Fallout3日記92 Wasteland Survival Guide 7

「Arlighton公立図書館に行って来て欲しいのよ。」

久しぶりに顔を出すと商売もそっちのけでMoiraさんは言ってのけた。
図書館っすか。なんでまた?
「あそこなら、もしかしたらcomplete Library Archiveが残ってるかもしれないのよ。」
図書館のデータっすか。なんか金にでもなるんですかね。
面白い情報でも手に入れたとか?
「そうじゃなくて、欲しいのは歴史のデータなのよ。」
何時もながらこの人の突拍子の無さには付いていけないが
今回は意味も不明だ。歴史がサバイバルガイドに何の関係が有るんだろう。
「BoSの人達は戦前のテクノロジーを収集するのが目的で
Wastelandにやって来たってのは知ってるでしょ?」

そう言えばそんな話も何処かで聞きましたね。すっかり忘れてましたけど。
「仕事仲間から入手した情報なんだけどArlighton公立図書館に連中が
ちょっかい出してるみたいなのよ。場所はココね。」
Moiraさんが入力してくれたポイントを確認してみる。
Citadelの直ぐ傍じゃないか。あんな所に図書館が有ったっけ?
記憶を辿ってみたけれどはっきりと思い出せない。
「BoSが図書館に人員を裂くってのがちょっとにわかに信じられなくてね。
連中のやり方は有無を言わせぬ略奪が主流だし。
そんなのが図書館で何をしてるのか気にならない?」
うーん、少なくともまともに会話できたBoSの面子からは
略奪とか逆らえば皆殺しって言う雰囲気はしなかったけどなぁ。
話は通じそうに無いってのは判るけど。偉そうだし。
あ、思い出したら腹立ってきた。
ええと、それでMoiraさん。歴史のデータとBoSとサバイバルガイドに何の関係が?
「関係?無いわよ?」
関係無いんですかい!じゃぁ図書館行ってこいってのは何の目的で?
「サバイバルガイドにこの国の歴史を収めたいのよ。
概略でも良いけど完全なデータが見つかったら最高ね。」
歴史っすか。Wastelandで生きていく上で必須のデータとも思えませんが。
「貴方はVault出身だから実感沸かないかも知れないけどね。
Jericho、Clover。この国の大統領の名前をエデン大統領以外で言える?」
「「Abraham Lincoln」」

いきなり話を振られた二人は記念館の主の名前を口にした。
まぁ、あんだけ走り回れば覚えちまうだろうな。
「何をした人だか判る?」
「「・・・」」
Moiraさんはこめかみを押さえるとコチラに振り返った。
「問題だと思わない?」
えー、別に大統領の名前知らなくても食うには困らないですし。
それにVaultで戦前の記録は色々見てるしPipboyも有るし。
「じゃぁ、質問。Abraham Lincolnは合衆国の何代目の大統領?」
・・・初代?
「そう、初代ね。ただし共和党での「初」大統領。
Abraham Lincolnは第16代アメリカ合衆国大統領よ?」
そう、そうじゃないかと思ってたんですよ。
ちょっと位間違えても誰も困らないじゃないですか。
「じゃぁ、何をした人だと思う?」

あの、さっきから話が見えてこないんですが・・・
「歴史を保存する事が必要だと思ったのよ。
サバイバルガイドにこの国の歴史を残す事が出来れば素晴らしい事だと思わない?」
Moiraさんの目がキラキラしている。
何処から仕入れたか知らないが余計な事に興味を持ったようだ。
「誰も彼もがVaultecの情報を引き出せるわけじゃない。
この国がどんな国だったのかすら知らない人が多いのよ?
十分に役立つ情報だと思うわ。」
嘘だ。一見マトモそうな事を言ってるように聞こえるが
胡散臭さが危険値だと本能が叫んでいる。
BoSがわざわざ乗り込むって事はお宝が有るのは確かかもしれないが
逆に言えばわざわざBoSが乗り込むような場所だって事だ。
端末のデータを取って来るだけの簡単な仕事の筈が無い。
「BoSがわざわざ出向いたって事は何か有る筈よね?」
そりゃ確かに。
「出し抜けたらお宝も独り占め。」

おぉ、それは実に魅力的な響き。
「面白そうだと思わない?」
判りました。あのデコ助がいるかもしれんし借りを返すチャンスかもしれん。
何が有るのかは行ってのお楽しみですかね。
って何ガッツポースしてるんすか。
「BoSを出し抜いて端末からデータを引き出せたら私達が唯一
この国の歴史をしる人間になるかもね。」
と、言う訳でだ。Jericho、Clover。行ってみようか。
「借金はどうすんだよ?」
「バーのツケはどうするの?ダーリン。」

