Two Worlds日記53 Prove your loyalty

アチコチ走り回った結果、やっとEbratに会う事が出来るようになった。
未だ見ぬ未来の王国の支配者に謁見出来るのだ。
仕官を夢見るような者なら手に汗を握ると言うのは
こういう場面を言うのでは無かろうか?
実際は盗みとか面倒臭いんでCahalの依頼の達成、
Ebrat殺害の為に乗り込んで来た訳なのだが。

砦の中は特に豪華絢爛と言う訳でも無い。
その辺の一軒家と大して変わらない。
暗殺者に襲われてTharbakinにいられなくなって
ここに逃げて来た訳だから実用性の方を取ったという事だろう。
砦内の一番大きな家の扉を潜った。
中には逞しい体格の男が一人。コイツがEbratか?

「おまえがSanoの言っていた傭兵か?よく来た。
普段ならこうやって顔を合わす様な事は無いのだろうが
今は事情が事情だ。おまえは何故私が会おうと思ったのか判るか?」
自己紹介も無くいきなり本題ですか。
Ebrat Skelden。Thalmontの支配者にして次の王様候補。
Karga一族を無事片付けていさえすれば将来はバラ色だったんだろうが
今は暗殺者を自ら呼び込んでしまった間抜けという訳だ。
「説明しないと判らないとでも言う積りか?」
あ、すんません。ちょっと考え事を。
ええと反逆者であるKarga一族へ対する何か手を撃つ為ですかねぇ?
「そうだ。私はここに赴任して以来、5年間反逆者共を追って来た。
しかしヤツラは悉く包囲を掻い潜り未だに捕らえる事が出来ない。
あの蛮族共は一帯の村々を手なずけておるのだ。」


そりゃ元からいた支配者を難癖付けて追い出した挙句
重税を課すような領主を慕うようなヤツはいないわな。
あの、外の兵士達はじきに反乱軍は片付くぞって感じで
大分威勢が良かったんですがそうでも無いんですかね?
「ここに詰めておるような者達は実際の反乱軍の事を理解していない。」
ふむ、でも反乱軍つったって兵隊を動かしてキャンプなりアジトなりを
攻撃して順に潰して行けば遠からず連中は壊滅するんじゃないんですかね?
「キャンプ一つを攻撃しようにも兵共が辿り着く頃には
もぬけの空になっている。まともに動こうといている所を
農民の一人でも見つかればたちまち反逆者共に連絡が入り
ヤツラは姿を晦ましてしまうのだ。」

はぁ、そりゃ大変ですな。んじゃ反乱軍に強力してる連中を
先に掴まえないといけないって事ですかね。
「全ての村々を抑える事など出来る筈も無い。
神出鬼没の反乱軍の相手をするだけでお手上げになりそうだ。」
あの、大変そうなのは判ったんですけど
そんな事をペラペラ喋って大丈夫なんすかね?
なにかこの状況をひっくり返す手が有ってそれを手伝えと言うのか、
それとも生かして返す積りは無いとか?
「我々はCovengor村からの輸送隊に紛れ込んでいたスパイを一人捕まえたのだよ。」
そのスパイを尋問しろとでも?
自分はちょっと役に立てそうに無いんですが。

「このスパイを利用する方法が有るのだが我々が直接動くことが出来ないのだ。
そこでオマエにこの仕事を依頼したい。」
依頼したいってのは良いんですが肝心の中身が判らん事には
返事のしようが無いんですが。
「捕まえたスパイは女だったのだがこれが中々口を割らん。
しかしその女の名前と村に夫がいると言う事は判った。
オマエに頼みたい事とはCovengor村へ行き、女スパイの夫と会う事だ。」
行くのは別に構わんですが自分が行った所でそのスパイの旦那が強力するとは
ちょっと考えにくいんじゃ無いっすかね?
「我々が行ったのでは目立ち過ぎる上に何が起こっているかは
周知の事実となってしまうだろう。
オマエのような余所者にこそ向いている仕事だ。」
いや、ですから。
「おまえは村へ行きスパイの夫と会う。目だ立つようにな。
そして我々への強力を取り付けろ。
拒めば女がどうなるかは説明せずとも判るだろうからな。」

・・・なんとまぁ、せこ過ぎて返って清清しい程だな。
村へ行って旦那を協力させて反乱軍の情報を引き出そうって訳ですか。
「最近になって反乱軍が重要な書類をここから盗み出したと言う
事実を確認した。早急に手を打たねばならないのだ。」
尻に火が付きかけたんで形振りかまっちゃいられないって事か。
判りました。取り合えずその女スパイってのには会っても良いんですかね?
旦那に何か聞かれても何も答えれないんじゃ話も出来ない。

「女は向かいの倉庫に閉じ込めてある。会って話をして行けば良いだろう。
いいか?失敗は許さんぞ?事が旨く運べば十分な報酬を与えよう。
だが、失敗したら、判っているな?」
考えてみれば長々と話なんかせずにいきなり切り付けても良かったんだよなと
気付いたのはEbratと分かれてからだった。
いいか、どうせついでだしその捕まったって言う
間抜けなスパイの顔でも見ておくか。

