Mount&Blade日記46 ハヌーンのヴァルケス

ベージャー王国内での地歩を固める為に地道な努力、
平たく言えば使い走りをチマチマとやっているが正直言えばストレスが溜まる。
そう言う細かい事はいいからもっとこう、ぱーーっと暴れられれば良いんだがなぁ。

「元帥になれば諸侯に命令も出来ましょう。
ヤレログ王以外に頭を下げる必要もなくなります。
今のままでもよろしいと?それとも独立とか、王位簒奪をいらっしゃるのですか?」
レザリット先生には迂闊に冗談も言えないようだ。
嫌だなぁ、少し気分転換にアユイケにの視察にでも行ってみようかって意味ですよ。
と、言う訳でアユイケを訪れてみた。

復興は進んでいるとは言え、村の活気は以前ほどでは無いように見える。
村長は何時もと変わらない笑顔で出迎えた。
「大分村も復興してまいりました。これも貴方様のお陰です。」
あー、そう言うのは良いんだ。ええとさ、何か困ってる事は無いか?
長々と世話話をされるのも困るので話を振ってみると
村長は早速と言った感じで話を始めた。
「ご存知の通り、先日この村はスワディア軍の襲撃を受けました。
その際に村の牛が全て殺されてしまいました。
今はまだなんとかなっておりますがこのままでは畑を耕す事も出来ません。
お願いできる物ならば牛を用立てて頂けないでしょうか?」

・・・牛かぁ、牛はちょっとなぁ。他には何か無いのか?
「他には特にございません。」
牛は集めるのが面倒だし高いし、敵軍に鉢合わせしたら酷い目に会うし
良い事が無いんだよ。麦とかなら幾らでも調達してやるんだがな?
「そうでございますか、ご無理を言いました。この事は忘れてください。」
なんだよその望みを絶たれたような顔は。
ため息を付くな。他の連中と目で会話するな。空を仰ぐな!
タイミング良く子供の泣き声なんか聞かすんじゃない。
判った!牛を用意してやる。何頭必要なんだ!?
「9頭もいれば村は活気を取り戻す事が出来ましょう。」
9頭!お前、そんだけ買う金が有ったら新兵何人雇えると思ってるんだよ?
気軽にそう言うとんでも無い事を言うなよ。

「やはり無理でございますか・・・致し方ありません。この話はお忘れ下さい。」
だー!判ったよ。9頭で良いんだな?
「はい、謙虚な村長なので9頭と言ってる訳ではございません。」
アユイケの村を出た。牛9頭ねぇ、どうすっかね?これ。
「9頭の牛がそれ程問題なのですか?」
最近はジェレメスと一緒にすっかり医者っぷりが板について来たユミラが聞いてくる。
うん、良い機会だから教えてやろう。このご時世、牛はとても貴重品だ。つまり高いのだよ。
裕福な村で買うとしておよそ1,000デナル。それも買えればの話だ。
アユイケと一緒で襲撃を受けるような村には牛はまずいない。
そうなると何処かの村の貴重な牛を買うか奪うと言う事になる。
奪えば遺恨を残すし、お前やレザリットが良い顔をしない。
買おうとすれば1頭2,000デナル程だ。
それを9頭だぞ?王様の身代金と変わらん買い物をせにゃならん訳なんだ。
「確か、ボルチャ殿が牛の扱いは任せろとおっしゃっておりました。
移動は大変かも知れませんが牛の世話は問題無いかと。」
あー、そう言えばユミラは良い所のお嬢様だったな。
愚痴る相手を間違えたようだ。
んじゃまぁ牛を売ってくれそうな所を探すとするかぁ。

近隣の村を廻ってみたが何処も寒い状況なのは変わらないようだ。
順に村を廻り、イスミララ城の傍まで来るとカーギット軍とノルド軍の戦いに遭遇した。
数はどちらも50人程だ。丁度イライラしてたしノルドに協力してカーギットを叩いておこうか。
「新兵が多い事を
ノルド軍を見捨てる訳には行かない!野郎共、行くぞ!
これでカーギット側は倍の戦力を相手にする事になった。
幾ら弓騎兵がいるとは言え相手ではない。



一方的な戦いの後、ノルドのなんたら卿から礼を言われたがそれよりも牛だ。
イスミララの村でも牛を買う事が出来なかった。
バゼクの村も覗いてみようか。

村に付いた頃には夜になっていた。村長に断って一晩宿でも借りるか・・・
明かりを頼りに進もうとした所で山賊の襲撃を受けた。
くっそう、何処でもいやがるなこいつら!


山賊は4人、弓で数を減らそうとしたがあっという間に囲まれた袋叩きにされてしまった。
気が付くと2,000デナル程入っていた財布が無くなっていた。
殺されなかっただけマシだが、踏んだりけったりとはこの事だ。
村の連中は何をしていやがる!

怒鳴り込もうと思ったがアルティメネールに止められた。
文句の一つ位言っても良いじゃないかよ!
「レザリット殿では有りませんが、鍛錬が足りないのでは有りませんか?
それとヴァリシン卿の使者が来ております。」
ヴァリシン卿?
「はい、何やら頼み事が有るとか。」
振り上げた拳の行き先が無くなったが
先ずはそのヴァリシン卿とやらに会ってみようか。
ヴァリシン卿の一行はバゼク村の直ぐ傍にいた。
確か初めて会う筈なんだが一体何だろう?

「そなたの助けが是非とも必要なのだ。
ハヌーンのヴァルケスなる者が我が家臣を殺めて逃走しておる。
野放しにはしておけぬゆえ、300デナルの賞金を掛け
行方を捜しておったのだがメキンの村に逃げ込み
親族に匿われておると言う情報を手に入れた。
この悪漢に正統な裁きを下したいのだ。そなたは腕が立つと聞き及んでおる。
是非とも頼めないであろうか?」
何処でどう話が伝わったのか知らないが凄腕の殺し屋とでも思われているんだろうか?
あの、そう言うのは村の領主さんと話をして然るべき手続きを
「その悪漢を倒してくれれば賞金はそっくりそなたに与えよう。」
仰せの通り、その悪漢を探し出して裁きを下しましょう。ええ、お任せ下さい!

「ではよろしく頼む。」
依頼が舞い込むのは良い事なのかどうなのか・・・
地図で確認するとメキンの村はノルドとの国境に近い。ここからだと大分遠出になる。
まぁ、牛を探しついでに寄ってみようかね。でも確か、賞金は300デナルと言ってたような?

迂闊!また安い仕事を押し付けられたか!?

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