Fallout3日記62

コイツがAllistair Tenpennyか。どういう人物なのか想像は余りしていなかったが
壮年の男かと思ったら爺さんだったか。Dukovの話からすれば不穏な人物なんだろうが
ぱっと見た目には只の爺様だ。

「警備の者には許可無く誰も部屋に入れるなと常々言っておるのだが、
余り役には立っていないだな、、まぁいい。なんの用かな?」
いきなりの侵入者に対して驚いている様子も無い。人を呼ばれればマズイ事になるのは
コッチだから都合はいいか。さて、どうしてくれよう?
口を開こうとした所で椅子を勧められた。勢いを削ぐのが上手いのか
単に気が廻らなかったのか・・どっちだ?
「さて、一杯薦めたい所だが、グラスは一つしかない。誰かに持って越させた方がいいかな?」

いや、それには及ばない、聞きたい事が有るだけなんだ。もったいぶってもしょうがない。
TenpennyにCrowleyの依頼の話を簡単に説明した。
無理やり奪うのは趣味じゃないんでカギを持っているなら渡して欲しい。
ついでに事の起こりを教えて欲しい。なんでまたそんなに恨みを買うハメになったんだ?
話を聞き終えたTenpennyは首を傾げた。
「スマンが何の事だかさっぱりだな。そのCrowleyと言う名前にも聞き覚えがない。」
友好的に貰う物を貰えれば何も問題は無いのだが、残念な事に協力は得られないようだ。
立ち上がろうとした所を絶妙なタイミングで遮られた。

「Crowleyと言う者には覚えは無いがFort Constantineに向かわせた傭兵達の事は
覚えておるよ。目的の物は手に入らなかったがあそこに何が有るのかは判った。
話を聞く分にはそのCrowleyとやらはその時の傭兵達の一人だったのかしれんな。
ワシは金で動く傭兵は嫌いじゃない。
彼らは仕事をこなす。コチラは仕事に対して報酬を払う。実に単純明快だ。
Fort Constantineから戻って来た連中の人数が行きと帰りとで
違っていたとしてそれが私の責任になるのかね?
報酬を払わずに恨まれるならまだ判るが。」
ふむ、それもそうだ。じゃぁアンタはカギは持っていないし
恨みを買う覚えも無いって事か?

「グールに襲われて傭兵達は被害を受けたそうだが、恨むならそのCrowleyとやらを
見捨てた者達が恨まれるのが筋では無いかね?
彼らの報告は確かに聞いたがカギ等は預かっておらん。」
この爺様についてはCrowleyの逆恨みって事か・・?
それにしちゃCrowleyはご執心のようだった気がするが。まぁ、いいか。
んじゃこの話はココまで。実はもう一つ話が有るんだ。
Roy Phillips達グールがタワーに住みたがっている事、
今の住民達は概ねグールとの共存に否定的じゃ無いことを説明した。
アゴを撫でながら話を聞いていたTenpennyの返事は実に軽い物だった。
「ワシは別に構わんよ。何を驚いてる?いい加減なラジオ放送でも鵜呑みにしていたのか?
まぁ勿論条件は有る。金を払う事、これは最低条件だ。これについては説明の必要は無いな?
後は話しに出ていた反対派、コレを説得出来るなら受け入れよう。
うむ、実に簡単だ。」
物分りが良すぎて怖い位だがそれなら話は早い。
ここに登ってくる前に反対派は説き伏せてある。ここに賛成派のリストと
反対派のリストが有る。グールと一緒に住む位ならココを出て行くと言う者もいるが
全体を見れば極少数だな。後はそっちで判断してくれ。
渡したリストを大して興味も無さそうに見たTenpennyはあっさりとうなずいた。
「よろしい。ではグールを受け入れよう。ただしここの所有者が誰なのかは
ハッキリとさせておく。お行儀良く出来ない者はその都度叩き出すから覚えておいてくれ。」
懐が広いのか余裕の有る所を見せたいのか判らないが話はあっさりと終わってしまった。
じゃぁ、Roy Phillipsの所に顔を出してきますよ。
爺さんをテラスに残し1階に下りると何故かGustavoが受付に座っていた。

「警備の者を言いくるめてTenpennyの部屋に入ったそうだな。
叱るだけで済めば良いんだが、、まぁそれは良い。
それで、Roy Phillipsを片付ける話はどうなった?大体・・」
あぁ、コレから行く所だ。教育はちゃんとしておいた方が良いと思うぜ?
まだ言い足りなさそうなGustavoを無視してタワーを出た。
「毎度の事だが何考えてる?あの爺さんが鍵を持ってないなんてどうして判るんだ。」

ずっと黙っていたJerichoがやっと口を開いた。出てくるのは文句だけだが。
まぁ、聞けよjericho、カギは多分今持ってるので全部だ。
Crowleyは他の3人は証拠を持って来いと言ったけどTenpennyだけは
証拠を持って来いと言わなかった。多分、そう言うことさ。
それともやっちまって鍵を漁った方が良かったか?
「その方が早かったかも知れんぞ?どういう風に誤魔化す積りなのか知らんが
Crowleyの所に戻ってから証拠が足りないってのは御免だぜ。」
その時はその時さ、さぁ、Roy Phillipsの所へ行こう。
Gustavoの話ではRoyは近くの地下鉄を根城にしているらしい。


ポツポツと襲ってくるフェラル・グールを片付け先へ進む。
どの位進んだのかターミナルが見えてきた所で上から声を掛けられた。
「武器を下げろ。人間がこんな所に何のようだ!?」