倉庫の前にはまたご丁寧に見張りがいたが話が通っているのか
引き止められる事はなかった。

「よう、あの女スパイに会うんだったら噛み付かれ無いように用心しろよ?
笑えばいい女なんだろうが噛み付かれるとやたらと痛いからな。」
女を捕まえたからって手を出そうとして噛み付かれでもしたか?
忠告をしてくれた見張りに軽く手を上げて倉庫に入った。

「話す事なんか何も無いって言ったでしょう!出て行け!」
倉庫は俄か作りの牢屋になっていた。
中には女が一人。えらい剣幕だ。こいつが捕まったって言うスパイか。
「アンタ聞いてるの?話す事なんか何にも無いって言ってるの。出て行け!」
やぁ、こんちは。あんたはCovengor村から来たんだって?
「出て行けって言ってるでしょう!」


いかんな、こりゃ話にならん。
えーと、ここから出してやるって言ったらアンタどうする?
「出て行けって・・・アンタ何言ってるの?」
いや、言ったまんまの意味だが。
「は!そんな事言われて信じろって?
いいわ。じゃぁ、アンタの後ろの棚に牢屋のカギが有るわ。
開けてくれたら逃げ出すけどいいの?出来もしない事を言わないでよ!」


言われて後ろを見ればカギが有った。探す手間が省けたよ。
カギを拾って牢屋の扉を開けた。逃げ出すと言っていた女はいきなりな
展開にポカンとしている。
どうした?逃げるんじゃなかったのか?
「からかってるとばかり思ってたのに。アンタ何考えてるの?」

いや、油断させて話を聞くだけ聞いて
もう一度アンタを牢に閉じ込める事も出来るぜ?
女は少し考えてから口を開いた。
「いいわ。アンタはここの連中じゃ無さそうだし
カギを開けてくれたのは事実だしね。何を話せば良いのかしら?」
あー、なんて言うか今となっちゃどうでも良い事なんだが
アンタはここを探って何か判ったのかい?
「ここの連中は王様に反乱を起そうとしているのよ。
その為に金を貯めこんで金で買える連中を巻き込もうとしているの。
証拠の書類を持ち出そうとした所で捕まっちゃったのよ。
ほう、こりゃいい加減驚くのも面倒になってきたが
またとんでもない話だな。
やっぱEbratには退場して貰うしか無さそうだ。
ええと、それでアンタの事なんだが。一人で逃げられるか?
こっちはちょっと済まさなきゃいけない用が有ってね。
「私は大丈夫よ。ネズミ野郎は私を殺さなかった事を
後悔するでしょうね。いい気味だわ!」

とは言え兵士が詰めている中に女一人で放り出すのもちょっと気が引ける
先に外を片付けておこうか。
片をつけるべくEbratの家を覗いたがご本人の姿が見えない。

ありゃ?逃げたか?と思ったら門の所でEbratを見つけた。
先程とは違ってかんかんに怒っているようだ。

「お前には失望させられたよ。お前は一体何をしにココに来たんだ?
女を開放して自分も逃げる積りだったのか?」
ありゃ、話は全部聞かれてましたか。手間が省けて丁度良いかもしれん。
いやのですね、やっぱスパイと言っても手を上げるのはどうかなーと
思いまして。開放してあげればすっきりするかなぁと。
「誰から雇われた?反乱軍から金を貰ったのか?この裏切り者め!」
えー?なんにも報酬なんざ貰っちゃいませんぜ?
むしろこれから貰いに行こうと思ってる所でして。


「反乱軍に加担して英雄にでもなる積りだったのか?
忠誠とはどう言った物なのかお前は全く理解できないようだな?」
いやー、そんな都合の良い忠誠とかちょっと勘弁して欲しいなぁと。
大体嫁さんを人質にして旦那を裏切らせるとかそれで忠誠って言われましても。
「お前は致命的な間違いを犯した!
私はCathalonで最高の剣士達と訓練を積んで来たのだ!
お前は逃げられるとでも思っているのか!?」

逃げようなんてこれっぽっちも思ってないんでご安心を。
アンタを片付けないと報酬もいただけませんし。
襲い掛かってきたEbrat達と斬り合いになった。
こっちはあちこち行ったり来たりで鬱憤が貯まってるんだよ!覚悟しやがれ!




Cathalon最高の剣士と訓練を積んだと言う割には
Ebratは簡単に倒れた。おいおい、Brumhill村のオークの方が
よっぽど手強かったぞ?
あっけなくCahalの依頼は終わった。
散々Thalmont中を引っ掻き回した未来の支配者が
何を計画していたのか知らないがこれでご破算となってしまった。

さて、これでKargaのキャンプに戻ればやっと
Relicを手に入れる事が出来る訳ですか。

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