あぁ、君はこの村の者では無いのだな、すまん。何たることだ!実に馬鹿馬鹿しい!」

なんだか見たような場面が繰り返されている。
この目の前の男がAnnoの言っていた複製なんだろうか?
「聞いてくれたまえ。我が弟子は私が私でないと言って言う事を聞こうとせんのだ。
私は私こそが私だと口をすっぱくして説明したのだが
弟子はもう一人の私にも同じ事を言われたと言って聞く耳を持たん!」
そりゃ大変ですね、んじゃさよなら!
慌てて家を飛び出した。こりゃさっきの弟子が限界だと言ってたのも頷ける気がする。
からかわれているのでは無ければWindbreak村とFour Stone村に二人のAnnoがいるのだ。
弟子一人ではどうにもならないかもしれない。
「私の言った事が本当だと判っただろ?
お願いだ、助けてくれ。もうどうしたら良いのか判らないんだ。」

広間に戻ると弟子が泣き出しそうな勢いで喋りだした。
うん、まーなんと言うかあんたが大変だって言うのは判ったよ。
でも、片方を消せば問題解決だろ?
Windbreak村のAnnoが言うには鏡が有れば複製するのも
片方を消すのも自由自在だって事だったんだが。
「違いなんか無いんだよ。どっちが本物か私には判らないんだ。」
そりゃもしかしてあれか?Windbreak村のAnnoが複製で
ここのAnnoが本物だって事か?
「だから判らないんだ。鏡を複製に渡してしまったら
本物の師匠が消されてしまうんだぞ?」
んー、違いが無いのならコインでも投げて決めたらどうだ?
表ならWndbreakが本物、裏ならここの師匠が本物って事で。
「ひ、人事だと思って・・・くっそう。
違いさえ判ればこんなに悩まずに済むのに。」
実際人事だし。お前だってどっちがどっちか判らないんだろ?
だったらどっちもいいんじゃーねか。
「Lokerだ!Lokerならどっちが複製がわかる筈だ!
なんでこんな簡単な事を思いつかなかったんだ?!」

頭を抱えていた弟子が急に大声を上げた。なんだよ、驚かすな。
それにLokerって誰だよ?
「Loker Maios、首都Cathalonにいる高位の魔術士なんだ。
あの人が鏡で師匠を増やしたんだ。あの人ならどっちが本物が知ってると思うんだ。
あんたは鏡を取り返したいんだろ?本物がどっちか判ったら鏡は返すよ。」
この場でぶん殴って鏡を取り上げても良かったのだが
それをすると暫くは村に近寄れなくなるので我慢する。
判ったよ、CathalonでLokerってのに会ってどっちが本物か
確かめてくればいいんだな?
「頼むよ、私は本物の師匠を消してしまった弟子にはなりたくないんだ。
本物がどっちか判ったら喜んで鏡を返すよ。」


鏡を取り返すだけだった筈なのに余計な仕事が増えてしまった。
考えてみれば自分で行けよと言えば良かったのでは?
と気付いた時にはCathalonに辿り着いてしまっていた。

Lokerは市場で賑わう広場の中央の噴水にいた。
どうもこんちわっす。Windbreak村のAnnoの事でちょっと聞きたい事が有りまして。
弟子に聞いたんですがあんたがAnnoを増やした張本人?
「確かに私がLokerだが、Annoがどうかしたのか?
複製が何か問題を起したのか?あれは完璧な術の筈だが。」

いや、別に問題は起こってない・・・いや、起こってるか。
Annoの弟子が二人の師匠の板挟みに有って魔法の鏡を持ち出しちまってね。
複製をなんとかしたいからあんたにどっちが本物か聞いてくれって言うんだ。
そもそもなんでAnnoを増やしたりしたんで?
「なんでと言われてもな。二つの村に魔術士を送らねばならなかったのだが
優秀な魔術士の数には限りがある。どちらの村も平和とは言え無い厳しい所で
修行中の者を送リ込む訳にも行かない。
協会は優秀な魔術士を必要としていてAnnoはその優秀な者の一人だ。
我々はAnnoの了解を得て彼を複製して二つの村へ送り込んだ。
どちらの村も優秀な魔術士に迎える事が出来た。何の問題が有る?」
なんと言うか協会の当然と言うか理屈には何時も付いていけないのだが
今回は特に酷い。ええとですね、当の本人が困ってるんだよ。
どっちが本物か教えてくれないか?じゃないと話が終わらない。