お宝が手に入れば直ぐに返せるさ。よっしゃ行ってみようか!
Moiraさんに余計な事を押し付けられる前にCrater’s Sideを飛び出した。
「サロンでMoriatyにネチネチ言われるのはもう沢山だぜ。」
「Nova姐さんは仕入れが出来無くて困ってるって言ってたの、ダーリン。」
むむ、MoriatyはともかくNova姐さんに迷惑は掛けたくないな。
Hannibalの所に行っても金は取り立てられないだろうし。
さっきも言ったけどお宝でも見つけて幾らか用立てよう。
「Hannibal達の時も同じ事言ってなかったか?」
「GNRに行った時も結局逃げて来ちゃったし・・・
そろそろ弾薬も少なくなって来たと思うの、ダーリン。」
ぐぐぐ・・・何時も適当に暴れまわってるだけの癖に
なんでそんな細かい事覚えてるんだよ。
「たまに戻って来た時くらいサロンでゆっくり飲みたいしな。」
「Nova姐さんとGobの話はとっても面白いのよ、ダーリン。」
まぁ、そうなんだけどさぁ。
どっちにしろ仕事は請けちまったし今更Moiraさんに出来ませんなんて言えないしなぁ。
とにかくさっさと図書館に行って金目の物を頂いて来よう。
あーそれと今回はパワー・アーマーは無しだ。

「どう言う事だ?まさか売り払おうって言うんじゃ無いだろうな?」
「これ売っても借金は返しきれないと思うの、ダーリン。」

だからいい加減借金から離れろって。
図書館にはBoSがいるって話だったろ?
そこにノコノコその格好で現われてみろ。
要らん問題が起こるのが目に見えてるだろうが。
久々に我が家へ戻った。メイドロボの挨拶を無視して2階に駆け上がる。
えーとなんかそれっぽい装備、装備っと。
Talon社のアーマーは・・・売っちまったか。
まさかT-51Bを持って行くわけにもいかんし、
Reillyから貰った装備は1着だけだし。
弾薬を補充して・・・チッ、手榴弾切れてたんだよな。
面倒臭いな、革で行こう革で。よーし、今日はハンター一行って事で行こう!

「何のハンターだよ。」
「ハンターが図書館に行くの?ダーリン。」

細かい事は良いんだよ。それよりお揃いなんだし良い感じだろ。
っしゃ!んじゃ行こうか!
あ、今回は真面目に金策するからRaider見つけたら全部剥ぎ取ろう。



いやー、大漁大漁っと。こいつら結構良い物持ってるよなぁ。
パシリであっちこっち走り回るよりよっぽど金になるよな。
「Raider達もいい加減学習するって機能が無いのかね。
こんな悪名高い奴をなんでわざわざ襲おうと思うのか判らねぇ。」
「ハンターはもうちょっと綺麗な仕事をすると思うの、ダーリン。」
アサルト・ライフルにハンティング・ライフルが5丁、
弾薬もたっぷり。食い物も補充出来たしRaider様々だな。
これで500cap位にはなるか?ん、何か言ったか?
Citadelが遠めに薄っすらと見えてきた。図書館ももう直ぐの筈だ。
図書館、図書館・・・これか。

建物は比較的綺麗だ。外見からは中の様子は判らない。
Moiraさんの言う事が嘘じゃなければ中にBoSがいる筈だ。
中で鉢合わせしてもいきなり撃つなよ?
「止まれ。ここは現在Brotherhood of Steelの
制圧下に有る。速やかに立ち去れ。」

建物に入るといきなり目の前に人がいた。驚かせるなよ。
しかしBoSだと言うわりにパワー・アーマーは装備していない。
なんだよ折角ハンターの振りしようと思って来たのに。
「お前達は何者だ?ここに何の用だ?」
このお姉さんは銃を持った3人組に囲まれても怯えてはいないようだ。
この自信は一体何処から来るんだろう?なんかムカつく。
どうも、こんちはっす。ええと通りすがりのハンターなんですが、
ココは一体?それに貴方は?こんな所に一人じゃ危なくないですか?
「ここはArlighton公立図書館だ。
お前達ハンターには用の無い所の筈だ。
それに私は一人ではないぞ?」
視線の先を見ると入り口からは死角だった位置に
しっかりパワー・アーマーで身を固めたBoSがいた。

ご丁寧にガトリング・レーザー装備だ。
目の前のお姉さんに気を取られて後ろを取られるとはなんと言う迂闊。
「納得して貰えたか?改めて聞くがお前達はココに何をしに来たんだ?」

さて、どうやって切り抜けようか?









・Fallout: New Vegas Preview
SSは幾つか公開されていたNew vegasの動画が公開されています。
あんまりFallou3と変わっていないような?

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