Fallout3日記87 Hired Help


やたらと背の高い男はこちらを見ようともしない。
なんかちょっと興味が湧いてきたぞ。
お兄さん、ここの用心棒か何かかい?
「Ahzrukhalに聞け。」
へ?Ahzrukhalって誰?
「Ahzrukhalに聞け。」
いや、あの
「Ahzrukhalに聞け。」
うぉう。まさかこんな所で始まりの町へようこそが聞けるなんて。
これは何か仕事の匂いがするぞ。Ahzrukhalとやらと探してみようじゃないか。
「どういう理屈だよ?」
「始まりの町って?ダーリン?」
説明すると色々長くなるんで省くがAhzrukhalを見つければ
何か面白い事が起きるって寸法だ。説明になっていない説明を二人にしている所に声が掛かった。

「俺を探してるのか?」
振り向くとカウンターの中の男が。あ、バーテンと話をしろって事か、なんだよ。
「何が残念なのか知らんが俺がAhzrukhalだ。一応ここのオーナーなんだがな。」
お前の顔は見た事が有るな。確かCrowleyから仕事を請け負ってた殺し屋だったか?」

Clowelyか、懐かしい名前が出てきたな。殺し屋かぁ
ちょっと行動を改めないと余計な誤解を生みそうだな。
「誤解も何もまんまじゃねえか?」
Jerichoの突込みを無視して話を続ける事にした。
で、あんたはここのマスターだってのは判った。
それでそこのガタイの良いお兄さんは一体?
話し振っても愛想の一つも無いんだけど。
「そいつはChalonって言ってここの用心棒だ。俺の命令しか聞かねぇ。」
ほー、ご主人様の命令しか聞かないってか?
そんなロボットみたいなヤツがいる訳無いだろ。
「俺がアンタを殺せって言えば、その瞬間アイツは
銃をぶっぱなす。試してみるか?」

Chalonの方を見る。うむむ、言われてみればなんとなく
そう言う雰囲気がしないでもない。
やだなーマスター、ちょっとした冗談っすよ。
「アイツは特殊な育てられ方をしたヤツでな。
命令が絶対なんだよ。主人の命令には絶対逆らえない。
例えば俺がヤツの家族、いたとしたらだが、
殺せと命令したらヤツがどう思っていようと命令に従う。
そういう風に命令に従うように叩き込まれてるんだよ。」
例えが何とも悪趣味だが命令に絶対服従か。
お供に出来たら心強い事この上無さそうだな。なぁ、Jericho?
「何で俺に話を振るんだよ?」
いや別に。んで、マスター。もしあの頼もしい用心棒さんを
譲ってくれって頼んだら幾らになる?
「ほう?アイツが欲しいってか。値が張るぞ?」
話のネタに一つ、そのお値段とやらを教えて貰えないっすかね?
「そうだな。アイツの代わりはいないんだが、2,000cap、って所か。
あー嫌そうな顔をするな。譲ってやったって良いんだ。ただ、一つ仕事を頼みたい。」

ほう、2,000cap分の仕事ってのはどんな物なんかね?
「Carol’s Spaceは知ってるな?そこのウエイトレス、Gretaを始末して欲しい。
アンダー・ワールドに2軒も酒を扱う場所は要らないからな。
あいつがいなくなれば客は全部この店の物だ。
始末してくれればCahlonをアンタに譲っても良い。」
判った。2,000capを払おう。仕事は無しだ。
サロンのツケの為に稼いだ金が丁度それ位は有る。
Gobにはもうちょっと持って貰わないといけないが
なんとかなるだろう。Moriatyには嫌味を言われるだろうけど。
Ahzrukhalの前に2,000capを置いた。
「こりゃまた驚いた。アイツを2,000でも欲しいって言うのか?」
あんたが2,000なら売るって言ったんだろ。
それとももっと吹っかけようってか?
「いや、そうじゃない。判った、これでChalonはアンタの物だ。」
そう言うとAhzrukhalは金庫から一枚の書類を取り出した。
なんだよ、契約書でも書こうって言うのか?
「まぁ聞け。コイツがChalonの主人で有るって言う証明だ。
こいつを持ってる者の命令しかヤツは聞かない。
これが絶対服従のアイテムって訳だ。」
うーん、Chalonがどう言う育てられ方をしたのか知らんが
マインドコントロールとかそう言う類なんかね?
「これでお前はChalonの主人だ。試しに命令してみろよ?
足を舐めろって言えばその場で口に咥えるだろうよ。」
AhzrukhalがCapを金庫にしまい、書類を受け取った。
本当にこんな紙切れ一枚で絶対服従とか出来るんかね?
Cahlonは先ほどから全く動こうとはしない。
話を聞いているのかどうかも怪しい。試してみるか。
やぁ、あんたはChalonって名前なんだってな。ちょっといいか?