「どちらが本物かだって?そんな物は私にも判らんよ。
どちらも寸分と違いは無いのだ。どちらもAnnoだよ。
それに今、片方を消すと言ったか?
止めてくれ、ただでさえ戦争で人手が足らんのだ。」
こっちはどっちでも良いんですがね?
それだと報酬が貰えないんだよ。どっちか適当に決めちまって良いですかね?
「まぁ、待ちたまえ。報酬が有れば良いんだな?
では、私が報酬を出そう。弟子には適当な事を言って鏡を
取り上げてしまってくれ。鏡を私の所に持って来てくれれば報酬を出そう。
報酬は1,000ゴールドだったか?Annoが減る事に比べれば安いものだ。
Annoには私が片方を消したと説明してくれれば良い。」
あー、またなんか面倒な事になったな。
Annoにも言ったけど弟子を増やせば問題は解決するんじゃ無いんですかね?
「複製を作るのは手間と金が掛かるのだ。
Annoだから複製出来たとも言える。弟子まで増やす手間は掛けられん。」
なんかあの弟子がちょっと可愛そうになって来たな。
このままだと弟子の災難が続く事になる。
「報酬は倍出そう。頼まれてくれんかね?
今でも私はこの広場で人々の対応をするので手一杯だ。
これ以上手間を増やしたくない。」
判りました。弟子は適当に丸め込んで鏡を取り上げてきますんで!
報酬をよろしく!

トンボ帰りでFour Stone村に戻って来た。弟子はまだ頭を抱えたままだった。
気の毒だが鏡を取り上げなければならない。
「帰ってきてくれたのか!それでどっちが本物なんだ!?」
CathalonでLokerに聞いてみたんだが複製には首の後ろに目印が有るそうなんだ。
見分け方を教えてもらったんで鏡を渡して貰えないか?
「判った。じゃぁ私も一緒に行こう。複製を消したら鏡は喜んで返すよ。」

む、そう来るか。
しまったな。いきなり説得失敗してるじゃないか。
ええと、すまん。嘘だ。Lokerが言うにはどっちが本物か判らんそうだ。
とにかく鏡はLokerに返すからさ、駄々こねないで渡してくれんか?
「だ、騙したのか?どっちが本物か判らないだって?
あぁ!もうおしまいだ。私はどうすれば良いんだ!」
・・・なんだかなぁ。まぁ聞けよ。
Lokerが言うには本当に違いなんて無いそうだぜ?
寸分違わずどっちも本物だ。だからどっちも消しても問題なしだ。
頭を抱えていた弟子がこちらを見上げる、うわ、やばい目付きだ。
「・・・判った。鏡はあんたに渡そう。
だが鏡は師匠に渡してくれ。どっちが本物か判らないのなら
あんたが決めてくれ。私にはとても出来ない。」

弟子から鏡をなんとか受け取った。
さーて、どうしたものか。
Lokerの所に持って行くのが一番なのだろうが
この弟子も大分追い詰められているようだ。
「鏡を持って来てくれたのか!」

色々考えたがWndbreak村のAnnoの元に戻って来た。
Lokerの話と弟子の話を説明して鏡をAnnoに渡した。
ええとですね、カクカクシカジカなもんでちょっと弟子に配慮してくれると
良いかもしれんね。同じくLokerも大変そうなんで
鏡を無事取り戻せて問題解決って事に納めてくれると有り難いんですが。
「私は鏡を取り返す事が出来ただけで満足だよ。
弟子ともう一人の私には悪い事をしたかもしれん。
これからは気をつける事にするよ。
鏡を私の所に持って来てくれた君には感謝のしようもない。」

結局弟子は二人の師匠にこき使われるままとなった訳だが
一応問題解決と言う事だろうか?
しかし、鏡を渡したあのAnnoは果たして本物なんだろうか?

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Two Worlds日記66 Destroy the Mage’s Copy」への2件のフィードバック

  1. Poko

    two worldsⅡの日本語版が出るみたいですね冬らしいですがfalloutと被りそうな予感!

    返信
  2. starjes205

    Pokoさん、こんばんは。日本語版出るみたいですね。楽しみと言うか不安と言うかちょっと複雑な気分です。

    返信

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