Fallout3日記90 Head of State 5


Hannibal一行を伴ってメモリアルへ向かう旅が始まった。
Jericho、Cloverの3人ならあっと言う間なのだが
一行は牛に犬まで引き連れての大移動だ。

手持ちの武器を適当に分配したのだが頭数が多いだけに火力は圧倒的だ。
途中でちょっかいを掛けてきたRaiderは
ことごとく集中砲火を浴びてミンチになっていった。

実際数の暴力と言うのは頭では判っている積りだったが
こちらが気づく前に戦闘が始まり駆け寄った時には戦闘が終わっている。
これは用心の為に先行する必要も無いのかもしれない。


JerichoとCloverが張り付いているとは言えミュータントの部隊まで
あっさりと倒してしまった。


正直に言えばもう少し困難な旅を覚悟していたのだが拍子抜けだ。
旅は特に問題も無く一行はメモリアルの見えるジョージタウンの駅へ辿り着いた。
解放奴隷の拠点となるべき場所に辿り着けたHannibalの喜びようは尋常では無かった。
何処に隠していたのかダーツ・ガンの設計図を渡して寄越した。最初から出せよ。

「君には本当に感謝の仕様も無い。正に我々にとっての救世主だ!」
盛り上がる一行に一応釘を刺して置く。
忘れているとは思わないがメモリアルにはまだ
奴隷商人の残りが陣取っているんだぜ?一体どうする積りだ?
「君達がいてくれればどんな困難でも乗り切れるだろう。」

ちょっと待て。最初から最後まで頼る積りか?
それでどうやってこの先拠点を維持して行く積りなんだよ。
こっちは貰えるかどうかも判らない報酬目当てで手伝ってるだけなんだぜ?
突き放すとHannibalは困ったような顔をした。
が、後ろに控える仲間を見回し少し思案した後に此方に振り向いた。
「私は一人として仲間を失いたくない。君達がここまで我々に尽くしてくれた理由は
判らないが改めてお願いしたい。共に戦ってくれないだろうか?」
二日間だけの旅だったとは言え全くの休憩無しで
ここまでやってきた一行の疲労はどんなものだろう?
こちらも後ろのjerichoとCloverを振り返る。
どっちも表情は判る訳は無いが文句が出てこないって事はOKだって事なんだろう。
「皆聞いてくれ。メモリアルは未だ奴隷商人達の拠点だ。
戦ってコレを勝ち取らなければならない。これは最後の戦いでは無く、
最初の戦いとなる。我々は勝たなければならない!」
Hannibalの演説を聴いて座り込んでいた連中が武器を手に立ち上がる。
Jerichoは肩をすくめ、Cloverは頷いてみせる。
「改めてお願いする。我々と共に戦って欲しい。」
せめて報酬の額位ははっきりさせて欲しい所だがそういう雰囲気でも無さそうだ。
っしゃ、それじゃぁ行きましょうか!

メモリアルを舞台に奴隷商人と逃亡奴隷の戦いが始まった。
数はほぼ互角、装備と火力はこちらが勝っているが素人が多い。
犠牲は確実に出るだろうがここまで来たら一人でも死なせたくは無い。
Jericho、Clover!思う存分暴れろ!
広場を挟んでの戦いの場の中央に飛び込んだ。
くそう、これで手榴弾のストックも無くなっちまう!



ありったけの手榴弾をお見舞いして3人でメモリアルで駆け上がる。
笑いながら銃を乱射するJerichoとCloverが頼もしいのか不気味なのか
判断に迷うが中央を突破されて挟撃される形になった奴隷商人は
バタバタと倒されていった。



メモリアルから銃声が止まった時には動いている奴隷商人は一人もいなかった。
少し不安になってHannibal達を確認してみる。撃ちあいに夢中で忘れてた。
幸いパワーアー・マーのお陰か皆大怪我はしていない。
「我々は遂に勝利を手にしたのだ!」

Hannibalが感極まっている。パワー・アーマーを装備したまま
抱き付いて来そうな勢いだったので慌てて押しとどめる。
あー、すまんがもうその装備は必要ないよな?返してくれ。
それとも装備の代金出してくれるのか?
一行から装備を回収した。Crowにまた売りつければ半値位は戻ってくるかね。
強行軍の後の戦闘だったにも関わらずHannibal一行はテントの設営に掛かりだした。
こっちは手伝える事は無さそうだ。
Leroyが使っていた地下で一休みさせて貰うことにした。

翌日、地下から出てみると拠点と言うかテントの設営は済んでいた。
結局あれから全部一式組み立ててしまったのかよ。どんだけ執念深いんだ。
が、一行の姿が見えない。
「ダーリン、向こうからHannibalの声が聞こえる。」
Cloverの指差す方を見るとLincaln像の前に全員集まっている。
中央にはHannibalがいた。何をやっているんだ?

「八十と七年前、私達の祖父はこの大陸に新たな国家を打ち立てました。」
Hannibalが演説を始めだした。なんだよいきなり。
「80年前とか何の事だ?」
「祖父って何?ダーリン」
JerichoとCloverを手で制す。Hannibalの演説は止まらない。
「この地で奮闘した勇敢な人々こそが生きている方々も
戦死した方々も含め、すでにこの地を聖別しているのです。」

昨日の戦いで死んだ奴はいなかった筈だが。一体何の話だ?
「神の導きの元、この国に自由の新たなる誕生をもたらす事。
そして人民の、人民による、人民の為の政府を・・・」


終わりまで聞いてやっと理解した。Abraham Lincolnの演説だ。
奴隷商人の住処と化したメモリアルで、
その奴隷商人を皆殺しにして手に入れたこの場所で、
逃亡奴隷のHannibal HamlinがAbraham Lincolnの演説をやっている。
これは酷い冗談なのか?それとも何かの希望と思えば良いのだろうか?
Hannibalの演説が終わると共に拍手が起こった。
なんだよこの大団円な空気は?ここで報酬の話とかしたら
悪者扱いされそうじゃないか。
「で、80年前ってな一体何の事だ?一体誰が死んだってんだよ?」
「お爺さん達が国を作ったって何の事?ダーリン。」

止まない拍手を聞きながらその場を離れようとしたが
JerichoとCloverの質問が出てきた。そうだな、初めて聞くなら意味不明だよな。
後からゆっくり説明するよ。そうだな、何処から話そうかね?
「それと報酬はどうすんだよ?」
Jericho、良い雰囲気が台無しだな。

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