「Ahzrukhalに聞け。」
聞け、じゃねーってば。ほらコレ。Chalonに契約書を見せた。
「それは・・・」
お、初めて聞け以外の言葉を聴いたぞ。
見ての通りアンタを買った。これからはご主人様と呼んでくれ。
「・・・判った、ご主人様。」

馬鹿。ご主人様とか気持ち悪いから止めてくれ。
後ろのパワー・アーマー着たのはJerichoとCloverだ。よろしくな。
「Ahzrukhalと少し話をしても良いだろうか?」
あー、構わんぞ。別れを惜しんできてくれ。
ChalonはカウンターにいるAhzrukhalに歩み寄った。
「どうしたChalon。お別れでも言いに来たか?」


Chalonはいきなりショットガンを引き抜くとAhzrukhalに無造作に撃ち込んだ。
肩から上が綺麗に無くなったAhzrukhalは吹っ飛んで動かなくなった。
飲んでいた他の客達が悲鳴を上げて逃げ去る。
平然としているのは我関せずと飯を食っているJerichoとClover位のものだ。
「これでいい。」
Chalonは表情一つ変えずに戻ってきた。
お、応。な、なかなかやるじゃないかChalon。
た、たた頼もしくて大変結構。
「あの糞野郎から開放してくれたお前に感謝する。しかし、申し訳ない事が有る。」

はい!何でしょう!?
「俺は一人だけの主人に仕える身だ。
主人が3人もいては付いて行く事が出来ない。」
ああぁ、そんな事か。いやこいつらは別に主人って訳じゃ無くて仲間だよ。
さっきは買ったって言ったけどChalonも仲間に加わってくれれば心強いんだけど。
「主人は一人だ。」
む、なんて融通の利かないヤツだ。
んじゃご主人様の命令だ。仲間として一緒に来てくれ。
「それは出来ない。主人は只一人と決まっている。」
なんだか堂々巡りになってる気がする。
なぁ、Chalon。んじゃどうしたら一緒に来てくれるんだ?
「お前と俺。二人なら何処までも付いて行こう。」
悪い、それは無理だ。アンタを取って二人と別れる訳には行かないんだ。
「では、俺は付いて行く事が出来ない。」
あーもう、面倒臭いな。付いて来れないて言うならアレだ。
この場で死ねって言えば死ぬのか?

「それが命令なら。」
そう言うとChalonは突き付けたマシンガンの銃口を咥えようとした。
おいおいおい、待て待て!

「命令では無いのか?」
くそう。洒落も通じないのかよ。
仕方ない。Jericho、Clober。すまんがちょっとだけ待っててくれ。
んじゃChalon、これで二人だ。付いて来てくれ。
「判った。」

今度はChalonは素直に付いて来た。なんだかなぁ。
Carol’s Spaceには何時ものように来ない客を待つCarolの姿が有った。
「あらあら、何か有ったのかい?」
日を置かずに尋ねたものだからCarolは少し驚いていた。
実はちょっとお願いが有りまして。
「なんだい?私で役に立てる事が有るのかい?」

この後ろの堅物なんですがね。ここで使ってやってくれないっすか?
「Cahlonを?Ahzrukhalはどうしたんだい?」
実はカクカクシカジカでして。Carolに流れをざっと説明した。
「まぁ、Ahzrukhalはくたばっちまったのかい。なんともまぁ・・・
でも、それとこれとどう言う風に繋がってるんだい?」
連れて行く訳にも行かないし、置いていく訳にも行かないとなったら
誰かにお願いするしかないんだけど
Carolの他に良い人が思い付か無かったんだよ。
雑用なり用心棒代わりに置いてやってくれないっすか?
「私は構わないけど、Chalonは良いのかい?」

