Mount&Blade日記29


ロドックの版図は遂に消滅した。スワディア王国は大陸の半分を領土として持つ
一大王国へと成長を遂げた訳だ。
今や国王と肩を並べる名声を得て、領地の収入だけで部隊を養えるようになった。
1商人として盗賊とやりあっていた頃を思い返せば遠くに来たものである。
が、心は晴れない。戦う相手がいなくなる寂しさしか感じない。
ふぅ、さて今生の別れにグラヴェス王に挨拶に行ってみるか。

ジェルカラの地下牢に足を運ぶ。欠伸をしていた門番はいきなり現れた領主に驚いて
慌てて門を開けた。うむ、ご苦労。


牢の中には捕らえたロドックの諸侯が所在無げに佇んでいる。これからの運命を考えれば
気も重くなろうが、こちらとしては知った事ではない。
グラヴェス王は・・あ、いたいた。どうもこんにちは。ロドックの最後の城は先日陥落いたしました。
カルラディア大陸よりアナタの領土は消滅した訳です。

ハルラウス王がどのように采配を振るわれるかは神のみぞ知る所でありましょうが
覚悟はよろしいか?
グラヴェス王は怒り出す訳でもなく語り始めた。


「一つ教えてやろう。町の富豪どもは我らの古の自由について長々とぶちあげるが、
王として選ぶのは奴らの別荘に侍り極上のワインを啜っては
税の取立てを見逃すと約する貴族と決まっておる。
富豪どもが気にかける自由とは、肥え太る自由よ。その一方で、我らが民は草原で眠り、
バターもつけず堅いパンと塩干しの魚で粗末な食事をとり、
行く手の村で火の手があがっていないか眼をこらし、
交易路を保つため血を流しておるのだ。つまりだ、仮にカーギットに射られた矢傷や、
スワディアに斬られた刀傷のある商人がおるとすれば、
その者の意見こそ、耳に入れるにふさわしいのだ。」
ロドックの成り立ちを思い出せば含蓄の有る話ではある。
誰に聞いたのかも覚えてはいないが評議会を中心に共和制を行っていたロドックは
結局支配者を必要としロドックの王家が作られた。
支配を嫌った筈の者達が今度は支配者の側に廻ったと言えばなんとも皮肉な話だ。
いかんな、こういう話はもっと以前に書くべきだったのかもしれない。
諸侯は必要とされれば他所の国に勝手に召抱えられるだろう。何処に行こうが興味は無い。
問題はグラヴェス王の今後だが、、まぁ、自分が考えてもどうにもならんか。
ハルラウス王が決めてくれるだろうさ。
領土をすべて無くしたと言っても敗残兵は未だに国内をうろついている。
これを片付けねば本当にロドックを併呑したとは言えない。
しかし、肝心の敗残兵と言うか生き残りの諸侯は何処にいるんだろう?

当ても無くうろついている所にマラス城が包囲されたとの一報が入った。
現在スワディアはロドックとしか戦争をしていない。
となれば当然ロドックが攻めて来た訳だ。うっしゃ、これが最後の戦いか?
思い残す事無く暴れさせてもらおう。

マラス城に到着すると丁度城の包囲が始まった所で攻め手はフドレイム卿以下180名程だ。
これで全部か?おそらく残った戦力で一番手薄な城を攻めに来たんだろうが、、
気の毒だがこれが最後だ。往生しやがれ!



歴戦を重ねたハスカールの部隊にロドック軍の生き残りが適う筈も無く
戦いは一方的な殺戮で終わった。
あー、終わっちゃったか。。
ロドックが今度こそ滅亡した。カーギットとの戦いに横槍さえ入れなければ
滅亡の憂き目に会わずに済んだだろうに。

これで、スワディアに平和が訪れた事になる。
未だに大陸は戦乱の中にあるがスワディアだけは今の所戦う相手がいない。
まだ戦おうと思えば誰かを嗾けて戦争を続ける事もできるかも知れないが
自ら戦争を呼び込む必要も無いだろう。この辺が潮時だろうか?


あなたの財布は底なしではない。それに気づくのがちょっと遅すぎたようだ。
少しの貯めた金もすぐに使い果たしてしまい、あなたは一文無しの浮浪者として
宿屋を回って歩き、誰も真に受けないような合戦の話をしては酔客たちから
ビールをせしめて暮らしたのだった。

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