声のした方を見上げるとマシンガンを持ったグールがコチラを威嚇している。Royの仲間か?
「何をしに来たんだ?返答次第じゃ只じゃ済まんぞ?」
あー、いやホラ、Royに話をしに来たんですよ。タワーの件で。
両手を上げて見せてからタワーでの一連の話を説明する。

「その話、本当か?今まで散々もめてたってのににわかに信じらねぇ。
オマエGustavoから金を貰って俺達を騙まし討ちにしようってんじゃ無いだろうな?」
ムリに信じて貰わなくても良いし、これからも埒の明かない小競り合いをしたいってんなら
自分はこのまま帰るだけだ。コッチは全然困らない。
背中を向けて帰ろうとすると男は慌てて呼び止めてきた。
「判った、判ったよ。案内するから付いて来い。言っておくが妙な気は起こすなよ?」
あっさりと折れた見張りの後について更に先へと進む。
曲がりくねった地下通路を大分歩いた所で男は足を止めた。
「奥にRoyがいる。アンタの話が本当ならヤツも喜ぶだろう。
先に行ってくれ。それと何度でも言うが妙な気は起こすなよ?
コッチは何時でも撃てるんだからな?」
心配し過ぎだよ。良い話を持ってきたんだ、素直に喜んでくれたって良いじゃないか?
部屋に入るとRoyがいた。なにやらブツブツと言っているが聞き取れない。
こんちは、タワーの件で話が有って来たんですがちょっと良いですかね?
「あぁ?なんだオマエは?確かタワーのいたやつだな。なにしに来た?」

Tenpennyからアンタに伝えてくれって言われたんだ。一緒に住んでも良いって。
だが、口から出てきた言葉は違う物だった。
Gustavoからアンタを始末してくれって頼まれて来たんだ。
グールをタワーに住ませる訳にはいかないんだとよ。
一瞬だけ固まったRoyが口を開いた。
「ほほう、、面白いじゃねえか。オマエ、Gustavoから幾ら貰ったんだ?」
いやいや、ちょっとした冗談だよ。Tenpennyはアンタを受け入れても良いって言ってるんだ。
そう言おうとしたが何時の間にかショットガンを構えていた。

Royは目の前だ。この距離では外しようが無い。
至近距離から2発の弾を喰らったRoyは吹っ飛んで動かなくなった。
周囲の悲鳴と怒声、何をやってやがる!大声をあげるJericho。
気が付けばグール達は全員床に転がっていた。
「オマエ、、最初からその積りでココに来たのか?」

Roy以外を全員片付けたJerichoが聞いてきた。撃つ前に聞けよ。
いや、あれ?Tenpennyと話をした通り、タワーで一緒に住めるんだって
説明しに来た筈なんだがなぁ・・
「何処でそんな話をしたよ?Gustavoから言われて来たんだって言ってその場で
ショットガンの弾を撃ち込んだじゃねえか。一体全体何を考えていやがる!?」
すまん、何も考えてなかったかもしれん。Royの顔を見た瞬間銃を抜いてしまってたんだ。
自分でも何がなんだか判らない。こっちが聞きたい位だわ。
なんか知らんけどここで片付けないと大変な事になっちまうような気がしたんだ。
「・・・勘弁してくれよ。」
やってしまった物は仕方が無い。さっさと帰ろう。
文句を言い続けるJerichoをなだめてタワーに戻って来た
時間は掛けなかった積りだが何時の間にか夜が明けていた。
地下での惨劇なんかここに戻ると嘘のようだ。
Gustavoは、、まだ受付やってるのか。


「早かったな。片付いたのか?」
あぁ、済んだよ。もうアンタに面倒かけたヤツは静かになった。
説明は別に要らないよな?
「結構だ。さぁ、報酬の500capだ、受け取れ。これで用は無いな?」
そうだな、さっさと、、そうだ。もう一度Tenpennyと話をしたいんだが良いかな?
事の結末を報告したいんだ。
タワーを去る気だったが気が変わった。最上階へ向かう。
Tenpennyはまたテラスにいた。報告をしてもTenpennyはそれほど驚く様子は見せ無かった。
爺様にとってはどうでもいい話だったのかもしれない。

所で、アンタはCrowleyは知らないって言ってたけどさ、
Burkeってヤツの事は覚えているかい?
「あぁ、Megatonから結局戻って来なかったな。それまでの男だったのかもしれん。」
じゃぁ、この銃には見覚えは?
消音機付きの10mmピストルをTenpennyに見せた。
「それがどうしたのかね?」
判らなければ判らないで良いんですが、ちょっと説明するとですね、
この銃はBurkeの形見なんです。
首を捻っていたTenpennyが意味を理解したのか椅子から腰を浮かしかけた。
ご心配無く、撃つ気は無いですから。
意味が判らないとお手上げのポーズを取るJerichoを引きずってテラスを出た。

さぁ、これで依頼は全部済んだ筈だ。Crowleyの所に戻ろう。

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Fallout3日記62」への2件のフィードバック

  1. shiban_ifrit

    そうきましたか!読み終えた後「衝撃のラスト15分を見逃すな!」なんていうよくある映画のTVCMのようなフレーズが脳裏を過ぎりました(^^;このクエスト、交渉人を気取っていた自分の1stキャラでは最も後悔したクエストでした・・・何やってやがると言いながらRoy以外を瞬殺したジェリコがなにげにツボでした(笑)

    返信
  2. starjes205

    shiban_ifritさん、こんばんは。共存を択ぶとちょっときつい結末を迎えちゃうんですよね。ロイとテンペニーの両方を片付けようと最初は思っていたんですがなんとなくバークの事を思い出したのでこういう落ちになりました。共存ルートを最後までやっても良かったかな?とちょっと後悔したり。次はマラソンですw

    返信

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