Ahzrukhalから買ったばかりの契約書をChalonに見せた。
これをCarolに渡せばお前の主人はCarolになるんだよな?
「そうだ。そうだが・・・」
んじゃ、決まりだな。Carolに契約書を渡した。
手間掛けて申し訳ないっすけどよろしくお願いします。
「お前はそれで良いのか?」
他にどうしようも無いなら今の所これが最善なんじゃ無いかね?
あ、Carol。この堅物は命令に絶対服従らしいっすから
トイレ掃除でもなんでも良いんでこき使ってやって下さいよ。
「そう・・・じゃぁ、Chalon、良いかしら?私はCarolって呼んでおくれ。」
終始表情の変わらなかったCahlonが動揺している。
「じゃぁ、これからアンタは私の家族よ。よろしくね、Chalon。」

おー、流石は伊達に長生きしてないな、この婆さんは。
顔色一つ変えずにAhzrukhalを撃ち抜いた筈の
Chalonがへたり込みそうになっている。
「そ、それが命令なら従おう。Carol。」
Chalonが一応抵抗をしてみせる。空気読めよ。
「じゃぁ、これからは貴方の好きなように生きなさい。
ここが嫌なら出て行っても良いわ。
貴方が、貴方の生きたいように生きなさい。
自分で考えて自分で判断するのよ?これが命令。
一緒に暮らして行く事が出来れば嬉しいけどこれは命令じゃないわ。
ただの独り言。これでどうかしらね?」
最後の一言は自分に向けられた言葉なんだろう。
Carolに親指を立てて見せた。
「しかし・・・俺は。」
命令には絶対服従なんだろ?従うんだろ?諦めろ、な?
Chalonの肩を叩いて店を出ようとしたが呼び止められた。

「本当にお前はこれで良いのか?」
さぁ、何の事でしょう?
もうこっちはご主人様でもなんでも何でも無いんだから関係ないだろ?
「・・・判った。」
Carol’s Spaceを出て9th Circleに戻った。
ふぅ、結局は2,000cap払い損かよ、適わんな。
「この有様をどうするんだよ?」

留守番をしていたJerichoが顔を見せるなり文句を言ってきた。
確かにカウンターは血まみれだし、
逃げた客がテーブルを倒してしまってこぼれた酒の匂いが鼻に付く。
残っているのは自分達だけだ。あ、そうだよ。
肩から上が無くなってしまったAhzrukhalの懐を探る。
金庫の鍵が出てきた。もう中身は要らないよな?Ahzrukhal。
払った2,000capと中に有った金目の物を頂いた。
「なんだかこの人が気の毒になって来たんだけど。」

やだなぁ、そんなに褒めるなよ、Clover。
んじゃ二人とも、ぼちぼち行こうか!
Lincaln由来のアイテムを探さねば。
「さぁ、いらっしゃいませ。言ってみて。」

「Ahz・・・いらしゃいませ。」

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Fallout3日記87 Hired Help」への4件のフィードバック

  1. BK

    このブログを見てFallout3を買おうと決心したのですが型番 BJ9517PB←のスペックで動きますか?

    返信
  2. starjes205

    BKさん、こんばんは。スペックを満たしていたとしても満足に動くとは限らないのですが公式の但し書きを見ると、下記のスペックなら一応動くようです。Windows XP/Vista1GB System RAM (XP)/ 2GB System RAM (Vista)2.4 Ghz Intel Pentium 4 or equivalent processorDirect X 9.0c compliant video card with 256MB RAM(NVIDIA 6800 or better/ATI X850 or better)推奨されているのはIntel Core 2 Duo processor2 GB System RAMNvidiaDirect X 9.0c compliant video card with 512MB RAM(NVIDIA 8800 series, ATI 3800 series) と、なっています。型番の品と見比べてみてはどうでしょうか?

    返信
  3. はる

    こんばんはー。Carolと戸惑うChalonのやり取りに最後の2ショット、微笑ましいですね。二人が本当の家族のようになれることを祈っています(-人-)

    返信
  4. starjes205

    はるさん、こんばんは。コンパニオンは全員日記に登場させたいけど全員連れ歩くのはMOD無しじゃ無理と言う事でぼんやりと考えてたネタをやっと日記に出来ました。結局MOD入れちゃいましたけどw>家族先の展開の伏線に出来ればと思ってますが何時になる事でしょうか。

    返信

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